tomoyanの遊びを考える HOMEへ戻る
 

■2003年 1月   詳細トップ

日記 TOPへ戻る





 
過去の日記 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9.10 11.12 2005年1月〜3月

2003/01/13
  コスモ企画さんにホームページを作り直してもらいました
 
 ホームページを作り、書く内容を増やしていったら、雑居ビルの増築増築状態になりました。コスモ企画さんにすっきりとしてもらいました。
 1月6日からカルタ大会・児童クラブの募集・ドンド焼きと忙しく少し風邪をひいてしまいました。連休はずっと寝ていたのですが、コスモさんにホームページをキレイにしてもらって元気が出てきました。
  http://www.ddm-cosmo.com/
 上記がコスモさんのホームページのアドレスです。

2003/01/14
  乳幼児の集いと小学生の遊び

 今日から火曜日の親子で遊びましょうが始まる。親子で遊びましょうは有明児童センター開設時から始めたものです。児童館の設置要項に当初児童館は「概ね3才〜小学校低学年を対象とするもの」とあったので、職場の同僚にも他の児童館からも批判的に見られていた。「3歳までは家庭で見なさいよ」という空気が強かった。私自身は有明児童センターに勤務する前が小学校の教員をしており、不登校の子どもの不登校の一つの要因に小さい頃から群れて遊ぶ経験がないことを感じていたので、0歳からの乳幼児とお母さんの集いは必要と感じていた。

 20年前の若いお母さん達にと一緒に親子で遊びましょうを始めた。乳幼児を楽しく遊ばせることは小学校1年生〜3年生を一緒に遊ばせることより難しかった。0歳児と3歳児はレディネス・モチベーションが違うからである。あるとき気づいた。別に乳児は遊べなくても良いのではないかと。母親が楽しく遊べばそれが自然と乳児や幼児にも通じ、1年後かも知れないが、遊び始めるのではないか。もっと言えば母親や周りの人が楽しく遊んでいる様子を見ることの蓄積がなければ遊びだすことができないのではないかと思った。

 1歳児のピヨピヨクラブ・2歳児のウサギクラブ・3歳児のパンダクラブというのようにしないで、文字通り母親も0歳児も3歳児もときに保育園児も小学生も一緒に遊ぶを前提でダンスやゲームを考えるようにした。
    

 親子で遊びましょうが始まるとみんなで10分ほどかけっこをする。その後「僕らは空飛ぶ仲間達」や「ガチャピンキッズ」などを踊る。グーチョキパーで何しよう・お弁当箱の歌・みそラーメンジャンケンなどで遊ぶ。10時30分から11時までこんな感じで遊ぶ。11時から11時30分までの後半はバルーンで遊ぼう・映写会・紙飛行機作り・運動会・おもちゃライブラリーなどその時々に変化を持たせている。

 乳幼児の集いで小さい子どもとお母さんを一緒に遊ばすことは小学生を遊ばせる場合にも1年生〜6年生まで一緒に遊ばせることと一緒の要素がある。まったく違うレディネスの人を一緒に遊ばせるためには五感ではなく体性感覚が大事ということがわかってきた。視覚・聴覚に依存しないで触覚に代表される圧覚・痛覚・冷覚・熱覚・筋肉感覚・運動感覚という体性感覚を使った指導方法である。(体性感覚についてはホームページのトピックス「五感から体性感覚へ」に詳しく書いてあります。)

 昨年末に厚生労働省が赤ちゃんと年長児童のふれあいということを打ち出しました。親子で遊びましょうと小学生を一緒に遊ばせる事業をやってみました。
 木のドミノ遊び・ピタゴラス遊び・ママゴト遊びを同時並行で1時間ほど遊ばせてみました。赤ちゃんは小学生の作ったドミノを倒したり、抱かれたりして遊んでいました。赤ちゃんにはたくましさを・小学生には優しさを・若いお母さんには子ども理解をそしてお昼ご飯を作ってくださったボランティアには活力をそれぞれ得ることができたようです。130人ほどの参加で楽しくできました。

 2月8日土曜日には花輪充先生を講師に午前10時から12時まで乳幼児と小学生のふれあい遊び研修会を行います。私は風船ドームとジャンボ風呂敷で遊ばせるコーナーを考えています。乳幼児と小学生のふれあい遊びに花輪先生がどんなことをやるか楽しみです。

