日々思ったこと(2001年2月)

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2月26日(月)

ジャポニカじゃんけん

土日共、王子に負けてしまった。しくしく…。

トライゼノン ×××

吉岡たかを脚本。戦艦3体が合体する結構重要な場面のはずだが、 作画がかなり厳しい出来。これほど厳しいな〜と思ったアニメは、 ロストユニバースの某エピソード以来のような気がするのは気のせいだろうか。

合体シーンは3DCGがそこそこきれいだけど、絵的にはそれほどインパクトを感じないなぁ。 敵キャラのおねいさんが、作画が異常に厳しいことに加え、 物語的にも面白い描写がないんで、ほとんどボロボロ状態。

犬がほえないと合体できないのに、チョーさん声の権太郎が犬をてなづけてしまい艦指揮権を狙ってるぞ。どうする!! …ってのが、どうも今回の見所みたいなんだけど、そこも、あんまり面白くないなぁ。

デビチル ★★★☆

吉村清子脚本。鎌仲史陽絵コンテ・演出。 トッペルゲンガーとかいうデビルの話。

氷上声劇燃え娘のカレン(…という名前らしい)ちゃんに人気を取られそうになり、 焦る野上声な未来たんが、全開で炸裂する回(おいおい)。 今週は珍しく顔赤らめから始まって、ハイキック、横倒し、 逆さ転落、さらに、普段はぜ〜ったいしないお色気ポーズ、 みせなくたって(何を?)やりようはあるんだとばかりに、 サービスシーン連発な気がしたのは私の気のせいか(おいおい)。

おまけに森久保声のせつなくんは、 未来タンのハイキックがよけられないというのが、物語の伏線だったとは参った。 なんか全般的にめちゃくちゃ強引だった気はするが…(笑)。 しかし、よけられないのはやっぱ本能的に…(以下削除されました)。

ガオレンジャー ★★★/×△

武上純希脚本。物語的には不満だらけ。★3つってのはほとんど特撮のよさを評価しての点数。

オルグという謎の化け物は、何でひどいことをするのか、考える新リーダーのレッド。 オルグと話し合おうとするが、彼らからは生き物が持つ魂の言葉が聞こえない。 話してきくような相手じゃなかった…ということで、 戦いを決意する…ってそんな話ってどうなのかなぁ。 まぁ、それが戦隊モノの宿命なのか〜。

それはともかく特撮は全般的に凄かった。 とにかく、ハリガネオルグの描写はすごかったなぁ…ってこれって、ロマノフ比嘉氏の作品を 参考にしている気がするけど、偶然なのかな。 ロボの方も迫力があって、あのライズアップってのがかっこいいなぁ。 それにしても、3DCG使用率がとても多くなってきた。だから、3DCGの時だけ、妙〜に、 ロボが身軽になる(笑)。そのうち、全部3DCGって時代も近いのかも。

もっとどれみ ★★☆/×△

栗山緑脚本…ってなってるけど、先週と同じ脚本家が書いたとは思えないなぁ。 かなりダメな感じ。やっぱ、栗山=山田という簡単なものじゃなく、 複数脚本家で書いてる気がしてくるなぁ。

まぁ、全般的には適当にぬるいって感じなんだけど、 マジョリリカ呼んで、関先生を納得させるってのが?な感じだし、 その後、ダイエットに悩んでいる関先生には、チーズケーキ作って、 関先生大満足ってくだりは、かなり短絡的な感じ。 お菓子屋店内で着ている服が、裏返って、見習い服に変身ってのは、 結構面白い感じだけど。

はなまるくん ★★★

1話目、まさきひろ脚本。スケートで遊んでいると、 こぷ〜のせいで、氷が割れて、湖に取り残されてしまった。 困ってると怪獣が出てきて、なんかとにかく全体的に強引な話で笑。 みいにゃの大サービスシーンが劇燃え(そ、そうか?)だし、 一番の大爆笑は、怪獣のすぺりだいで遊んでいる時に、 一人だけ、湖におっこっちゃってるぺんぺだな。

2話目、白ひげシリーズ。う〜ん、宇宙旅行ってのは、わりと意外でもない気はするが、 さっぽろ13号という、ネーミングがいい感じ。 今回は宇宙壁紙に隠れるという描写の前に、 隕石に向かっての占いがすでに強引だったような…(笑)。 しかし、次回は、タイムマシーンかという予想をしちゃうと、 次に話書く人が困っちゃう気も(笑)。

はなまる王子、今週もパターン踏襲だけって感じで、いまいち物足りなかった。

亀有公園前 ★★★☆

西園悟脚本。三橋加奈子出るが、わりと、普通なお色気シーンで、物足りなかった。 それにしても、西園氏はこの程度のヘンタイ描写で満足できているというのか?(おいおいおい) 後半は両津が機動隊で大活躍し、結構盛り上がって面白かったけど。

