間違いだらけの日々思ったこと(2003年11月)

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11月30日(日)

チューナー付液晶ディスプレーはテレビではないのか

昨日、tsupo氏と大須や名古屋をまわり、チューナー付液晶ディスプレーを中心に、 一通り見た。ビックカメラで安い製品を見つけたので、買う直前まで行ったのだが、 在庫がなく断念。雨も降っていたので、結局この日は決断せず、 今日になって、大須で買ってきた。実際に、家に持ち帰って使ってみると、 昨日、買おうと決めていたものよりも、良いものを買えたなと実感。非常に満足。

17インチではあまり良さそうなものがないので、結局15インチにした。 小さいなら、近くで見れば済むことだ(おいおい)。 買ったのは、シャープの15インチ液晶ディスプレーチューナー付。 デザインなどもシンプルでいい感じ。

ついでに、壊れたテレビを引き取ってもらいたいなと思ったのだが、 この店はパソコン専門の店ということもあり、出来なかった。 実は、昨日、同じ事をビックカメラでも聞いてみた。 ここは家電も扱っているので、頼めば処理はしてくれるそうだが、 テレビを購入する場合のような優待価格にはならず、あまり安くはないので、 自治体に問い合わせて引き取って貰った方がきっと安くなると言われた。

チューナーが付いたパソコン用ディスプレーではなく、 パソコンにも接続できるテレビとして売られているものを購入するのだったら、 きっと安く処理してもらえるんだろうな。 私の買ったものだって、機能的にはテレビと同等なのに変な話だ。 なんだかちょっと納得いかない。

11月27日(木)

テレビが死んだ日

地上デジタル放送開始が近づいている。 一方、2011年にアナログ放送が終了することの社会認知度はとても低い。 かなりの公的資金も費やされるこの地上デジタル放送に対して、 テレビメディアでの批判は全く行われていない状況の中、 いよいよ名古屋では予定通り12月から放送が始まる。

そして、今日、テレビがついに死んでしまった。

死んだのは自宅の20型トリニトロン。友人から安く譲ってもらった1990年製の中古品。 最近、電源投入後に画面がなかなか出ないなど、 調子が悪い状況が続いていたが、ついに今日、映らなくなった。 なんだか、タイミングが悪いなぁと思う。今まで長い間、 よく動作してくれたとは思うけど。

地上デジタル放送と家電リサイクル法の問題のためか、 最近、通常のブラウン管テレビはやたらと安いけど、やっぱりでかい。、 2011年に停波になる事を考えると、今更なぁと思う。 一方、地上デジタルチューナー付なんてまだまだ高すぎだし(…というか、 地上デジタル放送直前の今こそ、高く売れるチャンスなわけだし)、 さて、どうしようかなぁ。

とりあえず、今はDVDレコーダーの出力をパソコンにオーバーレイさせて表示。 もしかして実はこれで十分か?(苦笑) チューナー付パソコン用液晶ディスプレーという手も考えたが、 17インチ程度で良さそうなものが見つからない。

実は、他にも、ここ最近、結構、いろんなことがあったんだけど、 このページには書きにくいネタばかり。 何もかも…になってしまいましたが、とにかく前向きで参りましょうか。

ポケモンAG ★★★★

パソコンによるオーバーレイ視聴。

ともかく、天野由梨復活には大変驚いた。声優復帰したのか。嬉しい話だ。 今回、ヨウコというキュートなキャラを好演。このキャラは今回限りだろうが、 今後の天野由梨の活躍には期待したいところ。 物語的には、ハルカの活躍が目立った内容。何の技が出るか解らないエネコの猫の手も、 まずまず面白い。

サヴァイブ ★★★★

先週は未見。多分、シャアラ(メガネ)が大活躍だったと思うんだけど…。 で、今週も大活躍。息吹きかけろと言われて、顔に息吹きかけようとするシーンとか、 なかなかのヘンタイ脚本。木下菜穂子の演技も、いよいよ調子が出てきた感じ。 たまらん出来。先週分も早く観なければ…。 物語的にはわりとシンプルなのだが、全体の勢いがよくて、わくわくして観れる内容。 石田声のハワードの根性悪っぷりもそれほどくどくない。

11月23日(日)

