間違いだらけの日々思ったこと(2003年10月)

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10月30日(木)

NARUTO ★★★(先週と今週)

今週は大和屋暁脚本。先週は、西園悟脚本だったかな。 ジライヤが大塚芳忠だったのに少々違和感があったが、あっと言う間に慣れる(笑)。 いろいろなエピソードを差し込んでおり、全体的に少々間延びした感じはする。 ナルトが口寄せの術を覚える描写も、少々物足りなかったが、 谷に落としてからはまずまず盛り上がったし、 先週のおたまじゃくしに足が出てきたのはやっぱり笑った。 リー君に花を届けるというエピソードもいい感じ。

それにしても、ナルトのお色気モードで声優が変わっちゃうのがちょっとがっかり。 竹内順子自身が甘い声を出した方がマニアックでいいのに(おいおい)。

プラネテス ★★★★(先週)

お偉い様のおぼっちゃんが、デブリ回収作業の見学に来る話。 良くできてるんだけど、なんか、すごく教科書的な物語構成だなという感想。 ハチマキに名前を呼んでもらえなかったタナベが、事件をきっかけに、 ようやく呼んでもらえるようになったというくだりとか、 見学と言っていたけど、実はこんな事情で来てたんだとか、実に教科書的。

ハチマキを止めなきゃならない立場だったが、タナベの方が、 結局我慢できなかったというくだりも、確かに「なるほどね」と頷く展開。 今回悪役の御曹司の性格の腐りっぷりも良く描けていたし、 各キャラの事情も丁寧に描けていたし、 タナベの起こしたトラブルの収め方もまずまず説得力がある。

でも、なんか物足りない。もう少し「おや?」と思わせる描写が欲しかった気もする。 不愉快なやつが来て、そいつを痛い目に遭わせて一件落着という、 定番的カタルシス展開を、視聴者は、こういう作品には、 期待していないような気がするのだが…。少なくとも私は期待していない。 未来という場所で、単に橋田ドラマのような、 生臭い人間関係の物語を描くだけでは物足りないのだ。 なるほど実にこれは未来の話だよな、と思わせるオチが各話に欲しい。 贅沢な話なのかもしれないが、それなしに、 原作にないオリジナルエピソードを重ねると、この先、 急速に醒めていきそうな感じ。

10月28日(火)

日本シリーズ残念

あー、残念。でも、ダイエー優勝で、博多のファンが大喜びをしている様子を観て、 よかったねーとも思う。生真面目な王監督も嫌いじゃないし。 来年は、日ハム優勝で北海道が盛り上がるというのもいいね(おいおい)。 星野監督、お疲れ様。結構期待してたけど、これほどの結果を出すとは思わなかったなぁ。 監督は辞めても、阪神に残るそうなんで、まだまだその手腕に期待。

日本テレビ 視聴率操作問題 ×××××

正直言って、この件は、失望したとか、裏切られたというよりは、 在京放送局の番組プロデューサーという非常に責任のある立場の人間が、 よくもまぁ、これほどの悪質で、危険な事をやったなぁという驚きの方が大きい。 そんな人間が、全国放送の番組制作を取り仕切ってきたのだ。 そこに一番の問題を感じる。 いや、そのぐらいの人間だからこそ、在京テレビ局のプロデューサーという立場に、 立つことができる…ということなのだろうか。

ところで、ニュースステーションがこの件について、ずいぶん気合いを入れて、 批判的に報じてたけど、そういうテレビ朝日も、デンセンマンという番組の Webサイトで「ビデ○リサーチの視聴率を取る機械を持っている人大歓迎。 番組から高額なプレゼントがあります」などと告知した件が、 2ちゃんねるなどの掲示板だけでなく、他のマスコミなどでも取り上げられている。 しかし、その件には、ニュースステーションで、一切触れようとしない (…というか、テレビ朝日の他の番組でもこの件は一切報じてないようだ)。 この局の態度もなかなか不愉快だ。

まぁ、一個人が嘆いたところで、改善する様子もないようだし、 かと言って、アバレンジャーとかは、やっぱり純粋に楽しんで観たいので、 私のようにテレビ番組にかなり依存している人間は、 こういう事は、ネタとして取り上げる程度にして、 あまり深刻に考えない方がいいのかもしれない。

