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グリーンピースまいりましたジャンケン遊び(2003年5月15日)
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    ジャンケン遊びは楽しい  ファイブパワージャンケン   小さな畑を耕して

  ジャンケン遊びを進化させよう

 遊び学の遊邑舎で(http://homepage3.nifty.com/yuuyuu-sya/)で「グリン・チリン・パリン」のジャンケン遊びを見つけた。ジャンケンポンをし、勝ったほうが勝ったジャンケンで(グーで勝ったなら)「グリン・チリンパリン」とか「グリン・チリン・チリン」「グリン・パリン・チリン」と言い、負けたほうが3回目に一緒に「グリン」「チリン」「パリン」と同じものを出したら負けというものである。違うものを出したときはまたジャンケンを続ける。これは面白いと思った。昔の軍艦・戦争大砲といったジャンケン遊びの現代版である。
 新潟医療福祉専門学校の授業で「グリン・チリン・パリン」をやろうとしたらみんな知っているという。でもやり方がちょっと違った。

 「グリーンピース」と言ってジャンケンをし、アイコになったら先に「ドン」といったら勝ちというものである。最初に「グリーンピース」でアイコでない場合は勝ったほうが勝ったジャンケンで(仮にチョキなら)「チリン・パリン・グリン」と言い、相手者最後を一緒に出し、アイコになったら「ドン」と先に言ったほうが勝ちになる。アイコにならないときはジャンケンで勝ったほうが(仮にパーとグーなら)「パリン・チリン・チリン」といった具合に続くものである。

 この遊びをもう少し面白いものに進化させようと私は考えた。ジャンケンブルドッグにしようかとも思ったが、最近の主張アンダースタンド(下側に立つ)を普及させたいことから、グリンピースごめんなさいジャンケンにした。

  グリーンピースまいりましたジャンケン遊び

 二人一組になり「グリーンピース」でジャンケンをする。最初がアイコならもう一度「グリーンピース」とジャンケンをしなおす。グーとチョキでグーが勝ったなら勝った方は「グリン・グリン・チリン」とジャンケンを出す。相手も3回目に「グリン」か「チリン」か「パリン」を出す。同じものにならなかったら、引き続き3回目のジャンケンで勝ったほうが「チリン・パリン・グリン」等と続ける。3回目に同じものを出してしまったほうが負けとなる。
 
 負けたほうは膝立ちとなり、「グリーンピース」と続ける。今度は相手が負けたとしたら、相手も膝立ちとなる。膝立ちで負けたら正座をして「まいりました」ということで勝負はついたことになる。また相手を替えていろいろな人と戦ってみる。偶然で勝つことが多く、その結果相手よりも偉くなれて気になるのが楽しい。同時に負けると相手よりも低くなり、大人も子どもよりも小さくなる。このことで子どもの下側に立つことができる。(アンダースタンド)

 勝負が付いた後は次の相手に移る前に「グリーンピース」と握手をして分かれましょう。ジャンケン遊びと共にスキンシップを大事にすることが私は大切と思います。

  

 グリーンピースドン

 2003年5月15日上記のグリーンピース参りましたジャンケン遊びをしました。そしたら高校生の女の子が私達はこうやるよと教えてくれたのがグリーンピースドンです。
 グリーンピースでジャンケンをします。アイコならすぐにドンといいます。先にドンといったほうが勝ちです。アイコでない場合は勝った方がチリン・グリン・パリンと言って相手も3回目で何かを出します。同じパリンだったらドンと先に言ったほうが勝ちです。仮にパリンに対してチリンがでたら、勝ったチョキを出したほうがチリン・パリン・パリンというように続けていきます。同じジャンケンが出るまで続けます。同じものがでたら、ドンと先に言ったほうが勝ちです。
 小学校の1年生をやっていたら、チリンがチョリンになったりしました。自由に変化させていくのも楽しいものです。

 グリーンピースブルドッグジャンケン

 グリーンピースジャンケンを怖くしたものが、ブルドッグジャンケンへの変容です。
 グリーンピースでジャンケンをします。アイコならもう一回グリーンピースとやります。(子どもはグーチョキパーの順序で出すことがあるので、アイコが続くこともよくあります。)勝ったほうがチリン・グリン・パリンとやります。相手がアイコを出したら、出させたほうの勝ちとなり、左手で相手の右ほほをつまみます。その格好でもう一回グリーンピースをします。今度相手が勝ったら相手はこっちの右ほほをつまみます。そのままグリーンピースをします。勝ったほうが右手で左ほほをつまみ、引っ張りながらブルドッグとやれば終わりとなります。2回連続で負けると一方的にほほをつまれてブルドッグをやられることになります。

 遊びは伝え変化させるもの

 遊びは子どものニーズや社会の状況などでどんどん変化させることが大事だと思います。グリン・チリン・パリンも本当は軍艦・大砲・戦争といったジャンケン遊びだったようです。その訛りを残したグリン・チリン・パリンよりはグリーンピースのほうがピース(平和)で良いかなと思います。グリーンピースにもう一つ立ち膝をし、また負けたら座ってまいりましたを付け加えることで変化をさせたり、ブルドッグを入れて多様化してみたものです。皆さんもいろいろやってみませんか。

 
                 
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