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■ツーパワーでドッジ  詳細トップ■ツーパワー・スリーパワー






  だるまさんが転んだ ツーパワーでセブンブリッジをして遊ぼう

 ドッジボール遊びは小学生の好きな遊びである。けれどすぐにキレやすい子どもはなかなかドッジボールを持続することが出来ない。またちょっとひ弱な子どもは仲間になれない。やっと仲間になってもすぐに当たられて、外野にでる。することもなく、その試合が終わるまで壁の花になっていることも多い。それよりよその部屋でマンガでも読んでいるかということになり、ますますドッジボールをしなくなる。結局うまい子はうまくなり、下手な子は下手のままで格差が広がり、一部の子どものみが遊戯室を独占するようになってしまう。


 ツーパワー・スリーパワードッジは群れ遊びを好む年長児から小学校低学年までの子どもの特徴を上手く利用し、下手な子どもでも、ドッジボールのルールをしらない子どもでも遊びながら、自然とドッジボールが好きななるのに有効な手法である。子どもが30人いたら、2チームに分ける。仮に男女のチームに分けて、18人対12人で試合をやるとする。男18人は3人組6グループABCDEFに分ける。女12人はGHIJKLに分ける。ABCDEF6グループ対GHIJKL6グループの戦いとなる。Aの中には3人の子どもがいるがそれは一つの法人と一緒で一つの人格である。内野にいたAの一人が当てられたり、3人一緒に外野に出なくてはいけない。逆に外野にいたグループの一人が当てればそのグループは全員一緒に内野に戻れるのである。


 この手法を使うことにより、多くの子どもを一緒にドッジボールをさせても短時間で勝負がつくので楽しい。またルールをわからない子どもでも大きいお兄ちゃん・お姉ちゃんのグループに入れてもらえば、内野や外野に出たり入った利して、運動量が増える。また自然とルールーもわかってくる。もちろん3年生以上になったら、小さい子どもに強い玉を投げない。誰でも仲間に入れる。下級生のボールをとらないというルールを守らせるように躾ておく。この躾は伝統にしておくことが必要である。伝統にしておくと自分達も1年生の時に教えてもらったのだから、当然3年生になったら、1年生を教えることとなる。指導員はこのことを常に意識的に指導することが必要である。


 ツーパワー・スリーパワーでのドッジボールを集団指導しておくと、指導後けっこう子どもはドッジボールを始めるものである。このとき子どもはツーパワー・スリーパワーでドッジボールをやるわけではない。7〜10人くらいの仲間で一人一人が独立してやるものである。このことについてはまた次回 

                                        2002年5月23日


だるまさんが転んだ ツーパワーでセブンブリッジをして遊ぼう

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