tomoyanの遊びを考える HOMEへ戻る
 

やっこさんユニットでグループワークをしよう 詳細トップ

折り紙





 

  やっこさんユニットは簡単に作れる。保育園の年中児童でもできる折紙です。

 ユニット折紙は異年齢・異世代を相手にする児童館・児童クラブでぜひ取り入れたい折紙遊びです。単体のユニットはだれでも作れるものが多い。でも組み合わせると能力に応じていろいろな方向に発展できるのが良い。やっこさんユニットはぜひやってみる価値があります。
     
 代業的なやっこさんユニットは6枚を組み合わせたものです。接着材・ホチキス・セロテープなどでなどで留めて作ります。ボール遊びにもなります。飾りにしておくこともあります。

   ユニットの作り方
  
 座布団折りにする。                  ひっくり返したまた座布団折りにする

  
 またひっくり返して座布団折り          やっこさんに開く
  
 三角に折る                  四つの隅を折りこむ。ユニットにより反対に折る

 このユニットを6枚組み合わせると上の写真のボールが出来上がる。


 このユニットの作り方を教えた後は5人から7人くらいでグループを作ります。50人の人がいるのなら6から7グループができます。みんなで考えてグループワークとしてやっこさんユニット作りをします。仲間はずれを許さない・みんなで一緒に考えて行うなどのグループワークの手法をきちんと取り入れることが大切です。やっこさんユニットを作ることが目的ではなく、やっこさんユニットを作ることで仲間作りが図られることが大切です。
 
 児童厚生員・保育士を養成する専門学校での様子をデジカメで撮ってみました。
 

  

  

  

  

  
 やっこさんユニットを作っているとみんなが次第に仲良しになっていきます。作りながら友達のこと学校のことなどワイワイガヤガヤ始まります。この話が楽しいのです。話しながら本音ができてきます。
 子どもたちの場合は遊びとケンカが一緒ですから、トラブルこともよくあります。そこでうまくワーカーが関与してあげることが大切です。「トムとジェリーなかよくケンカしな」といった感じでサポートしてあげます。またケースワークの必要な子どもはうまい具合にこのグループの中に入れてあげましょう。ケースワークとグループワークは児童館・児童クラブにおいては一緒のことなのです。個別援助を必要な子どもを入れてあげることのできないグループ遊びはグループワークではありません。またそのときの児童厚生員はたんなる遊ばせ屋で児童厚生員ということはできないと私は思います。
 個別援助の必要な子どもを受け入れられるグループ作りが児童館・児童クラブでは大切です。そのための手法を開発していくとがとくに大事だと思います。


     児童館・児童クラブにおけるケースワーク
     児童館・児童クラブにおけるグループワーク



HOME   折り紙トップへ