ヘリウム3の件

ガンダムシリーズでもそういうネタがあったよと某Y氏からメールで指摘。 Niimi氏からも同様の指摘を受ける。なるほど、そちらの影響と考える方が確かに妥当だな。ただ、初代ガンダムでは、ヘリウム3という名前は出てなかった気がする。 それと、私はZ以降はあまり観てなかったんだよなぁ。

そういえば、某Y氏には、わりと最近、Zガンダムの模型を見せて貰ったばかりだった。 Zガンダムに対しての彼の思いはかなりのものなのかもしれない。 さらに、そういえば、高校時代には、森口博子のZガンダムの主題歌を 一緒に合唱したもんだよな(←してない)。

10月23日(木)

プラネテス(新) (1)★★★★☆,(2)★★★★★☆,(3)★★★★★

ようやく未見分消化。現在放送中のものではイチオシの作品。

こういうもうちょっとだけ先の未来が観たいと前々から思っていた。 出てくる宇宙ステーション等のインテリアとかの描写がなんとも面白い。 踏切の描写も面白かったなぁ。「YOU COPY.」「I COPY.」という言葉も、 いい感じ。 なんかテラホークスの「10 10 (テンテン)」とかを思い出した。

ただ、第一話は、新入社員の少々くどいドラマ描写が少々くどい感じ。 そういう生臭いドラマは他でもやれる、この作品では、 もうちょっとじっくり宇宙任務の描写を楽しみたいなとちょっと感じた。 平和の象徴だったはずのデブリが、 実は宣伝目的であったとかいうオチも、少々駆け足気味で若干収まりが悪い感じ。

第二話は、無理したせいで、宇宙船の軌道にデブリが入ってしまって大慌てする話。 ミッションの描写が多く、たっぷり楽しめた内容。 そうそう、こういうのが観たいんだよね。

第三話は、再び、新入社員田辺メインのくどいドラマ復活だが、 どうしても、遺体を持って帰りたいと思うその情熱の描写はなかなかいい感じ。

ところで、実は原作漫画の方も読みはじめているのだが、ヘリウム3を月で採取だとか、 タンデムミラーの核融合エンジンによる木星探査だとか、 一体、どこからそんなネタ拾ってきたんだと思うような話が続いて少々びっくり。 実は、ヘリウム3核融合の研究をされていた先生が、以前職場にいて(現在は退官)、 一般公開では、今も、毎年、その研究に関係したビデオを上映しているのだが、 原作者はそのビデオは観ているのだろうかな。

そういえば、昔、東京の某BBSで、私自身が、 そんな研究の話を書いた事があるんだけど、 もしかしたら、それをちらっと読んだのが、漫画のネタのきっかけに なったのかもしれないなーとか、ちょっと妄想してみた(笑)。

でもちょっと調べてみたら、NASDAのWebサイトにヘリウム3の話って載ってるんだな。 その辺りがネタ元というのが真相かな。NIFSはヘリウム3核融合は、 あんまり宣伝してないからなぁ。

よつばと(コミック電撃大王11月号) ★★★★★

漫画の感想はあんまり書かないのだが、ほんまおもしろい。 これを読むために電撃大王を買っているという感じだ(ガンスリ目的じゃないのか。笑)。 あずまんがよりも、私はこの作品の方を高く評価している。 これだよ、これという感じ。先月の水鉄砲も最高だった。

それにしても、これって、シェフが作ったのか!?

金本が ★★★★★

値千金のホームランだったなあと。 それにしても二晩連続でサヨナラゲームとは盛り上げてくれる。

10月22日(水)

セーラームーン実写版 (亜美登場とレイ登場共に)★★★★

物語的には少々アレンジもあるけど、概ねアニメ版と似た流れで進み、 この先どうなるというワクワク感がないのは、少々物足りない。 モンスターのデザインも1話と比べると、あーあって感じ。 1話では気合いの入っていたルナも、手をつっこんで操っているなと思うシーンが やたら増える。手を抜きだしたな(笑)。ただ、アクションは毎回よく頑張ってる。

