TRGpro環境をごりごりとカスタマイズ中。
HP-200LXのときもメニューやキーバインドをさんざんカスタマイズして、 ほとんど標準の原型をとどめないほどになっていたが、PalmOSでもやっぱりそんな 感じになりそうである。
世界に1台しかない自分用の機械にカスタマイズしていく、カスタマイズしていける というのはHP-200LXにかなり近いものがあると感じる。
こうやって少しずつ自分の使い方に合わせて便利に快適に環境を整える、 というのは非常に楽しいし、それができるということは幸せである。
Windowsなんかもこのくらい柔軟なカスタマイズができればなぁ…。せいぜい ショートカットキーにアプリケーションを登録するくらいだものなぁ。
PalmOS使い始めて2週間ちょっと。
だいぶんと操作にも慣れてきた、し、環境も移行できてきた。
LXから移行して何が嬉しいかというと、今度はOSレベルで日本語に対応している、 ってことだ(日本語版なので)。
LXの場合、かなりのレベルまで日本語化できていたけど、どうしても限界があって 一部のアプリで問題があった。
Pocket Quickenに日本語を入れるとインクリメンタルサーチができない、 ので日本語データを入れるとちょっと悲しい、とか、日本語カテゴリなんて作ると 不便きわまりない、とか。
って、不便だったのはほとんどQuicken限定だんだけど(^^;。でも、TRGproで お金管理をPEMにしてからは、Quickenに比べて劇的に便利かつ快適になった。 実は、これだけでもハードウェアを移行した価値があったと思ってたりする。
あとは、なんだかんだ言って、Rogueが動くので猿のようにプレイしてたり(^^;。
せっかくだから英語版をプレイ。で、ペン操作で遊ぶRogueはDiablo (やったことないけど)みたいでなかなか快適。
でも、アイテム選択をメニューで行うと、矢を撃つつもりでLong Sword+3を投げて 永久に失ったり、というキーボード操作では(ほぼ)絶対に起きないミスが 発生したり(泣)。
PDAを変えるということはライフスタイルを変えるということになるのだが、 TRGproに切り替えても思ったほど生活様式は変化しなかった。
これが、Sigmarionとかを選択してたら、LXのスタイルからほとんど全く変化せずに すんだのだろうけど、Sigmarionではこの軽快さは得られなかったであろうし、 そこはわかってて決断したので仕方なし。
なんと言っても、胸ポケットからすっと取り出して、さらさらっと書いて パタンと閉じる、という操作性は、LXにも無かった手軽さ快適さである。
家族でちょっと出かけるときには、LXですら大きくて重いから家に置いて行く、 ということが何度かあったのだが、TRGproならあんまりそんなこともなかろう (と期待する)。
というわけで、LXよりもちっちゃくて軽くて気軽に持ち運べて、なおかつLX使用時から そんなに不便にはなってなくて、一部アプリはさらに快適になって、総合的に見ると 移行して正解であった、今の私の場合は。