学校の怪談 ★★★☆

今週も大和屋暁脚本。見えたような気がしたが、確認すると見えてなかった(おい)。 それはともかく、あのたくさんの手がなんかすごかったなぁ(恐いという意味でなくて。笑)。 あとは転落しているおねいさんの描写がハッとしてしまう恐さだったなぁ。これは、 あんまりいい気がしない恐さだった。 最後に、あの飯塚(雅弓じゃなくて)声のおじさんが…ってオチは、そこそこ面白かった。 まぁ、読めてしまったけど…。

ベイブレード ★☆

ふでやかずゆき脚本。先週の次回予告で、ヌンチャク型のシューターを使うというので、 結構面白くなると思いきや、そうでもなかった。 なんか、チームから抜けるようなこと言ってたカイが、あっさり復帰するし、 なんだかなぁ〜という感じ。ヌンチャク型シューター使う香港の少年、ブルースは、 声が水原リンで、これがなんかすごくへっぽこって感じの演技だった。う〜ん。 中華鍋でベイバトルってのは、コンセプト自体は結構面白い気はするんだけど、 演出不足で、それほど面白くならなかった気がする。

なんか、そろそろ観るのやめようか…って感じだけど、 次回は、なんか、初の女の子キャラも出るし、まぁ、来週は観ようかなぁ。

ビックリマン2000(終) ★★★

冨岡淳広脚本だと思う。 最後のエンディング曲がなかなかいい感じ、スタッフを声優含めて、50音順で並べるというのも、 なかなか面白い趣向だとは思うが、おかげで、ウェイクアップガールズの声が、 全く誰だかわかんなかったのが残念だった(笑)。 それにしても、最終話で、いきなり出してくるとは、 驚いたなぁ(笑)。作画が気合い入ってるだけに、もうちょっと活躍してほしかったなぁ。 それと、湯あみたん、なんか、大勢の中にいると、ますますエッチっぽかったねぇ(笑)。

ストーリー的には、それほど、納得できないってのは特にないんだけど、 やっぱ、ダーツと糖衣、最終話まで、あんまりキャラが立たなかった気がする。 アズールとの別れの時に、コーラルが出てこないってのも物足りなかったし…。 やっぱ、最終回まで、ちょいと、物語を急ぎすぎた感じ。

次週は、風水系魔法少女モノ? 次回予告聴いたけど、声優誰かな。新人のような気がするが…。

朝ナマ「有害番組とメディア規制」 ★/××××××

マスメディア自身のことについて議論するということで、 まぁ、そういう番組を企画したこと自体は評価できるけど、その内容はひどかった。

一番不愉快だったのは、 田原総一郎が、報道被害の問題について「犯罪加害者の権利は比較的保護されているが、 被害者の権利が保護されていない」と何度も繰り返し言うのにはあきれた。 それについて、反論する人が誰もいないのにも参った。

他にも、えひめ丸事件での、過熱取材による報道被害について あの盗聴法の成立の立役者の八代議員に厳しく指摘された時に、 テレビ制作側の人達が議論さえも避けている態度には、 あきれるばかり。マスメディア側が、こういう態度だから、 政治家に付けこまれるんだと思うのだが…。 なんか象徴的場面を観た思いだ。

自主規制すべきといいながら、報道被害の問題を、 どうしたら解決できるかという提案すらない。 テレビ制作に携わる人達からは、 BROを設置するなど努力しているというコメントは出されるものの、 BROで具体的にどんな勧告が出されたか、例を出すこともない。 司会の田原は、いろいろ意見を言うわりには、 BROの出した勧告すら読んだこともないみたいな感じだったな。

で、その司会進行の田原、報道被害の話題が出されると、 気がつけば、それを、法規制の問題の議論にすりかえていて、 メディア問題とは関係のないような、森首相絡みの自民党いびりをし始めて、 観ていて腹立つことしきり。

だいたい、報道被害については、詳しい人をほとんど呼んでないというのが、 一番問題のような気がする。河野義行氏とか浅野健一氏とか、 呼べなかったのだろうか(ちょっと徹夜議論は辛すぎるかもしれないが)。 そういえば、河野氏の名前すらほとんど出てこなかったのは、 報道被害をテーマした議論もしているはずなのに、きわめておかしい気がするのだが。

さらに、視聴者から意見を求めたものの、最後にその意見を、 すごく荒っぽくまとめたフリップを出すだったのにもがっかりだった。 全くひどい番組だった。

ただ、これだけ世の中に政治不信がある中、視聴者のアンケートで、 法規制反対という意見が約300なのに対して、200近くの賛成意見があったのには、驚いた。 (でも、今、テレビ朝日のページを見ると、反対456件となってるのが謎。数値操作か?)。 その結果を真摯にうけとめ、それについて議論をすべきなのに、 もう放送時間は残っていなかった(苦笑)。


2月24日(土)(午前)

実は日々思っていたこと

K-UDA氏から、DoGAコンテストに作品を出してないかとツッコミを入れられてしまった。 う〜ん、痛いとこを付かれたなぁと思った。実は友人にもフォローされたりしてたんだけどねぇ。