まず、亜美登場の回。やはり眼鏡最強。 髪も長めだし、久川綾のような冷ややかな感じはほとんどないしで、 アニメとはだいぶ違うがこれもよし。 ただし、変身して、眼鏡がなくなると、あからさまに、 うさぎ以下になる。青い髪もどうも違和感ありで、あんまりかっこよくない。 建物から落下していくシーンが結構迫力あり。合成うまいな。

レイ登場の回。巫女装束で火の前に立つと似合いすぎ。 演技には少々固さが見られ、今後、アニメ版のようなひょうきんなキャラは演じられるかが 少々心配だが、なんかキャラのイメージにかなり近い人を選んだなぁという感じ。 変身後はハイヒールが似合ってるし、これはいい感じ。 巫女姿のうさぎと亜美も可愛いな。やっぱ、この作品は変身するまでが見所。

それにしても、うさぎは、相変わらず可愛い。 アクションの大半はスタントが代わって演じているようだが、 でも、結構、本人自身が綺麗に高く足を上げているシーンとかあって少々驚き。 この人は特撮ヒロイン史上に残る逸材だ。

クインベリルは演技が良くないなぁ。うーん。 役者本人のせいというよりは、毎回、セリフとかシンプルなのが恐らく問題。 あれじゃ何も面白げな演技もできんだろうに。

グランセイザー (前回)★★★,(今回)★★★★

面白い。巨大ロボの特撮も、合成多用の映像の軽さが時々感じられるが、 スピード感もあり、いい感じ。 物語的にも、やっぱ、東映特撮とはノリが違うので新鮮。でも、やっぱ荒っぽいな。

前回は、風さんチームが揃い、ロボを起動して大暴れの話。 風さんチームのリーダーが変身した後、変な滑舌なのがおもしろげ。 三人目が妙に描写が少ないのが気になる。何かの伏線か。

今回は、炎さんチームが揃う話。実は弟が残りの一人だったわけだが、 普段は精神的に姉に完全支配されている弟が、 姉が敵にいたぶられるのを見て興奮し、 戦士に目覚めるというかなりのヘンタイな内容。やっぱり、この作品、並大抵じゃない。 その後のロボバトルは結構迫力があった。風ロボの方の変形が重厚感があり、 面白い。

次回予告で、今度は土の人が出てくる。なんだか、あまりに順調に覚醒し過ぎな気も。

アバレンジャー (今週)★★★☆

ジャンヌが、チェンジマンでのシーマみたいに、大人しい娘さんになる話とか (でも、ここを読んでる人に、チェンジマンを、リアルで観てた人が、 どれだけ居るやら…。ちなみにジャンヌは声は変わらない。笑)。 ひょうきんで面白いキャラになっているが、少々演技に痛々しさも。 でも大人しくなってからのシーマほどの痛々しさはないので念のため(おいおい)。

最近、物語的によく動いていて飽きない。今回は赤の人がぶち切れた描写も迫力あったし。それにしても、木星を引っぱってくる装置の仕組みを、ぜひ教えて欲しかった。 参考にしたい(笑)。一度軌道を外れてしまったのに、敵を倒したら、 ご都合主義に、元に戻ってしまうところが、強引すぎで、 いかにも東映戦隊的な荒っぽさ。

それにしても、アスカは本当に死んだのかなぁ。 なよなよしたいいキャラだっただけに、なんか死んではいない気がする。

で、次回こそはイエローの人が劇燃えな話か? ウェディングドレス姿の回はあんまり面白くなかっただけに、今度は期待。

10月21日(火)

積み残し多数

とりあえず、今日はセーラームーンの未視聴分を消化。 安定して良い感じ。感想は明日辺りに書こうかと。感想とか未読の積み残し多数。 時間的余裕が全然無くなってきた。

10月20日(月)

クラッシュギアニトロ (先週)★★★,(今週)★★☆/△

ニトロを観るのは久しぶりで、各キャラがどんな感じなのか、ストーリーが、 どう流れてきたのか、ほとんど把握もしてないので、 ちょっとまだこの作品のノリが解らないって感じでの感想になってしまった。

…ていうか、掲示板等でいろいろお世話になったりしているさかえ氏なのに、 こういう結構辛口な感想はどうなのかと…は思ってはいる。 だけど、まー、私なのだから、やっぱりこう書くしかないのかな。 この先、モンキーターンとかもアニメ化するそうなんだけど、 こういうスタイル続けていくのは、一体どうなんでしょうか(誰に聞いてるんだ)。