こち亀 ★★★

山田隆司脚本。久々のこち亀、三橋加奈子の出番多し。 威圧感のある喋りがやっぱいい感じ。

今回は、両津と麗子、二人っきりで…の話。 オチがどうなるかは、分かり切ってはいたが、 なんだかんだ言っても、どっきどき。今回は結構踏み込んだな。 でも、どうせ、二人の関係には進展はあるはずもなく、 なんかそういう意味ではむなしさを覚えなくもない。

アバレンジャー ★★★☆(最近平均は★★★★)

アバレファーザーとか出てるので何か新しいキャラでも出るかと思ったが、 アバレレッドとえみぴょんの父親パワー炸裂という話だけだった。 最近のアバレンジャーは、敵の娘さんは育っちゃうし、 アスカくんは本当にアバレてるし、えみぴょんは、いきなりメガネなしで、 登場するし、ヘンテココスチュームで戦闘に参加して、 お花にされてしまうし、出演俳優の面白さも含め、なかなか飽きない展開が続くが、 今回はその中ではちょっとぬるい方か。

まぁ、そうはいうものの、ある理由により、私にはかなり突き刺さる話ではあった。 事実は小説よりも奇なり…なのか?

グランセイザー ★★★★

デジタル合成多用の迫力あるバトルシーンで盛り上がる。 すごいすごい、なかなか頑張ってる。

今回の話は、要するに、僕達がはるか昔、子供の頃に観ていたサイバーコップに、 千葉美加は悪の女幹部で出演していたはずなのに(←おいおい)、 その何年も後に制作されたグランセイザーでも、この人は悪の女幹部をしている。 千葉美加は一体何者なのだ。現代のヘドリアン女王か?という話(←おいおい)。

ヒロインバトルもなかなかの見物だった。変身する前なのに、二人とも強い強い(笑)。 一方、乙女の戦士の中の人は、変身しないと戦えない模様(笑)。

セイザーレムルズの人が、ちょっと助けられたからと、 攻撃をやめてしまうのはちょっと強引だったけど、面白いからいいか。

セーラームーン ★★★★★☆

今回は火野と木野が仲良くなる話。とにかく、 眼鏡最強伝説の亜美が出番少な目な回なのにも関わらず、見所満載の傑作。 全体の出来は非常にいいので、敵との戦いの部分だけが少々陳腐で、 そこだけどうも浮いてしまう。

それにしても、火野レイの人も、これまた限界を超えたかわいさで、メロメロ。 髪型変えたら、これまたキュート。私を殺す気か。 うさぎも超絶な可愛いさだし、安定脇役の大阪なるちゃんも、これまた可愛いい脇役っぷり。 全く、どいつもこいつも、可愛い娘ばっかり。一体どうなってるんだ。

物語的にも、キャラクターを生かした説得力のある話作りに感心。 宿題手伝ってと頼んでおきながら、杓子定規な火野と、友情を重んじる木野が 揉めたのを観て、結局、謝りながら、自分でやると言い出すところとか、 非常にうまい。そのやりとりも非常に可愛い。 実写版の月野うさぎは、アニメ版に比べてはるかに性格のいい娘なので、 ほんと好感が持てる。

カメラ、カットワークも効果的。そして、最後の火野レイの人の壊れっぷりの 描写も最高。

11月16日(日)

小説とかCGアニメーションとか

なんか、土日は、小説書きに時間をやたら費やしてしまった。 なんだか、コミケで頒布する頃には結構まとまった量になる予感。 どっちにしても、話の完結はまだ遙か先。

元ネタのない完全にオリジナルの作品だし、同人誌化したところで宣伝もしてないし、 売れるわけもないのだが、今は書かずには居られない気分なのだ。 今のところは、書いてるうちにも、頭の中に続々と、 物語や設定やキャラ描写が浮かんでくる状況。 なんだか異常だ。どうしてこんな事になっているんだ。

それと、CGアニメーション制作も少しずつ作業。こっちの方は、 本当に真面目にやらないと、コミケに間に合わないからまずいのだが、一向に捗らない。 でも、こっちの作業はどうにも集中できない。本当に困ったもんだ。

それと、適当にアニメとか特撮も観ているのだが、感想を書いてる余裕がない。 アバレンジャーとか、グランセイザーとか、ボーボボとか、結構面白いので、 感想を書くネタには一向に困らないのだが、余裕がない。いろんな意味で。

