医療法人社団晃勲会
 

 有名人の病気

 歴史上の人物や各界の著名人の病気を紹介します。なお、あくまで一般に公開されている情報のみ公開しています。

 「ルー・ゲーリック」:筋萎縮性側索硬化症

 今、日本人大リーガーがアメリカで活躍していますが、ヤンキースの一流選手として活躍しながら筋萎縮性側索硬化症という病気になりました。原因不明でだんだんと筋肉が衰えていき、体をうごかすことができなくなり、さらには呼吸もできなくなります。彼は35才でこの病気が元で引退し、二年後に亡くなっています。ソフトバンク・ホークスの王会長の尊敬する人物だそうです。現在でも根本的な治療法がなく、難病の一つです。アメリカでは彼がかかった病気として有名でこの病気のことを通称「ルー・ゲーリック病」とも呼ばれています。他にも俳優のデービッド・ニーブンがこの病気になり、物理学者、ホーキング博士もこの病気で闘病しつつ研究活動を行っています。

 「カルーセル麻紀」「村田秀雄」:閉塞性動脈硬化症

 カルーセル麻紀さんは2011年6月、閉塞性動脈硬化症という病気で緊急入院しました。ABIという簡単な血流検査では血流が測れないほど悪化していたそうです。カルーセル麻紀さんのブログによれば幸い心臓の血管は異常なく、カテーテル治療で済んだようですが。

 村田秀雄さんは1995年に急性心筋梗塞になり、バイパス手術を受け、その後閉塞性動脈硬化症で右足を切断、2000年には左足も切断しました。

 この病気は動脈硬化で足の血流が悪くなり、進行すると足を切断しなければなりません。また、足にこれほどの動脈硬化を来していれば、全身の他の動脈硬化も進行しているために脳梗塞や村田秀雄さんのように心筋梗塞をおこす可能性も高い病気です。従って「足の病気」というよりは「全身の病気」の一つの症状としてとらえるべきです。しかも癌でよく使われる「五年生存率」でみると重症の閉塞性動脈硬化症は40%と進行がん並みなのです。死亡率でみれば大腸がんや一部のリンパ腫並みです。ですから「足を切るけど命はとられない病気」ではありません。

 タバコは大きな原因の一つです。村田秀雄さんは糖尿病も原因だったようです。このように生活習慣病を治療することでも防げます。また、動脈硬化の病気のある方は足のケアが必要です。

  • 閉塞性動脈硬化症情報サイトhttp://e-aso.info/index.html

     一般向けに書かれていますが、医療従事者向けの「疫学・転機・予後」にこの病気の死亡率や生存率が書かれています。足のケアは一般向けのサイトにあります。

 「萬屋錦之介」:重症筋無力症

 萬屋錦之介さんは1982年、この病気にかかりました。胸腺腫という腫瘍が原因となることがあり、萬屋錦之介さんもそうでした。腫瘍の摘出手術を行い、復帰しました。

 難病情報センターに一般向けの情報があります。