…ってことで、他にも気にしている人もいるのかもしれないので書くけど、 DoGAのコンテストには今回は何も出してない。 それ以前に、正直言って、最近、制作したいという気持ちがすごく低くなっているのだ。 なんでそうなっちゃったのか、ずっと考えているんだけど、とりあえず、 これを機会に思ってることを、まとめてみることにした(でも、本当にそれが理由なのか、 確信もてないけど)。

趣味の場合、特に、楽しくないとやってられない面があるけど、私にとっての3DCG制作って、 明らかに楽しいって範疇を外れて来てるんだよな。「作りたい」から、「作らなきゃ」になってる。 それは、多分、「萌え燃えシスターズ」辺りからだと思う。 「いや〜んみたいな予告編」だって、ああいう内容だからお気楽で作ってるかと思いきや、 実はかなりヘトヘトになって制作してる。

でも、まぁ、やっぱり、そんな泣き言など言わずに (たまには、言わせてよ。笑)、なんだかんだ言っても、 表現したいという気持ちがなくなったわけでもないので、 作品制作はやっぱりやるべきだとは思っている。 K-UDAさんのようにたまにフォローがあると、ああ、まだ、気にしている人がいるんだと、 少しやる気がでるのも事実。 でも、恐らく今後は(いや、今までもそうだけど)毎年制作ってのは無理だと思う。

そんなわけで、来年こそは出したいなぁ。三橋加奈子ファンページの方も、 そろそろ落ち着いてくると思うし、とにかく制作時間を作ろうと思う。 それにしても、いろいろ、こうしたい、ああしたいと頭にうかぶんだけど、 あれこれ考えるとむしろ何も作れないものだよなぁ。文章を書くようには、 いかないよなぁ(いや、思っていることを文章で表現するのもかなり難しいことなんだけど)。 映像制作って。何もかもがまどろっこしい(苦笑)。

ハンター×ハンター ★★★☆/★★★☆/★★★★/(今週)★★★★

4話連続視聴。えっと、脚本は十川誠志、山口亮太、菅良幸、岸間信明の順。 シズク絡みのバイオレンスな回は、偶然録画ミスしたので、 物語の重要な場面を観てないので、十川脚本の回辺りは話が若干見えず、 だんだん見えてくるようになる。う〜ん、私はやっぱ、暴力的な話は苦手なんだけど、 クラピカが敵討ちをする時の怒りや、その後の空しさをとても誠実に描いているなと感じる。 それにしても、クラピカの片目赤色というのは迫力があった。

そして、やっぱ、新たに登場した目利きの男ゼバイルが面白いな。

キルア「それにしても、こいつ、三橋加奈子のファンとか言って、今まで、3週間も観ないままでいたのかよ。信じられねぇ〜やつだな」

…という幻聴が聴こえた気がする。いや、なんか、1回、観る暇なくて、見損なうと、 ついつい、後で、全部まとめて観ようという気になっちゃって…。 それにしても、やっぱ、こういうのは、まとめて見たほうが面白さが倍増するよね。ははははは…。

…………

…………。や、やっぱり怒ってる?(←誰に聞いてる?)


2月19日(月)

1/fの謎

実はここ数日、声優の声の1/fゆらぎ特性について研究するために、 1/fゆらぎに関する本を読んでいた。 読んだのは、武者利光著、NHK出版の「ゆらぎの発想」と、これまた同じ人が書いた、 ブルーバックスの「ゆらぎの世界」の2冊。

何が知りたかったかというと、どういう声が、1/fゆらぎと言えるのかということ。 それがわからないと1/f声優かどうかの判定ができないのだ(そんなん判定してどうするのだ?)。

で、この本を読んでわかったことを、乱暴にひとくくりして言うと、 1/fゆらぎとは、縦軸をパワースペクトル(LOG値)、横軸を周波数(LOG値)とした時、 その傾きが-1である場合を指すのだそうだ(乱暴に言うとだが…)。

でも、周波数と言ってもいろいろな意味があり、例えば、声のような音にしても、 一般的な意味での音の周波数を横軸にして、1/f傾向を調べるというやり方以外にも、 音の強弱の頻度を周波数ととらえる考え方もあるそうだ。 そして、パワースペクトルにしても、非常に短い時間で取ればいいのか、 それとも、長い時間で考えた方がいいのか、悩むところだ。 その辺りが、本を読んでみても、いまひとつよくわからないのだが、 まずは、声優の声を、一般的な意味での音の周波数を横軸にして、 プロットしてみるべきだと思う。 でも、それが調べられる良さそうなソフトが、 見つかってない(一つ、非常に良さそうなものは見つけたけど、 Windows2000で正常動作しなかった。苦笑)。ううむ、どうしよう。 できるなら、瞬時のものだけではなく、 2〜5秒間程度のパワースペクトルが見れるものがいいんだけど…。

それはともかく、他にもいろんなものの1/fゆらぎについて、 これらの本は紹介しているのだが、その中に、 3DCG映像制作のヒントになるのではないかと思う記述がいくつかあった。