11月13日(木)

今日の思うこと

キーボードを叩いてのコミュニケーションは本当に無力だなぁと感じている。 それでも、やはりキーボードに頼るしかないのだろうか。

11月11日(火)

同盟は閉鎖しました

久しぶりに、某三橋加奈子のページをいくつか更新したので、 もう今日は時間がなくなってしまった。

ところで、今日、なんとなく、思いついて、 「同盟 閉鎖」というキーワードでgoogle検索してみたら、 「○×同盟は閉鎖しました」とかいうページが出るわ、出るわ…。

最近、同盟と付く名前のWebページを立ち上げて、多くのメンバーを集める人が、 非常に多いようなんだけど、閉鎖も多いねぇ(そもそも、同盟というものは、 閉鎖するものじゃなく、解散するものだと思うけど…)。

それはともかく、こういう検索結果を見ていると、 同盟Webページを作る前に、閉鎖の事をもっと考えるべきじゃないかと思えてくる。 以下、(間違いだらけの)思った事をいろいろと羅列。

11月10日(月)

サークル当選

何度も落ちていたので今回は受かる。冬よりも夏のが都合がいいんだけどなぁ。

火曜日 西地区 お15b 「あんあん戦隊」

(サークル名はこんなんだけど、18禁とか一切なし。 ちなみに、このサークル名の由来は、マリーベルに出ていたリボンという犬の鳴き声(声:三石琴乃)であるということはあまり知られていない。 ところで、そのマリーベルの同人誌は一冊も出したことがない)

今回は、ようやくオリジナル3DCGアニメーション(もどき)のCD-ROMを出す予定。 以前、ここのページで、絵コンテが出来たとか、言っていたものは、 規模が大きめで(そうは言ってもせいぜい10分程度だけど)、 到底映像化が間に合わないから、他のものを準備する予定。 でも、決して予告編などではない(苦笑)。

そんなわけで、現在、ちまちまとやってるけど、間に合うのかなぁ。 それから、今書いているオリジナル小説もどきの方も出すかも。 某所のテスト版を少し訂正して印刷したもの。どちらも売れないだろうなぁ。

本当は、私の守備範囲っぽい「そーなんだ」の自己中スズカ本辺りを 出した方がある程度売れそうなんだが、忙しくて、そんなんやってる余裕がないな。 アニメ自体も追い切れてないし。希望者とかあれば、 夏にでも出しましょうかねぇ(その頃にはアニメが終わってるかも…というか、 サークルも落ちてるだろうし)。

そんなわけで、アニメ感想等は当分、今まで以上に滞る予定。

一般公開

土曜日。3200人くらい来たそうな。Niimi氏が来ていたのでちょっと話す。 私自身は、炎を使った実験とかやってた。滑舌とかアクセントとか時々悪くて、 そして当然のように棒読みで、やっぱ、私は声優にはなれないなと思った(おいおいおい)。

囲碁教室コーナーへの案内ポスターに、ヒカルの碁のイラストが使われていたので、、 これはどうよ…と思ったら、ほったゆみの囲碁の先生が来ていたそうな。 なるほど、それなら納得。もちろん、自分とこで手一杯で、行く余裕などなかったけど。

ロボットの講演会は、うちの展示ブースでも、 インターネット中継したので (無線LANじゃ転送速度等に不安があるからとわざわざ20mのLANケーブルを作った)、 内容を見れたけど、正直言って、表層的紹介に終始していて、 あまり面白くなかったなー…などと書いてもいいんでしょうか (←誰に聞いてるんだ)。

トランスフォーマーを取り上げて、ちょっと解説とかしていたけど、、 多分、ビーストウォーズとか、カーロボットとか、 ウェブダイバーとか、似たようなものが続々出ている現在の状況は、 あんまり、知らないんだろうな。

それにしても、プレゼンテーションの配信にはNetMeeting、動画の中継に、 RealPlayerを使ってたけど、両方観ないと内容が把握できない構成になっていて、 外部からアクセスした人でちゃんと講演の内容を把握できた人って、 どれくらいいるのかなぁと気になった。RealPlayerはまだいいとしても、 NetMeetingの方はあんまり手軽に利用できるものではないと思うが。

