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■歩き歩きブタ星人鬼ごっこ   詳細トップ ■ツーパワー・スリーパワー






 

 ■ 少子化時代には鬼の増える鬼ごっこが良い

 鬼ごっこには鬼がどんどん変わっていく鬼ごっこと、鬼が増えて最後はみんな鬼になるものがある。少子化時代には鬼が増えて最後はみんなが鬼になるような鬼ごっこが良いのではと私は考えている。鬼が変わる場合は一人の子どもがいつまでも鬼役をやらせられ、いじめの対象にされたように感じられることもあるからである。また鬼役の子どもが塾や習い事で帰ると遊びが継続しなくなるのである。手つなぎ鬼やブタ星人鬼は鬼が多いので鬼役が一人二人帰っても問題がない。いつも元気な子どもはなかなか鬼にならないので逃げて回って多くの運動量を保証できる。内気な子どもや運動をそんなに好きな子どもも鬼になってから適当に休みながらも役割があるので、運動量を保証できる。

      歩き歩きブタ星人鬼ごっこ
 人数  10人〜50人位
 ルール 最初にブタ星人鬼を決める。ブタ星人になった鬼は「ブタ星人ブー」と言ってからみんなをタッチして捕まえる。「ブタ星人ブー」というのはしても良いし、しなくても良い。児童館・児童クラブでオリジナルのものを作るのも良い。
 ブタ星人は星人だから普通に歩いて捕まえることができる。逃げるほうは止まらないで歩き続けて逃げる。ブタ星人に捕まった人はひざをつき、両手をついてブタとなる。ブタになった人はブタのかっこうのままで人間にタッチする。ブタ星人及びブタにタッチされるとみんなブタになる。みんながブタになったら、また新たにブタ星人を指名して、最初から始める。

 ブタ星人鬼ごっこはブタ星人の地球制服というドラマで行っている。ブタになった人は「ブーブー」言いながらほかの人を捕まえる。群れ遊びを好む小学生低学年の子どもはみんなが最後に一緒になるのを好むものである。また時間的には早いときで5分くらいでみんなブタになってしまう。何回もブタ星人を指名して繰り返すが、ブタ星人になりたがる子どもが多い。飽きないのもこの時期の子どもの特徴である。
             

     歩き歩きブタ星人からブタ星人鬼ごっこへ
 歩き歩きブタ星人ができるようになったら、走っても良いブタ星人ごっこの発展させる。ブタの上を跳び越していく子どもが出るなど瞬発力・巧緻性なども高める遊びへと発展する。危険のないように遊びのルールーを守らせる声かけが必要である。とくに最近の子どもは「わざとでない」とぶつかっても居直ることがある。歩きから走りへ変化させることによりどのような危険性が生じるかを最初にしっかりと確認し、わざとでなくても、結果的に他人を傷つけてはいけないことを教える必要があると私は思う。

     走ると歩くの違い
 走ると歩くの違いは実は左右どちらかの足が常に地面がついていることが歩くである。一瞬でも両足が地面から離れるのが走るである。走る中には『飛ぶ』があるのである。私の田舎では「急いで走って来い」ということを「飛んで来い」と言っている。子どもに「飛んで来い」といったら「私は飛べません」と言われてしまいました。でも「飛んで来い」てなかなか良い言い方だと私は思うのですが。

     ブタ星人鬼の変形
 狭いところなら「ヘビ星人鬼」広いところなら「カニ星人鬼」「ウサギ星人鬼」「カメ星人鬼」などいろいろな星人鬼ができそうです。子どもたちと工夫してみませんか。



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