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よく聞いてみるとよくわかる子どもの話 詳細トップ■ツーパワー・スリーパワー





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 子どもの話ってよくわからないことがあります。
 『先生。この縄跳び短い。』小学校1年生のともちゃんが言いに来ました。でも小学校1年生のともちゃんには市販の縄跳びは長すぎるのす。 
 『短くないよ。長すぎるでしょ。』 『短い。短い。』 『そんなことないでしょ。』 『だって短いんだもん。』
話の結末は縄跳びに対して、自分の身長が短すぎるからなんとかして欲しいということでした。


 子どもの話はたしかによく聞いてみると、すばらしい発見ができることがあります。大人は縄跳びに対し、自分の身長が短いとは考えません。でも身長が短いという発想はなかなかポイントをついていると思うのです。草取りをしていてすぐに『草取りはつまらない』とプッツンしてやめる人が多くなっています。発想を変えて草取りがつまらないのではなく、つまらないと感じる自分がつまらないと思うと、楽しく草取りができるように自己変革ができる可能性があります。勉強も一緒です。数学が私は苦手・私はダメという人がいます。私がダメなのではなく、ダメなのは数学の学び方か教えられ方がダメだったのです。学び方・教わり方を変えれば、数学も得意になるのです。


 小学校1年生のともちゃんのように自分を変容できる対象と考える発想に学びたいと私は思います。

                                   2002年6月4日



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