最近読んだ本。
『星を継ぐもの』。言わずと知れた古典的SF作品。なのだが、実は今まで読んでいなかった。タイトルだけは昔から知ってたけどなかなか実物を見かけなかった、のと、この時代(70年代)のSFって日本のものばかり読んでて外国ものに手を出してなかったけど、うかつに手を出すと数が多いぶん大変なことになるという警戒心もあったのだ。
が、最近本屋の店頭で見かけたときについ買ってしまった。
読み終わった感想として、ネタとしてはありがちな話だよねーってとこであるが、ありがちと感じてしまうのは私がスレてしまった大人だからであって、30年前からこーゆうネタはあったのね、っていう驚きが第一印象。
私の好きなSF作品(特にアニメ)によくあるパターンの話なので、序盤からほとんどオチがわかってしまったけど、あれとかこれとか、元祖はこんなところにあったのね。
とりあえず素直に楽しめたので、続編2冊も買ってしまった。あぁ、やっぱり大変なことになりそうな予感。
あと最近お気に入りの作家に仲間入りしたのが、小川一水という人。
色んなとこで色んなノリの作品書いてるけど、共通しているのは一種独特の突き放した雰囲気。なんとなく気に入ってしまって、作品を見かけるたびに買ってるけど、今のところ外れなし。
そういえば、忘れた頃に出てくる『ARIEL』19巻を今日見つけたので買う。このシリーズも長いねぇ。もう15年以上経ってるんじゃないかしらん。私が読みつづけている小説の中では一番長いね。同じくソノラマの『D』も息が長いけど、ここ数年読んでないので。
さらに、CD屋さんで『信長の野望 究極音盤』とかいう2枚組CDを見つけたので買う。2枚のうち1枚はまるまる菅野よう子の作品、というもの。今まで置いてなかったのにいきなり出てきたので新譜かと思ったけどさすがにそんなことはなくって1999年のCDだ。
なんでこんなのがぽつんと入荷するのかよくわからないが、その店は未だに菅野よう子コーナーを特別に設けている素晴らしいお店なのでそーゆうことなのだろう。
で、ざっと聞いてみた感想。…『マクロスプラス』やん。
時期的に『マクロスプラス』と重なるのかも知れないけど、これが「信長の野望」?っていう雰囲気の曲がいくつか。どう考えても合戦シーンよりバルキリーの空中戦が合いそうな曲が…(^^;。
いやまぁいいんですけど。たぶん「信長の野望」なんて一生プレイしそうにないから純粋に音楽として聞くしかないので大きなことは言えない。
しかし困るのはタイトルに難しい漢字が多いということで、CLIEのAUDIOプレイヤーは難しい漢字(JIS第2水準?)を使ったファイルは再生できないという点だ。以前買った同じく光栄のCDでもそうだったけど。
「遙かなる山河」とかいうタイトルは「遥かなる山河」にしてごまかしたけど、「陰雨蕭々」なんていうタイトルの曲があったりして代わりの漢字が思いつかずとても困る。
本日は、日帰り秋葉原出張。ほんとは最寄り駅は末広町だけど、JRで行くと秋葉原駅下車となり徒歩10分くらいの場所。
というわけで、平日の正午前に秋葉原の街を歩く。さすがにいつも(?)より人が少なめで、街並みを眺める余裕があって、つくづく雰囲気が変わったと感じる。
何で「とらのあな」とかが大通りに面した1階に堂々と店を構えますか?それでいいのか?資本主義だからそれでいいのか。
出張先での用事も早めに終わったので、いつもの巡回コース(って言っても、いまや2箇所しかない)をざっと回ってみたけど、つくづく秋葉原は電気街ではなくなりつつあるのだなぁ、と実感。
明日仕事じゃなければもうちょっとゆっくりしたかったのだが、日帰り強行軍を敢行。っていうか、往復移動時間だけで9時間くらいかかってるんですけど。
数ヶ月前から調子がおかしくなっていたディスプレイが、よりにもよって先週日曜日の夜、ついに動かなくなった。
Win95の時代からずっと使っていたものなので、寿命だったのだろう。これで、一番最初に買ったデスクトップPCの部品の中で今も現役なのは3.5FDDとキーボードだけになってしまった。
というわけで、1週間デスクトップ機が稼動しない状態であったが、ついにディスプレイを購入。当然、液晶、コストパフォーマンスから17インチ。メーカーはどこがいいかわからなかったのでとりあえずNANAO。SHARPとNANAOを店頭で見比べて、やっぱりNANAOの方がよさげだったので。
とりあえずはっきりくっきりした画質なので満足。
さて、今日は情報処理試験の受験日であった。再びエンベデッドに挑戦。再びってことは、去年は不合格だったのである。
去年は、半分趣味というか酔狂で受けて、午後の問題の質と量に目が点になって玉砕したのだが、今年は心の準備はできていたので時間配分はマシになった、が、やっぱり微妙な出来。
解答欄を埋めたのは埋めたけど、ねぇ。っていうか、時間限られてる上に全ての解答は文章で書く問題において「紙幣搬送監視タスク」とか出てくるのは何かの嫌がらせですか。
今週、久しぶりにやったCのコーディングポカミス。
3年に1回くらい疲れてるときにやってしまう、if文の中に"="を書く、って奴だが、今回はちょっと違ってて初めてのパターン。
if文の中に"!="って書くべきとこを"=!"と書いてしまう。単なるタイプミスとはいえ、これでもコンパイルは通ることに初めて気付く(^^;。そりゃ勝手に変数の内容が変わるわ。
「アルゴリズムたいそう」CD化ですか。ちょっと気になりますな。でもまぁ、「だんご3兄弟」とは並べられないよなぁ。
『ピタゴラスイッチ』って、理系な『おかあさんといっしょ』っていうか、そこはかとなくウゴウゴ・ルーガの雰囲気にも似てるし、実はかなり好きです。
そういえば、恋愛ネットワークシューティングRPGという物凄い文字列に思わずページを開いてみたものの、中を読んでもやっぱりよくわかりません。
会社にて。10年前の3.5inch 2HDフロッピーディスクが読めない、と言われて、見てみるとラベルには"1.2MB"とペンで書いてある。
ってことは、もしかしなくても、NEC PC98フォーマットだ。
というわけで、こんなこともあろうかと思って用意しておいた3.5inch 2DDフロッピーディスクを机の引き出しから出して、部屋の隅っこに眠っていたPC-9801EXを起動。
数年ぶりに見るMS-DOSの起動画面を見て、「文字がでかい」とか「画面縦横比が横長」とか(640x400なので)あまりの懐かしさにめまいがしそうになるが、とりあえず起動したFDを1分も使っているとすっかり違和感がなくなる。さすがに数年間にわたってFDにはお世話になっていたから、操作法は指が覚えているねぇ。
そんなこんなで、無事1.2MBフォーマットのフロッピーの内容を、2DDディスク経由で今の世界の環境にサルベージ終了。
しかし、10年くらい前まではこの環境で仕事していたと思うと、改めてパソコンの進歩の速さを実感する。なんだかんだ言って、Windows95が普及したのはハード/ソフトの進歩を促すという意味では大正解だったのかも。
それにしても、やっぱり最後に頼りになるのはフロッピーディスク、しかも2DDフォーマット、だねぇ。
ほんとは、得体の知れないシリアルラインモニタに2DDのディスクドライブが付いてて、それで使えないかと思って持ってきていたのだ。結局ドライブは壊れてるみたいで使えなかったのだが、そのまま置いといてよかった。