ちょっとだけ仕事に余裕が出てきたので、半年前からの懸案事項であるGAMEBOY ADVANCEでの開発環境構築を実施。
「Linuxから目覚める ぼくらのゲームボーイ!」を取っ掛かりにして、というありがちなパターンだけど、結局はWindows環境で開発することにした。あぁ、開発環境にWindowsを選ぶとは、人は変われば変わるものであるなぁ。まぁ、この本に付属してたケーブルが一番重要だったから無駄にはなってないのだが。
で、色々とやってみた結果、フラッシュROMなカートリッジまで買う羽目になったり。この追加出費は痛かったけど、内蔵RAM 256KBだけでは目的のライブラリが移植できなかったのだから仕方がない。
必要に迫られてC言語の volatile を初めて使ったり、リンカスクリプトを初めて書き換えて使ったり、それでほんとに組込み機器での開発者かと言われそうだけど、それなりに得られるものはあった、かも。
ちょっと問題だったのは、(当然ながら)デバッガもICEも無いのでデバッグがめんどくさいということ。しかしこれもエミュレータがあるおかげでかなり助かった。VisualBoyAdvanceは凄いです、やっぱり。CPUの挙動が同じなのはもちろん、DMA転送の速度まで実機とほとんど同じというのが素晴らしい。その上で、メモリの状態がリアルタイムに確認できるので、下手なデバッガよりも的確に動作確認できたような気がする。
結局、コンパイル→動作確認はほとんどWindows上だけで済ませて、要所要所で実機に書き込んで確認っていうスタイルとなった。でも、これで充分。
って言っても、まだ完成してないのだが、まぁ趣味(とちょっと仕事)の世界なのでちまちまと進めるかね。
というわけで、ここ最近はGBAで遊ぶ毎日、逆にゲームする暇が無くなったので、スパロボOG2は終盤が近いままほったらかし状態。