それにしても、ニトロはカットワークとか画面構成で独特の面白さがあるな。 3DCG画面もうまくセル風(今はデジタル彩色だよな。笑)画面と合成できてて、 昔のクラッシュギアシリーズよりも違和感がずっとなくなってる。

で、先週は、吉田伸脚本。 なんか、エンディングで名前を見て、デュエルモンスターズのアニメオリジナル展開の、 ハチャメチャ話を思い出した。西部劇風。細かい演出とかかなり気合いが入っている。 ハチに刺されるなどの展開は少々おやくそくぎみな印象だったが、 アライグマがギアをメンテするシーンには笑。 ただ、その後、森の自然を守るために戦うという展開から、 素直に勝っちゃうシーンまでは、少々直球すぎて、ちょっと物足りない気もする。 要するに、ストーリー的には、むしろ前半の方が面白かった感じなのだ。 でも、アライグマと力を合わせて戦うという演出を練り込んだ映像とかは盛り上がった。

今週は、かずいさかえ、山口亮太共同脚本。

最初の、なぜそこに日本語の新聞が、とか、地底人の恐さを切々と語る 辻親八声の人(…って、先週は違うキャラで出てたような…。笑)のシーンには笑。 ノーフェースマクドナルドという名前がなかなか出てこない繰り返しギャグの部分は、 もうちょっと名前を複雑にしても良かった気もする。

ドリル団とか、裏ギアファイトとかは、やはり、某アニメからのネタかな。 ドリルのマークで勝利の数をカウントするアイディアは面白い。 けど、実際に勝った時に書き加える演出が欲しかった気もする。

で、数回出てきた「溶けちゃった」ってのが意味不明で少々当惑。 それから最後のシーンの実は王子だったとか言うセリフが、 他のセリフと重なっちゃって、聴き取りにくく、よくわかんないまま終わるって感じで、 ここにはかなり不満。そもそも、妹は孤児達と共に地下で寝ているという話だったのに、兄貴が実は王子だったというオチでは、なんかバランスが悪すぎな気がする。 全体的に、背景設定とか、話の流れとか、色々と整理が悪い…という印象を受けた。

最初は、客がいなかったのに、バトルが始まると段々集まってきて、 最後は負けたけど、大声援を受けるという展開は、 これもまたやや直球すぎる展開ながらも盛り上がった。妹キャラは作画的にいい感じ。

それにしても、作品に必ずギアファイトの3DCGバトル映像を 挿入しなければならないという制約が、結構難しそう。 まぁ、ポケモンだって、いつもポケモンバトルをしなければならないし、 子供向け玩具メーカーがスポンサーの作品では、 そういう制約のない作品の方がむしろ少数だなぁ…。

刃物まつり

12日は友人に誘われ、関市の刃物まつりに行った。 刃物を売る露店がずらりと並んでいる祭の規模の大きさびっくり。 それと、包丁や園芸用鋏などの一般の刃物に加えて、 アウトドア用とかコレクター用のナイフを扱う店がかなり多く、 それ目当ての客もかなり多かった。

個人が製造したコレクター向けの高価なカスタムメイドナイフ等を 販売する即売会も開催されていて、友人はそれがお目当てだったようだ。 なんだか同人誌即売会と雰囲気が近く、 いかにすごい工程を得て作ったかを切々と語る熱い人もいて、 私の全く知らない世界をちょっと垣間見たという感じ。

私はかなり安い刈込鋏をゲット。でも、製造元を見たら、兵庫県だった(笑)。 翌日、さっそく、家の庭の木に久々に鋏を入れた。結構良く切れて満足。

羊ふたたび

数週間前の事だ、ハイキングがあるというチラシが職場の所内便ポストに入っていた。

はー、ハイキングだとう? そんなもんかったるいわ。(←だいぶキャラ作り気味)

あのなー、そういう類で、俺様が行きたいのはよー、 せいぜい、三柿野の基地祭か、明治村か、リトルワールドか、モンキーパーク (…ってなんだか結構多いじゃないか)、そして、そして、ふれあい牧場ぐらいだ。 中でも、ふれあい牧場だけは特別だな。それ以外は論外だぜ(声:くまいもとこ)。 わかったか、レクリエーション係め!!