絵を白黒にして、水平方向の直線上の絵の濃淡を、いろいろな空間周波数を持った成分に分解し、 たくさんの水平線についての、パワースペクトルを調べると(…といわれても私には正確には、 どんなことをしたのかわからないのだが)、写真や、写実的な絵は、両対数グラフで、 傾きが-2に近く、漫画のような絵は、抽象性の増えた絵は、1/fに近いというのだ。 もしかして、テレビドラマよりも、アニメのような絵柄を好む人は、 この辺りのことが関係しているのかもしれないなと思った。

そして、時として、3DCGアニメーション映像などは、 何か絵柄的に、観ててしっくりこないと感ずることがあるが、そういう映像は、 パワースペクトルを調べてみると、面白いことが分かるかもしれないなぁ…と思った。 みんなの目になじむ3DCG映像ってのを考える時に、1/fは役立つかもしれない。

そして、もう1つは、勘のいい人は、もう気付いたかもしれないが、 キャラクターのモーションである。これらの本によれば、人間の体のゆれについて、 パワースペクトルを調べてみると、やはり、1/fゆらぎ傾向があるというのだ。 実は私はこの事について思い当たることがあった。

昔作った3DCGアニメーション「萌え燃えシスターズ」では、 キャラクターの動きにリアリティを持たせるために、 ランダムで揺れるというエフェクトを人体に加えてみたのだが、これが、 どういうわけか、ちっとも人間っぽくないゆれになったのだ。 一方、その経験から、その後作った「いや〜んみたいな予告編」では。 手つけで、ろくに考えもなく、適当にゆさぶってみたのだが、 こちらの方がむしろそれっぽくなった。 そのやりかたの方が1/fゆらぎっぽいゆれだったのかもしれない。 人間の動きを自然にするのにも、1/fは役立つかもしれないなと思った。

声優の声を研究する目的で1/fを調べてみたら、3DCGアニメーション制作にも 役立つかもしれないヒントが得られるとは思わなかった。 でも、1/fゆらぎをモーションに与えるとか、絵の感じを1/f化するとかいうのは、 結構、難しそうなので、怠惰な私はそんなことをやれる自信がない(苦笑)。

ベイブレード ★★☆

浦畑達彦脚本。サクサク進、早くも決勝戦。 まぁ、じいさんを会場に入れたり、空中戦やったり、そこそこの描写だが、 やはり一辺倒な展開という感は否めないなぁ。

まぁ、これは前座で、次からの世界大会が本番ってことみたいだけど、 世界大会だと言っても、この先も、単に戦うだけの展開だと、 単調になる気がするなぁ。どうしていくのかなぁ。 なんか、ますます、レッツ&ゴー状態になってきたなぁ(苦笑)。

それにしても、カイって素直になったなぁ(笑)。それと、やっぱ、前回、 レイが簡単に諦めすぎだったよねぇ。

ビックリマン2000 ★★★☆

冨岡淳広脚本。相変わらず展開が早いかなぁ。でも、まぁ、いろいろあって楽しめたんだけど、 いろいろとシーンを詰め込みすぎて、全体的に希薄感が出てしまっている気がする。 やたらと話を引き伸ばす作品が多い中、贅沢な話なんだけど、 やっぱ、時間あたりに詰め込めるエピソードには限界があるのかなぁ。 それとも、流れが足りないから、希薄に感じるのかなぁ。 ドラマじゃなくて、ストーリーに走りすぎてるのかなぁ。 よくわからない。好みの問題もあると思うし。

一番、気になったのは、4人の神があまりに唐突に出てきて、 簡単にカリユガイストを、過去へと連れて行ったことかなぁ。 それと、やっぱ、何かありげなアズールが、あまりにも伏線っぽすぎる。

相変わらずの糖衣嬢のステキなおみ足にクラっと来てしまったが、 今回もやっぱり、ちょっと活躍が少なめで物足りなかった。 次回最終回。

もっとどれみ ★★★★

栗山緑脚本の佳作。どれみ#では、かなりおざなりにしてきた、 不器用で泣き虫なはづきと、ちょっとドライなおんぷのキャラクター性を生かした話。 そして、クラス替えもあって、さらに孤独感が深まり、そして委員長選挙でも、 まるきし票が集まらない玉木に、意外にも、ももこが票を投じたということに、 思わず涙ぐむ描写と、なんか、テイストは旧どれみに戻ってきた感じ。 そして、デラも、久々に、彼女らしい活躍だったし。 おっと、予想外に、このまま復調していくのか?

ガオレンジャー(新) ★☆/×△

武上純希脚本。オープニングで脚本武上の文字を確認し、いやな予感がしたが、 やっぱ、予感通りだった。淡々と戦うだけで、ドラマがない第1話。 救急戦隊ゴーゴーファイブの武上脚本の第1話を思い出してしまった。 戦士が戦いを決意するという部分がそんなぬるい描写でいいのかなぁ。 まぁ、ゴーゴーファイブだって、その先、ずっと面白くなかったってわけでもないんで、 絶望はしてないんだけど…。

でも、そういえば、ゴーゴーも、小林靖子脚本が面白かったような気も。 またもや小林脚本に期待か?

