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■ ■ツーパワー・スリーパワー 詳細トップ






  ツーパワーでドッジ ツーパワーでセブンブリッジをして遊ぼう

 ■ だるまさんが転んだ


 ツーパワー・スリーパワーの手法は、遊びの手法であるとともに群れ遊びを好む小学校低学年時代の子ども達のゲームやスポーツをやるとき、そのゲームやスポーツをやりながら、フェィスツーフェィスの関係を作る小グループを作るということである。ゲームの中における小グループの編成ということだ。


 だるまさんが転んだをやるときの場合で考えてみよう。30人の子どもをファイブパワー5人組6グループを作る。最初に私が鬼となる。だるまさんが転んだで30人は動く。一人の子どもが動いたら、5人そろって捕まる。次にまただるまさんが転んだをして、一人子どもが動いたら、もう1グループが捕まり、10人捕まる。途中で誰かがタッチする。私は『大また10歩・中また3歩・小また2歩』等とタッチした子どもの指令で動き、誰か1人を捕まえる。捕まった人が鬼となる。捕まった人のグループは4人で続ける。私は普通全体の監視・管理をしたり、迎えに来た保護者と話をしたりする。またよく遊べない子どものサポートや遊び全体の指導をする。同じようにだるまさんが転んだの遊びが続く。


 このやり方で特徴的なのは、この5人の子ども達の中にフェィスツーフェィスの人間関係ができることである。だるまさんが転んだのゲームをやりながら、子ども達は学校でけんかをしたこと・おやつのこと・野球のこと・友達のこと・日曜日に一緒に遊ぶことなどなど自由に話していいる。だるまさんが転んだで捕まっても、捕まった5人で自由には話が弾む。またジャンケン遊びをしている子ども達も出てくる。ゲームをやりながら同時に他の遊びをやり、友達関係が作れるのである。もちろんそのグループの中でけんかをすることもあり、適時私に怒鳴られ、また成長していくのである。 


 ゲームやスポーツを一人一人の孤独な遊びにするのではなく、みんなで遊ぶようになるのにとても有意義である。


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