…などとチラシを読みながら心の中で言おうと思ったら、 ナヌ、何と行き先の中にふれあい牧場がある。やられた…。

もちろん行くことにした。一人で行くのは行きづらく、 ずっと行きそびれていたのだ。渡りに舟とはこういうことを言うのか。

集まったのは20人弱。同じ部署の人は一人もおらず、面識ない人がほとんど。 で、ふれあい牧場へ行く前に、まず、山を登らされた。富士見台という山だが、 富士山は見えないらしい(笑)。 なお、子供も参加する気楽なハイキングということで、 山頂にかなり近いところまで、バスで行く。 その車両が普通の路線バス用で、かなり大きめなわけで、 すれ違うことが可能なところが時々しかない狭い道をハードに走る。 対向車はすれ違える所までバックするしかない。凄いぞ、路線バス。 で、そこから登る。時々休みながらの1時間程度か。

それはともかく、山登りは、まー、わりと短時間ということもあり、 少々足場の悪いきつい坂もあったものの、それほど疲れなかった。 どの子供も嫌がりもせず、転んでも泣きもせず、 どんどん先に昇っていったのが印象的。こういう感心な子供もまだ居るのか。 …というか、普通は一人ぐらいはいるはずの、 腹立つクソガキが一人もいやしねえ。どうなってるんだ(おいおい)。

そんなことはどうでもいい。羊だ羊。羊を早くしろ。 …ってことで、山頂へ登って、

飯食って、降りた後、 さーてみなさんおまちかね(私だけだが)の中津川ふれあい牧場へ。

久しぶりに来れて、思わず顔がにやけてしまう。 でも、自由時間は1時間と少ないので、あわてて、羊が放牧されているところへ向かい、 撮影。きゃー、今日もいっぱいいるぞ。サフォーク種の羊、羊、羊。

さらに、子羊舎に向かい撮影。ここもかわいい羊がいっぱいいるぞ。羊、羊、羊。

子羊舎には、メエメエ鳴きながら、ずっと羊との会話を試みている人が居た。 もしかし係員かなと思ったら、後で客だと判明。 うーん、羊マニアの人って結構居るんだな。私は彼ほどは濃くないや。

…ってことで時間は短かったが満喫。やっぱ、またちゃんと時間作って行かねば。

10月11日(土)

ポケモン (今週)★★☆,(先週と先々週)★★★

今週は、旅に出た孫の成功を信じて日々戦う家族の話。 サトシ達との戦いにあっさり負けるだらしない嫁をいびる姑 (…というか一家の大黒柱)の描写とか、そこそこ面白い内容。 ただ、孫が陰で見ているのに気づきながら、直接会わず、何でもお見通しな描写には、 少々違和感がないわけでもない。

その前は、2話構成で、カスミとトゲピーの重要な話。物語の出来としては、 少々強引で、それほどうまい話にも仕上がってない感じを抱いたが、 ポケモンアニメファンは観ておかないといけない話ではある。 しかし、なんか、トゲピーには、結構思わせぶり描写が色々あったが、 その結末はあっけなかったなぁ。ちょっとがっかり。

ポケモン放送局 (今週)★★★★☆

新作を放送とあったので、突如観ることにしたら、 これがなかなか見応えある面白い出来。 ヒロシの旅の中でのエピソード、時を操るポケモン、セレビィが出てくる話。 ロリジョーイと、ババジョーイの両方が観れたのもかなり貴重だし、 セレビィの能力を使った結構恐ろしくもある話に、すっかり見入ってしまった。

巷説百物語 ★★★☆

なんだか、京極作品らしい仕上がりになってきた。 ただ、やっぱ濃さが足りないとは感じる。

妖怪話にしては、結構、意外な結末にもあまり驚きがない(でもまぁ、そこは私が京極作品を知っているからなのかもしれないが)。それは、30分枠という限られた時間は、一話を描くのには、 少々足りなすぎる為ではないか。美術は今回もなかなかいい感じだが、 終盤の3DCG映像は少々意味なく凝りすぎな印象も…。