はなまるくん ★★☆

ここんとこ低調かなぁ。まぁ、でもそこそこ面白いんだけど…。 1話目、ミズゴジ保脚本(おいおい)。こたつの話。 紙くずが、まるるの頭に当たるシーンがなんともかわいくていいが、この絵を見て、 それ見たさについつい妹をいじめてしまう、兄心を思い出してしまったような気がするが、 忘れることにしよう(おいおい)。

2話目もミズゴジ脚本だったような気がするが、記憶違いかなぁ。ぴえろのページには、 浦沢脚本とある。わかさぎ釣りの話。はなまるお兄ちゃんと、しまお、こぷーの、友情関係を、 まるるが観察する話。地味だけど、こういう描写は、「うん、あるある〜」という感じがして、 なんかいいなと思う。まぁ、得てして、兄の方がおばかさんなのだ。それを妹は、 なかなか鋭く観察しているものなのだ(おいおい)。

はなまるキング。ザジズゼゾ、相変わらず全く説得力もなく、貧乏のせいにしてるなぁ。 それほど面白くない感じ。

亀有公園前 ★★★★/△

岸間信明脚本の佳作。ふ〜ん、トロリーバスってこんなんだったのか〜と、 妙に関心しながら観る。オチが強引すぎるけどねぇ。ま〜、いくらなんでも、 あんな悪徳社長を登場させることもなかった気もするけどねぇ。

学校の怪談 ★★★★☆

大和屋暁脚本の佳作。声優の熱演含め、あわせ技で傑作。 どうにもこうにも怖い話だなぁ。大和屋は怪談にも強いなぁ。 あの悪魔の儀式をみんなにそそのかした少女が、 劇燃えな演技で、めっちゃ怖くて、 その声が川村万梨阿だと1ツポ秒でわかったが、他の少女達が、 ミクロ麻美ちゃんな半場友恵、と折笠(愛ではない)とは判別できなかった。 なんかきになる声とは思ったんだけどなぁ。 まだまだまだ、修行が足りない。特に、最近、 聴いてる頻度が多い折笠(しつこいが愛ではない)が判別できなかったのが悔しい。

それはともかくとして、今週はさつきに例のイベント有り。 3話に1話程度の頻度なのかな。今回の絵は、なんか、風が吹いたから、 あわてて、ハジメとレオに、「みてみて〜」みたいな、描写だった気がするのだが、 気のせいであろうか(おいおい)。

リップと鏡を使った演出は、大和屋らしい巧さだなぁ。 そういえば、一緒に儀式をする少女達の顔がなんか、四角っぽすぎた気がしたなぁ。


2月13日(火)

学校の怪談 ★★★★★(先々週),★★★☆(先週),★★★☆(今週)

先々週「死を告げる看護婦、母の想い」。十川誠志の傑作脚本。 呪いの看護婦が悪いキャラかと思わせといて、実は違ったという話。 さつきの母がどんな経緯で亡くなったかということを説明セリフをほとんど使うことなく、 物語を使って描写してる点が見事。それもその物語に幽霊看護婦をうまく絡ませていて見事。 そして、りんごジュースという道具の使い方がうまい。 十川ははっとするようなシリアス話書くことがあるなぁ。 そういえば、関係ないけど、さりげなく…(以下略)。

先週「人を飲み込む絵画 ダビンチ」。橋本裕志脚本。 すんげ〜強引な話とは思うけど、そこが面白い。 これまたさつき母の子供の頃のキャラクターをうまく描けてるけど、 さつき母と、さつきは、声も含めて、とても似てるとは思えないなぁ(笑)。

今週「命を奪う心霊写真 魔の踏切」。山口亮太脚本。 今回のレオはあまりに性格が良すぎるような気も…(笑)。 桃子ちゃんて、要するにとりつかれやすい体質なんだな。 指輪を車内に…というくだりがなかなか怪談っぽくていい。 しかし、あまりにも救われないオチだったかなぁ。 まぁ、これはこれでアリとは思うけど…。 そういえば、タクシーネタが重なっちゃったな。

それにしても、今回の幽霊むしゅめの声に、好きな人の事となると、 感情が抑えられず、直情的な行動をするキャラを演じさせたらナンバーワンと言われている(誰に?)、 野上ゆかなを使ったのは、見事としかいいようのないキャスティングだな(笑)。

ギャラクシークエスト ★★★★★☆

わいえる氏が絶賛してて、スタートレックの映画よりも面白いような口ぶりだったので、 見に行ってしまった。で、感想は、うひゃ〜。面白すぎ。超傑作!!