11月6日(木)

テニスの王子様 ★★☆

高橋ナツコ脚本。多分、これもアニメオリジナル。 先週は観ていなかったが、先週に引き続き、森に合宿に来ている話が続いている模様。 雨天で決勝が延期になったからと、その間に合宿に行くなどという話は、 無理がありすぎなのだが、まぁ、いいか。 あんまり面白くないだろうなーと思ってみていると、 先代の部長が来て、変なキャラで結構面白かった。 決勝前のエピソードとしてまずまずの出来。次回も合宿の話の続きかよ(笑)。

NARUTO ★★☆

西園悟脚本。とんでもないガマを口寄せしてしまう話など。 影分身の術でガマの頭(背中?)からの落下を防ごうとするシーンとか、 絵的になかなか面白い。まぁ、あまり緊張感のある話ではないが。

一般公開直前

ちなみに当日、講演会がインターネットでリアルタイム中継されるそうなので、 興味ある方はどうぞ。詳しくは核融合科学研究所のサイトを参照。私は見る余裕はないと思う。

11月5日(水)

プラネテス (先週)★★★★

娘が行きたがった宇宙旅行を最後に一家心中を図ろうとしていた家族が、 思いとどまる話。なんか、前回と似たような感想。 物語としては、伏線を効果的に使い、まずまず面白く仕上げてはいるが、 結局、今回のネタも、未来の宇宙の世界でやらなくてもいい話。 単に宇宙という風景を借りただけという感じ。

最後のオチの宇宙船を回転させて重力を作り、 少女を助けるという話はまずまず面白いけどねぇ。 でも、なんだか、結局、今回も、オチを無重力に頼ってる感じがする。 ところで、グループが撮影していたのはエロ映画だったのだろうか。 その辺がちとわからん。検閲でも入ったか?

実写版セーラームーン (先々週)★★★★,(先週)★★★★★

先々週はレイがすこしうち解ける話。 ストーリー的には普通すぎるオチであんまり面白くないが、 猫耳亜美はそれほど似合ってないけど、その似合わなさっぷりがいい感じだし、 映像や人物描写的には見所はいろいろあった。レイの演技は相変わらず堅いな。

先週は、うさぎたちの友達の輪に亜美が入ろうとするが、 なかなかうまくいかず苦悩する話。 バトルシーンを大幅に減らし、ドラマ中心の内容にした見事な構成。 眼鏡を付けたり、時々外したりの亜美が、可愛すぎて、私を殺す気か。 パジャマパーティとか、亜美の眼鏡をかけてみるうさぎとか、 ウジウジと苦悩する亜美とか、見所満載。自信なさげな亜美の演技もなかなかいい感じ。 ただし、眼鏡を外していたというオチだけはちょっとがっかり。 亜美は眼鏡があるからこそ最強なのだ。

グランセイザー (先々週)★★★★,(先週)★★★★

先々週は、土さんチームの格闘家の男が、 炎の主役の人にいきなり襲いかかってくる話。 炎の人は、主役のくせにへっぽこなので、ボコボコにされる。 仕方ないから、炎の跳び蹴りおねいさんに鍛えてもらうのだが、そのシーンは、 おねいさんの武闘派ぶりがうまく描けていて、なかなかいい感じ。 最後の変な滑舌の風のリーダーの人が、炎と土の人がちまちま闘っているところを、 メカで空爆し、命を奪おうとする展開も、なかなか、強引で面白い。

ところで、次回予告の時、同時にキャラクター紹介もするのだが、 この回はその風のリーダーの男の紹介。あの変な喋り方は芸風だったのか。なんか爆笑。

先週はとりあえず土さんチームの残りのメンバーが出揃う話。警官の人と、 ゆっさゆっさの人(おいおい)。

警官の人が変身すると、あからさまに人が変わり、 相手を殺しかねない勢いに変貌するのが面白げ。 これまた命を奪う勢いのドリル攻撃にもびっくりした。 そして、土さんチームの女の子。 特撮ヒロインにのっけから恋人がいるという設定はちょっと意外かも。 その女の子は無罪を信じているけど、実際のところ、その恋人は犯罪者で、 おんなじ土さんチームの警官の人に追われているという話。 やっぱ、この作品はストーリーもユニークで面白いな。 それにしても、あんなに、ゆっさゆっさでは、 この先のアクション、大丈夫なのかなぁとちょっと気になる。 まぁ、変身してしまえば、大丈夫になるが(笑)。