それにしても、最後に出てきた謎の京極堂、 こんな奇妙なアニメオリジナルキャラ、原作者が観たら、 一体どう思うんだろうな…。

え?(←わかってるくせに。笑)。

それにしても、京極堂の声優の人、結構うまいなぁ(笑)。

ゼントリックス(終) ★★★/×

感想がすっかり遅れてしまった。 ロボバトルの描写等を見ている限り、とにかく制作体力があるなぁという印象。 最終回では、ミーガンとニックの別れの描写などは、なかなかよく描けていた。

しかし、タイムマシンを使った時間ネタは、結局最終回でも全く生かせず 少々あっけない。要するに最終回のためだけに、大きくなったニック達を モデリングするのは、あまりに厳しかったということか。 3DCGキャラクターアニメの場合、チョイ役を出したい時などに 思わぬ難しさが出る。

プラスターワールド ★★★☆

演技が少々荒っぽい感はあるが、今回出てきた新しい敵キャラは、 喋り方とか、なかなか面白い。ただ、もう少し声に色気があるといいかも。 結構面白い展開になってきたかも。

ロックマンアクセス ★★

クロスフュージョンだそうだが、まぁ、今までの仮想での戦いに加え、 現実世界での戦いが増えたところで、現実世界で、強化スーツで、 バトルをするアニメなど、世の中にいくらでもあるわけで、 その設定だけではやや新鮮味に欠けるか。 まぁ、今週の仮想世界にUFOが現れ、暴れまくる描写は、そこそこ迫力があった。

10月8日(水)

ガンダムSEED(終) ★★/×××

とにかく無計画な最終回だったという印象。なーんでこんなメチャクチャになっちゃったのか、残り3話の時点でも十分立て直せたと思うのに、 まるで自由落下を放置したような物語展開に、かなり呆れ気味。

まず、もう一人の桑島ことフレイの結末が×××。 さんざん引っかき回して大活躍だったフレイは、拉致されてからというもの、 はっきりいって常に戦況を観測しているだけで、結局、イイこと何一つ、 していなかったのだから、いくらなんでも、死んでから、 いきなりイイヒトぶっちゃう展開は無理。 正攻法で行くなら、他のクルーは助けて、自分だけ死ぬとかいう話にすれば良かったのに、他の連中も死んでしまうんじゃ意味なし。あんなに一生懸命になって、 クルーを救おうとしたバジルール桑島が浮かばれない。

逆に、キラとの別れの時に、怨霊っぽい人格を残しながら消えていくというなら、 それでもよかった。 そもそも、生かしておくなら、バジルールの事も含め、色々反省も出来るわけだし、 なんか、わざわざ一番まずい結末にしたとしか思えない。

リコーダー関クルーゼも×××。そもそも、薬飲んで頑張ってた設定も生かされなかったし、 子安フラガとの関係も消化不良だし、最後まで覆面隠しに拘る理由も不明。 だいたい、キラと延々戦っている理由が不十分。キラとの問答も、 全く意味不明。

保志キラも××。問答しながらクルーゼと延々戦ってるだけで、 最も危ない破壊兵器止めるのに頭を使う描写がなかったのは、 主役として全くなってない。

代アニ田中ラクスも××。指揮官的立場なのに、結局何にも戦略を考えてなかった。 あんなに、以前、アスランに自信満々に大見得きってたくせに何だその有様は。 平和だけを語る輩は、実戦では無能だということを思い知るという描写ならいいけど、そうでもなかった。

石田アスランは一応×ひとつ。理由は、終盤、ソーラレイみたいな破壊兵器を止めることに少々真剣だったから。 でも、その前に、ザフトというよりは、アズラエル派連邦のアホ相手の ガンダムバトルに膨大な時間を費やしてたのは事実だし、 それが終わったら、あんなにあっさり、侵入できちゃうのは、オカシイだろ。 そうなると、あの破壊兵器って、ザフトというよりは、 アズラエル指揮の連邦の連中にガードされてたってことになるんだよな。 よーわからん話だ。

そして、破壊兵器にたどり着いてみれば、 オヤジが勝手に暴走して殺されてるのに遭遇して、結果オーライだなんて、 まるきし、カタルシスのない展開だろ。本当に×ひとつでいいんか、 ちょっと迷ってきた。

三石ラミアス艦長も×ひとつ。結局、フラガ死んでからいいとこなし。 フラガが死んだから、その悲しみを背に活躍ということがドラマになるのに、 どうしてそれをしないんだろ。よーわからん。