「な〜んか、本当は宇宙とかSFとか好きなんだけど、かといって、 いろんな作品を観すぎていることもあって、 ステレオタイプ的で、ストーリーに捻りがない、安易な展開の作品は物足りない、 いや、そんなのは観るのも不愉快だ」…というような人向けに作られた作品という感じがする。 基本的にはスタートレック…というか、 それに群がるファンに対しての結構痛烈なパロディがベースになってる作品なのにもかかわらず、 気が付いたら、ちゃんと夢がある冒険物語になっていて、 最後には感動の結末がある。素晴らしい。トカゲ頭の博士が劇燃え。 まだまだ、SFネタもやりようがあるんだなぁ。正攻法ではないけど…。 それにしても、この作品、嘘がうまい!

もっとどれみ ★★★★/△

栗山緑脚本の佳作。帰国子女ももちゃんの昔の師匠のマジョモンローの話。 なるほど、なるほど〜と思いながら観る。 女王から離れた話は面白いなぁ。 それにしても、変身シーンはしつこいなぁ(苦笑)。まぁ、CM観ると思って我慢するか(おいおい)。 まだ、ピアスの問題は解決してないなぁ。 それにしても、井上喜久子を端役で使うし、とにかく声優陣が豪華だなぁ。

はなまるくん(今週) ★★☆

先週は、はなまる王子総集編。浦沢氏、パラッパ準備に忙しいのかな。

今週は、まずは、風邪を引いたまるるをうらやましく思うはなまるの話。阪口和久脚本。 風邪をひいて嬉しそうなはなまるが、なかなか良い。

2話目は、バレンタインの話。あなたはあほですか…とか喋るちゅりんのセリフに、 なにやら笑ってしまう。最後のオチが結構濃厚な気も(おいおい)。これが今週は一番面白かった。

はなまる王子は、「おとこまえ」という言い方が浦沢風でいい感じ。

ビックリマン2000(今週) ★★★★

冨岡淳広脚本。アズールがあっさり本心を明かしてしまうのが、ちょっとあっけないが、 深見梨加声のこわ〜い悪魔のおねいさんが発生させた雨が、悪魔族の人達を暴走させてしまうという話は、糖衣嬢のリアクションとか、なかなか面白い。 それにしても、ガスベラスの破壊シーンが衝撃的だったなぁ。

ベイブレード ★★★

脚本家名、失念。久川綾声の中国から来た少年と戦う話。 コマごときの力で、またもやすんごい風が発生するわ、会場が振動するわ、 ベイブレード回転速度は、むしろ、だんだん速くなるわの、 相変わらずの無茶ぶりに安定して笑える(…って楽しみ方でいいんだよね。この作品)。 そして、中国の少年が負けたときに、世界は広いとか言い出すとこで爆笑 (えっと、ここって、笑うとこだよねぇ…。えっと違うのかな)。 2回やったとこで、あっさり満足して帰るというのが納得できないなぁ。 戦うのが面白いというなら、やっぱ、もう一戦戦うべきのような気がするんだけどねぇ。

デビチル ★★(先週),★★★☆(先々週)

先週は特にコメントなし。先々週の学校の描写が多かった話が面白かった。 先生の恋を取り持つ話。とりまき少年達いい人ばかりだなぁ。アクタス制作のアニメって、 とりまき少年がいい人というきまりでもあるのか(他の例:ごぞんじ月光仮面くん)。 氷上恭子声の少女、たれめ、口が大きくて、色黒で、横で髪むすんでて、これだけで満貫。 もっと活躍させろ〜(笑)。

トライゼノン ★★(先週),★★★(先々週)

先々週は堺左保(で字は合ってたかな)脚本だったと思う。ラインハルト風の敵キャラと、 巌流島で対決する話。下着姿の林原声の少女を、布団で、すまきにして、 ロボットに乗せるというマニアックな描写にくらくら〜(おいおい)。

先週は、九州の人達の燃料がなくて困る話。あのエンディングで三味線ひいてるおばさんが、 キャラ的にはなかなかいい感じなのだが、ストーリーの方は、敵キャラがそれほど面白くないし、 FAXで主人公を挑発する話が、ちょっと物足りない。 そうは言うものの、見始めの時に、思ったよりも、 結構楽しめる作品にはなってるなぁ。それにしても、声優陣が豪華だねぇ。 盆と正月が一緒に来たようなキャストだ(←全然適切でない喩え)。 ポケモン以上にアニラジ度高し。

ワンピース(先週) ★/××△

武上純希脚本。うわ〜、前回より、さらにダメになってる気がする。 ぬるいイベントが直線的に続くばかりで、かなりつまらない。 こういう展開はいかにも武上風だなと思ったら、やっぱり武上だったという感じ。

サイファイハリー(先々週) ★★

先週は録画忘れ(苦笑)。野上ゆかながハリーくんの心を覗いたら、 そこには、堀江由衣がいてガーンという話。 声優的には面白かった(おい)。


2月5日(月)

ベイブレード ★★☆/△

ふでやすかずゆき脚本。アメリカから来たマックス、 その声はショタの帝王折笠愛…のベイブレードが、覚醒する話。 母のかたみをベイのコア(だったけ、呼び名忘れた)に使うシーンの描写が、 甘すぎる感じがするなぁ。それと先週の次回予告でバレバレだったので、 なんの意外性もなかったのも辛いなぁ。