TBS サンデーモーニング 石原知事問題発言報道 ×××××

石原知事が「日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」と述べたのを、 番組内で、「100%正当化するつもりだ」というテロップまでつけて、 問題発言として番組編集した問題。

昨日も書いたけど、私は、TBSには別に捏造の意図はなく、 番組制作者が、石原知事の発言を十分に聞かずに編集してしまったという 単にお粗末なミスだとは思っている。しかし、この件を、 単なるミスだった、ごめんなさいで済ますのは、少々問題があると思っている。

サンデーモーニングには、毎日新聞の記者、岸井成格氏が、 レギュラーコメンテーターとして参加しており、 今回のこの間違った編集を含む石原発言に関する映像の直後にも、 いろいろと批判的なコメントをしていたのだが、 そもそも、毎日新聞と、石原知事は、この件に絡んで、 少々もめていたようなのである。 東京都の公式サイトでもムービーが公開されている知事の定例会見で、 石原知事は、この発言に関する記者からの質問があった際に、 毎日新聞の名前を挙げて、マッチポンプだと批判していたのである (ちなみに、この件はサンデーモーニングでは報じていなかったようだ)。

要するに、この件に関しては、TBS サンデーモーニングは、 観測者などではなく、当事者なのである。

そこでこの失敗だ。チェック不足で、誤った内容が放送されてしまったのも問題だし、 放送直後に、番組スタッフやコメンテーターが、気が付かなかった (或いは、気づいたけど黙っていたのかもしれない)のは、 愚かとしかいいようがない。この石原知事の発言は、すでに、 新聞等で報じられていることなのだ。 番組や、コメンテーターは、知事の話もろくに聞かずに、 とにかく問題発言だと騒いでいると、批判されても仕方がない話なのだ。

少々、極端なことを言うが、 これは、意図的捏造だと疑われても仕方ない失敗だと思うのだ。 実際問題、ストーリーの流れを良くするために、 意図的にあの部分だけちょっと直したという可能性も否定できない。 いくらなんでも、そこまでTBSのスタッフが愚かだとは、 私は思わないのだが…。

ところで、もう一つの大きな問題。この事件を知っている人は、 恐らくご存じだと思うが、この件は、2ちゃんねる掲示板の、 ニュース速報+版などで盛り上がっている問題である。 そこでの、この件に関する書き込みの中には、 韓国や北朝鮮に過激なほどに批判的な文章も少なくない。 私はその事の方が問題だと思っている。今回のTBSのこの失敗は、 結果的に、韓国や北朝鮮に批判的な人を焚きつけ、支援する燃料の一つに、 なってしまったのではないかと恐れているのだ。 平和社会が崩れるのは、実はこういうきっかけから始まるかもしれないと思っている (妄想かもしれないが)。

TBSが、現状では、この件を、単なるミスだとして、 非常に短い釈明で済ましているようだが、その行為は大変な危険性をはらんでいると、 私は思っている(これも妄想かもしれないが)。 マスメディア(特にテレビ)は、この匿名掲示板の参加者と、直接対話することを避けてきているが (例えば、TBSの筑紫哲也は「便所の落書き」と批判したこともあった)、 そろそろ真摯な対話をしないと危険ではなかろうか。 2ちゃんねる掲示板を見ていると公言している人はまだそれほどは多くないと思う。 しかし、知らないうちに参加者が増え、気づいたときには、かなりの人間が、 掲示板の参加者になっているということは、この先、結構あり得ることかもしれない。 そうなってからでは遅いのだ(もう、そうなっていたりして…)。

11月4日(火)

いろいろ作業中

土曜日は実はシアターGUTSの演劇を見に行ったし、 日曜、月曜、そして今日は、謎のムービーを制作中と、 いろいろやっていたので、テレビの感想も含め、とにかく、 書くネタはいくらでもあるが、今日はページを更新する時間がなくなってしまった。

TBSのサンデーモーニングの件も、何か書くかなぁ。 意図的捏造とは思わないけど、非常に迂闊なミスだよなぁ。

11月2日(日)