結局、最終回に、どいつもこいつも延々ガンダムバトルというのが一番の間違いだ。 実は、そういう指示が、はるかなる高みから出てたんだろ。 話を無視しても、ガンダムを戦わせろという指示がさ…。

おい、誰か。 誰か「その通りだ。バンダイの指示だった、仕方なかったのだ」 と言ってくれ。そうしたら、私も、この作品に、 ようやくカタルシスを感じることができるのだ。

10月5日(日)

こち亀スペシャル ★★★★★

90分スペシャルということで、オムニバスかと思ったら、 全編、一つのストーリーだった。その内容は映画にしてもいいかもしれない面白さ。

冒頭から、鉄道車両の作画とかに妙に気合いが入っていて、おかしいなと思ってたら、 終盤、こまちとMAXの走行中の連結とか、その後のこまちの山手線乗り入れ走行とか、 次々に鉄オタ的には絶対あり得ない荒唐無稽な展開が続き、爆笑が止まらない。 物語の勢いもよくてワクワクした内容。 作品での大嘘はこういう風に吐くべきという非常にいい見本だった。傑作。 誰がこんな面白い話、思いついたんだろ。

巷説百物語(新) ★★★

今回は小豆洗いの話。この作品の原作は読んでいないのだが、 実は、小説はほとんど読まない私は、京極夏彦にだけはややハマりがちで、 今、ちょうど、塗仏の宴の始末編を読んでいるところ。最近出たばかりの文庫本で、 支度編を読み出したのだが、続きが気になって仕方ないので、 ノベルズ版に手を出してしまった。正直なところ、頭の悪い私には、 京極夏彦作品は、あまりに複雑過ぎて、細かいところとかは、 ほとんど読み込めてないのだが(笑)。

で、まだ原作を読んでいるわけではないので、あくまでも憶測に過ぎないが、 その作風から推察するに、オリジナル版の巷説百物語も、 妖怪にやたら詳しい京極氏のことなんで(今読んでる塗仏の宴にも妖怪の話が、 大量に出てくる)、妖怪の原典資料等を丁寧にあたったと推察されるような、 緻密な描写があるんだろうけど、アニメ版はその辺りの細かいところは、 大幅に取り除いて、映像演出的な面白さに絞ったという感じがする。 その潔さは基本的には良しと思うが、 でも、そうは言っても少々端折りすぎではないだろうか。 二話ぐらい使って、どうしてそんなことになっちゃったんだ的な事情説明を、 緻密にやった方が、京極作品らしさが出ると思うのだが。

映像的には、建物のデフォルメの仕方やら、キャラデザやらは、 とってもいい感じ。この作品はチェックしよう。

あーあ

なんか、失敗しちゃったなと反省。

10月4日(土)

ああー

新番組とか最終回とか多くて感想書いてられないや。

デビチルライト&ダーク(終) ★★★/びっくりびっくり

天使を倒すまでの展開についてはやや単調。しかし、 最後のオチにはびっくり。こういうバットエンドは久しぶりに見たなぁ。 荒っぽい終わり方には違いないが、結構新鮮だった。要するにこの先はゲームに繋がってるって事? それとも、よくわかんないんですが、笠原が入って、宍戸が出たことと関係があるんですか(←ありません)。

ファイヤーストーム(終) ★★☆

最終回的にはモレーリ様の活躍もいまいちでちょっと残念。 3DCG映像的にはスピード感のあってまずまずいい感じ。 しかし、やっぱ、宇宙船に窓がないから、 レミングスみたいになっちゃったという展開は、ちょっと無理ありすぎ。 なんか、もう少し、まともな頓知が思いつかなかったものか。

AVENGER(新) ☆/×△

メイドアンドロイドが出たり、女の子キャラが戦ったりの話。 メイドが出るわりには、シリアスっぽいんだけど、全体的に演出がぬるくて、 何か曰くありげなキャラもいるようだが、 第一話は、物語としても、演出的にも見所なし。外そう。

最遊記 RELOAD(新) ★

こりゃあからさまに旧作品のファン向けだな。 要するに、こいつらすんげー強いんだぞということをおさらいする話。 続編第一話としての見所は特別なし。最後の寸劇はちょっと面白げ。これも外そう。