それにしても、ベイに内蔵されているメタルボールが外側に移動すると、 安定化するってのは、本当なのかなぁ〜。本当のような、本当ではないような、気になる…(笑)。 回転速度は下がると思うんだけどねぇ。

そして、回転方向を敵のベイと逆にして、相手が上からのっかかってきた時、その回転を吸収して、 自らの回転力にする…というのか。う〜ん、子供が信じそうな程度にもっともらしい気がして、 ちと心配だなぁ(苦笑)。だいたい、マックスのコマ、一回止まってから、 回りだしてるし…(笑)。どっかに動力あるんじゃないのか、やっぱ(笑)。

ビックリマン2000 ★★☆/△

冨岡淳広脚本。またも、説明多いし、難しい問答しちゃってるなぁ…。 正義じゃなくて、未来を開くために戦うとかいうタケルの言葉、 な〜んか、説得力あるような、ないような…。 そもそも、戦いという描写の爽快感で、話を進めてきちゃってる作品で、 戦うということについての是非を論じちゃうと、、 どうもうまくない気がするんだけど…。

まぁ、正義というもののいかがわしさをネタにすることには、 共感できる点もあるけど、それならそれで、もう少ししっかりと、 正義のいかがわしさみたいなものを、 具体的に描写してこなきゃならなかった気がするなぁ。 ダブルブッキングがそうだったとか、いろいろアリバイはあるんだけどねぇ…。

ワンピース(先週) ★★/×

武上純希脚本。ナミがナミじゃない、別のなにかになってる。どうも、 原作エピソードを外れると、ナミが妙に物事を説明しちゃったりするんだよなぁ。 それと、各キャラの会話とかが、ち〜っとも普段のワンピーステイストじゃないよね〜。 鈴木真仁キャラが結構面白いけどねぇ。

タイムレンジャー(終) ★★★(先週),★★★☆(今週)

ちょっと期待しすぎちゃったのかなぁ。最後は感傷的な描写になってしまってて、 私には、どうも、物足りなかったなぁ。時間ネタを使って、いろいろ複雑に話を作ったわりには、 最後は、あんまり意外性がなかったかも。まぁ、20世紀にロボを送り出していた、 時間管理局のリーダーが実はタイムファイヤーだったということは、 ちょっとは意外だったけど、それほど驚くほどの仕掛けではなかったなぁ。

あっさり、あのタイムファイヤーの兄ちゃん死んじゃうのも哀れだったし、 30世紀に戻った、あの4人がどうなったかの描写が、もう少し何かあっても、 よかった気もするねぇ。それと、折笠富美子声のロボット、どうなったんだろ。 それも気になったねぇ。

それにしても、ドモンって、いつのまに、ほなみちゃんとしてたんだよ〜。 それについては、びっくりしたぞ〜(笑)。

どれみ#(終) ×××

栗山緑脚本。ストーリーを急ぎすぎてて、最終回にしては、大した盛り上がりもなく、 あっけなく終わる。3話ぐらい必要な話を1話でやってしまった感じ。 花ちゃんとの別れがあまりにもあっさりしてるのも哀れ。 まぁ、すぐに、もっとどれみが始まったんで、それほど、花ちゃん可愛そうってな、 気持ちにはならないけど。

もっとどれみ(新) ★★/×

女王様が、どれみたちに、魔女見習いになってもらうという理由づけが弱いなぁ。 でも、変な悪を発生させるよりは、なんにも理由ない方が、むしろ、ましなのかもしれんが。 やっぱ、裏設定で、女王は、人間界の植民地化を狙ってるのか。

新しい帰国子女キャラ。お菓子作りを手伝ってたっていうなら、 アメリカよりも、ヨーロッパの方が説得力あると思うけどなぁ。 やっぱ、アメリカっちゅ〜と、ファストフードって印象あるよねぇ。 まぁ、フランス語とか、ドイツ語とか、イタリア語とか、喋れるような人材はないということか。 英語は、結構いい感じで喋れてて、そこはなかなか面白いと思うんで、 まぁ、日本語の演技が、少々、たどたどしくてもいっか。


2月1日(木)

BRC勧告再び

BRCがまた勧告を出した。詳しくは、Tsupo氏が教えてくれた asahi.comの記事 を参照。

今回は、NHKニュースと、テレビ朝日のニュースステーションで、 この件を取り上げてるのを観た。いつもながら、コメントなしの客観報道で、 物足りないけど、まぁ、しないよりはましか。

今回は、人権侵害とまでは言えないが、放送倫理上問題はあったと結論になったようだ。 勧告を受けた放送局側は、「真摯に受け止め、放送倫理に配慮した放送に努めたい」という、 いつものパターンだ。はぁ〜。どう配慮するかの具体策が相変わらず見えないなぁ。