 遊びにもユニバーサルデザインの考えが取り入れられ、異年齢・異世代が一緒に遊べるようにと考えています。
           
 
2003/01/15     冬の草取り
 
 草取りというと春や夏と考えてしまいます。私の所属する平島一丁目自治会とボランティア組織である平島公園クラブでは1月から12月まで草取り・落ち葉拾いの活動を実施しています。「1月に草取りをする必要があるのでしょうか?」との声が聞こえてきそうです。
 実は多年草でしかも背が高くなるイネ科の雑草は秋に枯れます。そして12月くらいから地下で根を伸ばし始め、霜柱で地面が軟らかくなると、根をどんどん伸ばしていくのです。正月前にはもう新しい葉っぱが緑色に出てきています。

 2003年の小寒は1月5日・大寒は1月20日です。この頃が春になって抜こうとして抜けないイネ科の背の高くなる連中が実は一番地中に根を伸ばすはびこる時期のようなのです。1月〜2月の寒いときに雪の下に緑色をしたこのイネ科の連中を根こそぎ引っこ抜くのがとてもりこうなやり方なのです。平島公園で3年前より始めました。自宅前の駐車場と職場でも2年前から始めました。背の高くなる雑草が減り、かわりに背の低いスズメノカタビラやシバなどのイネ科が元気になってきます。

 自宅の庭の雑草にお悩みの方。冬こそ草取りのチャンスなのです。

  大寒に 草を抜きつつ 春を待つ
               
2003/01/17
   日本人はるかな旅
 
 縄文時代が原始時代でずいぶん貧しい暮らしをしていたのだろうと歴史で習ったものだ。長い原始時代の後に大陸から稲が渡ってきて、大陸の文明のおかげで日本人は文化を持つようになり弥生時代になったと思っていた。
 最近の発見で日本人はもっとすばらしい歴史を持っていたことがわかってきた。NHKスペシャル日本人はるかな旅(NHKスペシャル「日本人」プロジェクト編・日本放送出版協会・凸版印刷・全5冊)はテレビで放映されたものを本にしたものである。
 日本人は3万年の歴史があり、シベリアからのマンモスハンターの民・南からの海の民・中国南部からのイネの民・森の王国縄文の民・朝鮮からの弥生の民などが比較的仲良く融合して現在の日本人を作ってきたというものである。新しい遺跡の発掘は日本人の歴史の奥の深さとその文化のすばらしさを証明している。詳しいことはぜひ本を読んでみてください。私の拙い説明ではきっと通じないと思います。でも私は中国や西洋に比べ、日本人は遅れているどころか日本人独特のすばらしい文化と伝統を持っていると自信を持ってよいと感じました。
 日本の漫画は世界一です。これなども土偶を作った先人達のDNAが本能的に教えているのではないかと思うのですが。
 不況や高級官僚の汚職などで悪いことばかり見てしまいますが、日本人は勤勉・勤労のの精神と豊かな発想と相互援助・相互扶助の心を持ったすばらしい民だと思います。
2003/01/26  ヘッジファンドについて
 朝のNHKのテレビでヘッジファンドについての報道がされていた。株が下がったり、通貨が下落しても何で利益を得ることができるか私には疑問だったので、興味があった。理解が十分ではないけれどおおよそ次のようなこととわかった。
 投資家や年金運用の資金を大量に集める。そのお金を保証金にたくさんの資金を運用し、通貨や株価に介入する。変動を読み、空売り等を駆使してうまく設けて差額を稼いで売り逃げる。といったようなものだと理解した。ハイリスク・ハイリターンである。
 でもこれって昔の相場屋・投機屋をヘッジファンドと言い換えただけではないかな?それにヘッジファンド自身は貨幣価値は得ていても、人間のための実質的価値を生産しているわけではない。こんな繰り返しでは日本も世界もよくならないのではないだろうか。
 石油に代わる安全で人間に優しい地球環境を維持できるエネルギー源の開発やCO2を出さないで熱効率が良い自動車の開発といった世界の人のためになる価値あるものへの取り組みが大事ではと私は思う。個人のお金や資産といった価値観から仲間・地域が豊かに暮らすための資産を(自然・公園・道路・川・海・山)大事にする価値観へと変容させることが大事ではないかと思うのである。
 私の家には庭が本の二坪くらいしかない。でも家の前には二千坪の平島公園がある。これって私にとっても資産ではなくかと思うのです。私の資産であるとともに地域の共有の資産です。地域みんなできれいにして、花と緑と子どもの笑顔であふれる公園にすれば、大きな価値を生んでいると思うのですが。
 ヘッジファンドも良いけれど年金生活の運用も地域のためにちょっぴり貢献できると思うのですが。
                   

HOME