プラスターワールド ★★★☆

人間界に来るという話。雀とのバトルとか、ゴキブリホイホイにつかまる描写とか、 いろいろ新鮮で面白かった。ただ、ライバルみたいなのが出てきた展開には、 あまりワクワクしない。新展開的にはまだ魅力薄。

セーラームーン実写版(新) ★★★★

CBC、よーがんばってる。

この作品はとにかく、出てくる女の子の可愛いこと、それに尽きる。 うさぎ役やら、亜美役やら、レイ役やら、揃いも揃って、よーもまー、 こんな可愛い娘さんばかり、探してきたもんだ。 うさぎも非常に(当社比3倍)いいけど、眼鏡っ娘亜美が激燃え(当社比4倍)。 私を殺す気か…。

だから、言ってるだろ、 私はこういうのに弱いって(誰も聞いてない)。

前半は、こういう作品にしては、わりかし痛さのない描写が続いた。 カメラワークも面白かったり、ぬいぐるみルナが、テレビシリーズモノにしては、 かなり頑張ったうまい合成で、演出的にも違和感なく、とにかくよく出来てると感じた。 それに、うさぎが、アイテムで、モデルさんに変身のシーンは、 あまりの可愛いさに死にそうだ。私を殺す気か…。

ただ、終盤、セーラームーンに変身してからは、 なんかあんまり良くない感じ。 アクションがぬるいせいもあるが、 変身シーンとか、決めポーズとかが、なんというか「平らな絵」という感じで、 もー少し、初代アニメ版のような、凝ったカメラワークと構図、 そしてテンポのいいカットワークでの、変身シーンや決めポーズが見たかった気がする。 それにこの辺りから、なんとなくイタタな演出になってくる。

妖魔のCG合成演出は、あっさりしているが、それほどは悪くない感じ。 予算内でできる範囲で頑張ったという感じ。 まぁ、そもそも、アニメ版での妖魔のイメージ通りに、 渡辺典子にすんげーメイクとコスチュームを着せて、 戦わせるのは色んな意味で無理だったんだろう(笑)。

但し、クインベリルはかっこいい。

結局、終盤の変身とバトルシーンは、あくまでも物語展開上必要なだけのおまけであり、 そのシーンに至るまでの、変身前のセーラー戦士達の果てしない可愛さ(通常の3倍以上)を楽しむのが、 この作品の正しい鑑賞法ってわけか(そ、そうなのか?)。 悪くない。悪くないぞ。

超星神グランセイザー(新) ★★★★/バカバカ

ガイファードやらサイバーコップみたいなビミョーなのが、 結構好きなんだぞーという変な人(私も含む)は絶対みときなさい。 はまるって。

で、あらすじを簡単に説明。銀河惑星連邦(のようなもの)が、 地球に、怪しいロボを発見し、こりゃあ、大量破壊兵器だ、 危険だと騒ぎ立てて、大艦隊率いて攻めてきて、 ロボ達をぼっこぼこにして、ついでに地球人も皆殺しにしてしまう。

で、その後、ようやく人類は復活して、今の地球があるのだけど、 遺跡発掘をきっかけに、その超古代の戦士達(合計12になる見込)が続々覚醒。 辺りを見回したところ、特に戦う相手が今のところはいないようなので、 まずは仲間割れして喧嘩することにした。

でも、真の敵は銀河惑星連邦が率いる大艦隊、 業界最強と言われたオーレンジャーの敵、バラノイヤよりも遙かに強い。 地味に仲間割れして戦ってる場合じゃないだろ、 先が思いやられる…と思っているところで、次回へ続く。 あっはっは。いやはや面白い。

屈強な女性キャラ(そいつも戦士)が、いきなり、 跳び蹴りをかまし、ヒーロー役の男を夜になるまで 気絶させたりするし、あからさまなマトリクス的特撮など、 気合いはかなり入ってるけど、どこかしら爆笑な演出が続出。 物語的にもわりとしっかり作ってて面白げ。結構期待できるかも。

千葉美加が出てるのもちょっとした驚き。やっぱ、サイバーコップから、 繋がってるのかよ(笑)。

とりあえず、今日はこんなところ。京極アニメの感想とかは次回。


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