それにしても、帝京大学ラグビー部員暴行事件報道の件、 自動車ローン詐欺事件報道の件、そして、この援助交際ビデオ報道の件といい、 どれも犯罪をおかした人の周囲の人に対しての報道被害という形になってるのが興味深い。 (内容の詳細については、BROのページを参照) いずれも、事件には直接関与してない人に関して、 いかにも犯罪に関与した印象を受ける報道をしたことが問題になってる。 そして、マスメディアは、あまり、訂正放送をする習慣がないもんだから、 一度疑いを持たれた人の名誉はあまり回復されず、しばしば問題になる。 報道各社が、いくら真摯に受け止めると言ったところで、 こういうことが起きたら、訂正放送をちゃんとするという仕組みを作っておかないのなら、 何度でも同じことを繰り返すことにはならないのかな〜とか思うんだけどねぇ…。

ちなみに、Tsupo氏が某所でこの件は無視か?とか書いてるけど、 別にTsupo氏に言われなくても書くつもりだったよん。

ベイブレード ★☆

浦畑達彦脚本。トーナメント開始。 カイが大手を振って、トーナメント出てるというのは、どうもちょっと違和感感じるが、 まぁ、それはまだいいとしても、とにかく、全般的にもう低調になってしまってる感じがした。 ベイブレードが消えるという映像演出にも、それほど面白味を感じなかった。

ビックリマン2000 ★★☆/△

あすか正太脚本。出産の話。回想シーンの挿入の仕方が、ちと強引で混乱。 テーマは面白いところをついてるけど、それほどは面白くはならなかった気がする。 それと、マーネスがあっさりやられすぎだなぁ。やっぱ、最近、 話を急ぎすぎてる。

パワーパフガールズ(新) ★★★/×△〜★★★★/△あたり(なんかややこしい評価点)

ううむ、アメリカアニメってやっぱ暴力的なんだなぁ。あっさりしてはいるんだけど…。 ま、それはともかくやっぱ面白い。アメーバボーイズの話が特に面白かったなぁ。

悪党になろうとして、ちょっと悪さをして、パワーパフガールズにかまってもらおうとするが、 相手にされず、仕方ないので、立ち入ってはいけない芝生に何日もずっといたら、 風邪をひいてしまい、その病原菌が、市民に感染し、町が大変なことになるという話。 悪党としてかまってもらえないことに自信を失いかけてるアメーバボーイズに、 病原菌に感染したパワーパフガールズが、ふらふらになりながら、 あなた達は町一番の悪者かもしれないわよと、声をかけるシーンで大爆笑。う〜ん、 こういうやり方もあるんだなぁ。面白い。

それにしても、土地に立ち入ったり、自分のものに触られると激怒する男の話、 あまりにも病的な描写がすごかったなぁ。で、今週分は録画ミス(苦笑)。

地球少女アルジュナ(新) ★★☆/×(平均)

今週はまだ観てない。 結局は、かわいいミニスカ娘を、とにかく、かわいく、かっこよく、 飛び回らせたい…という狙いがミエミエなのに、 自然保護とかのキーワードを出してるところに、どうもいかがわしさを感じるなぁ。 描きたい絵が先にあって、それに無理に話を付けるって感じ。 本当に自然保護を叫びたいんだったら、こんなコンテにはならんと思う。

それにしても、反応炉なんて中途半端な呼び方にしないで、 核分裂炉とはっきり言ったらどうなんだろうね〜。

地球防衛家族(新) ★★★☆(平均)

これも、今週はまだ観てない。 これも、河森が絡む作品で、結局は、これも、登場人物に、かっこよく、かわいく、 飛び回らせたいという狙いが、ミエミエな作品。 作風的にはアルジュナの方がむしろWowowっぽく、こっちの方が、 テレ東向きな気がするが、いろいろ規制があるもんで、逆になってるのか(そ、そうか?)。 夫婦離婚寸前の家族に、地球防衛命令が…というわりとユニークな設定で、 飽きずに観れるが、安易に、何かを見せる演出とか、ちょっとあざとすぎる気も(笑)。 基本的にはアルジュナと同様に、家族の大切さを描きたいというテーマは、 表面的になりそうな気がするんで、ま、最初はよく動いてるしで、面白いけど、 そのうち飽きるかもしれない。

スタートレックヴォイジャー ★★★(先々週)/★★★★★☆(先週)

今週はまだ観てない。 先週の、ドクター主役の歴史の話が最高に面白かった。 劇中劇の使い方がとってもうまい。 それにしても、こんな話がアメリカ人には書けるのか。 歴史というものがよくわかってるじゃん!!

歴史家の想像した映像が、実際とどう間違っているかを楽しめるし、 キャラ描写も普段にも増して面白いし、最後のドクターの行動が感動的だし、 スタートレックシリーズ内でも傑作中の傑作だと思う。

先週は、チャコティに忘れ去られてしまって、また再び忘れ去られてしまうだろう女性の話。 結構ユニークな話なんだけど、 この女、実は、嘘付いてるんじゃないかとかなり最後の方まで疑っちゃったなぁ。


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Last Modified on Saturday, 25-Aug-2007 14:19:54 JST