おもいっきり科学アドベンチャー そうなんだ(新) (今週)★★★★

藤田伸三脚本。 実は先週も観たけど、朝眠い状態でぼんやり観たせいか、それほど面白いという印象は なかった。、やっぱちゃんと観ないと頭に入ってこないかも。 今週は話の出来としては凡庸な気もするが、楽しげな描写が満載で、なかなか面白い。 しまった。早朝放送だが真面目に観ることにしよう。

まぁ、肝心の科学ネタに関しては、表層的取材だけで、 やたらと詰めが甘い気もする。2チームが争い、 指定したミッションを先にクリアした方が、いい食事にありつけるという設定は、 これまた相当荒っぽいが、なかなか面白げな話が書きやすそうで、 この先、結構面白くなるかも。お互い何か騙されているようだし、 シリーズとしての面白さにもちょっと期待。

とにかく、どっちのチームの女の子も可愛いし、しかも、 今回は、それが犬と猫に変身して、 あーだこーだと大活躍という話で激燃え。基本的には、 野良猫とバトルして大活躍だった猫がかわいいが、臭いを追って、 楽しげに駆けていく犬の方も捨てがたい。

でも、結局は子猫の大群にびっくりして、石化したペンギンを抱えたまま、 立ち止まったのが敗因なわけで、そういう荒っぽいオチにするのは、 いかにも藤田伸三らしい気も。

無人惑星 サヴァイヴ(新) (1)★★★★,(2)★★★☆,(3)★★★☆,(木下菜穂子)★★★★★☆/不確定要素x3

未来話。未来都市の室内の様子とか、交通とか、 料金支払いシステムとかの描写がいい感じ。 ただ、無人惑星に漂着してしまったので、 この先は未来の都市描写はあまりなさそう。書く方はその方が楽だろうけど、 観る方は物足りない(笑)。

で、結局、この作品は、石田彰声キャラがやなやつで、 もめ事を起こす火種になって、それを正義感バリバリな主人公とかが中心になって、 解決していくというものらしい。 今のところはまだいいけど、無人惑星だから、 登場キャラが増えることはなさそうで、この先、何話も進めていくと、 作品の広がりが著しく不足するのではないかという不安があるな。 石田がやなやつってだけで、何話も書いたら、観る側はうんざりするだけだろう。

出てくる猫型ロボットは、メカにしてはすっとぼけたキャラデザで、 ヘナモンっぽいな。そういえば、ディレクターがカスミンと同じだけど、 影響があるのか。

委員長とか眼鏡っ娘とか、なかなかファンのツボをおさえたキャラデザだが、 委員長の声(安藤麻吹)は、基本的には、嫌味のない単なるボーイッシュ系って感じで、 少々地味過ぎる気がする。見かけの印象に比べて、あまり意地悪なキャラじゃないようだな。 それもそれで、なかなかいいかもしんないが。

で、眼鏡の方の声優木下菜穂子が、 所謂劇薬系で(どの程度、劇薬かというと、○○○○○以上の劇薬。 すいません、声優名は出せません←おいおい)、最初にその声を聴いた時は、 「うへえ」などと、鳥口風に(←ここの読者はそんなキャラは知りません) 声を出してしまいそうだった。 しかし、そこは新明解。 何回か聞いているうちにすっかりやみつきになってしまった。

自信喪失系では多分、彼女の右に出る声優はいない気がする。 (左には、例えば、鈴木真仁とか、笠原弘子とか、鮭延未可とかがいるのだろうか) そして、一旦、泣かせてみれば、 「おまえ、泣くなよぉー」と嘆かずには居られなくなるような、 その場に一緒にへたり込みたくなるような、 本当になさけない声。

素晴らしい。シャアという名前も凄い(←間違ってます)。

眼鏡で萌えとかを狙う他の不届きなアニメは、 このキャラを観てぜひ反省してもらいたい。 これぞ、理想の眼鏡っ娘だ。恐れ入ったか。はははははは(←ばか)。

NHKやっぱり恐るべし。声優キャスティングセンスで、 時代のはるか先端を行っている感じ。 もしかして、未来少年コナンのラナみたいな声という基準で、 選んだだけかもしれないが(おいおい)。


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Last Modified on Saturday, 25-Aug-2007 14:20:02 JST