間違いだらけの日々思ったこと(2003年1月)

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1月26日(日)

仮面ライダー龍騎(終) ☆/×

先週終了。主人公がラス前で死んだのは意外だったが、 最後はあっけなかった。 特に、最後のライダー決めは、まるで「ザ・チャンス」の ザ・ビックホイールで、ランダムに選んだような (←そんな喩えは大抵の読者にはわからない)、説得力のないオチだった。

おまえが最後のライダーだ!

は? だから、なんなんだ?

で、確かに私は、ライダーバトルを継続する動機が神崎ゆいであることが、 この作品がつまらない理由だとは思っていたが、だからといって、 作品のオチが、神崎ゆいはいなかったことにして、 ライダーだった人は、ほとんどの人達が幸せに暮らしました。 よかった、よかった…なんてのはなぁー。 それってカタルシスにはならないと思う。 北岡弁護士のデートは実現して欲しかったし。

パラピロポンファイズ(新) ★★

あのデザインは、仮面ライダーというより、パラピロポンって感じがしたので、 これからはパラピロポンと呼ぶことにする(おい)。 このデザインが仮面ライダーを貶めたというつもりはない。 そもそも、私は幼少の頃のある私怨のせいで仮面ライダーはあまり好きではない。 実はその昔…、いや、その話はいずれまた機会があったらすることにしよう。

それはともかく、第一話。 二つの物語の平行進行で進むのだが、恨みつらみが募って、 モンスタに変わってしまった人の方の描写が多すぎて、 一方のパラピロポンに変身した方のキャラ描写は少なくて、 なんだ? 突然唐突に男前なヤツが出てきて、いきなり変身して戦ってるし…って感じ。 それにしても、変身アイテムを持ってたあの娘さんが、 ムチムチスタイルなパラピロポンに変身するのかと期待したのにがっかりだ。 変身して、モンスタ(上述のモンスタとは別のモンスタ)に袋だたきにされてから、 変身交代でもよかろうに…。

まー、面白くなるか、ならないかはまだ未知数という感じ。 パラピロポンが使う道具は、変形とかなかなかフクザツで結構面白げ。 なんか子供が買いたくなりそうな雰囲気。でも、こういうフクザツなものを、 物語で多用すると、絵的にこぢんまりしてしまう可能性も大。さてそこはどうなるか。 こんなのあんまり真面目に観ている暇はない気もするが。

ラジカセ欲しくなったが…

パナソニックのMD/CDラジカセが欲しいなと思った。 MP3ファイルのCDも再生可能なタイプ。 最近、携帯MDプレーヤーが壊れてしまい、手持ちのMDが再生できなくなったし、 MDを持ち歩くことはなくなったので、 MDプレーヤーが携帯可能である必要は特にないので、ラジカセでもいいなと思っていた。 パナソニックの某ラジカセはMP3ファイル入りのCD-Rも再生できる。 値段も比較的お手頃。

でも、日頃使用している携帯MP3プレーヤーが、最近の連日の酷使で、 突然故障してしまう不安が強まってきた。こちらの稼働率は、 ほぼ毎日2時間以上ととても高く、壊れてしまえば新しいものを買うしかない。 それに、通勤時の英語学習に使うには、 今使っているプレーヤーは、リモコンがないことが、ちょっと辛いと感じているし、 とにかく安物であるせいもあって、トラブルが多すぎる。 そちらの買い換えを考えた方がいい気がする。 そんなわけで、ラジカセ購入は我慢することにした。

23日の妄想の続き

23日のコンピューターの生命体化の話の件、 いろいろ妄想をふくらませると、 未来の姿も予想できる気がして、一応考えてみた。

前回より、妄想の度合いがさらに強まったな。 この辺りでやめとこう。

1月23日(木)

ワンピース ★★★

山口亮太脚本。このところの話は、オリジナルエピソードなのかな。やっぱ。 山口亮太氏がプロット考えているのかも。 虹の霧の中と時間の流れが違うという設定を使っての話。 結構、作りこんだ話で見応えはあるが、わくわく感の点でいまいちかな。 みんなが比較的安全な状態にいたままで話が進んでいるから、 緊張感に欠けている感じがするのかな。

ヒカルの碁 ★★★

今週も番外編話。原作漫画にも有。 小学生の頃のヒカルに会うまでのアキラの話。 話としてはぬるい感じはあるが、子供アキラの演出はよい。 ただ、同意見多数と思われるが、 冒頭、佐為が登場するアニメオリジナルのシーンはあんまり面白くなかった。 むしろ、一度でもいいから、4コマ漫画版のほったゆみを出して欲しい気がする。

ディープスペースナイン ★★★★☆(セクション31の話),★★★★★☆(ロミュランの話), ★★★★☆(オドーとキラの恋話)

いやはやこのところのエピソードは絶好調という感じ。 ネクストジェネレーションの時のバブル的人気があったからこそ、 ディープスペースナインではこういう濃い話が作れたんだろうな。

セクション31の話。連邦に存在を認められていない機関という設定は、 なんか、表向きは美しい理想を掲げたアメリカという国家にも通じる内容で、 面白かった。

続いて、シスコ司令官がロミュランに対して行った謀略の話を述懐する物語。 映像的には地味な出来だが、非常に素晴らしかった。 物語自体の面白さもさることながら、ロミュランの議員が、 出されたリプリケーターのワインについて、 偽物だけどなかなか素晴らしいと、 褒めるシーンには、とてもうまいと感心した。

今のブッシュはああだけど、 アメリカにはちゃんと、こういう話が作れる人達がいるのだ。 まだまだアメリカも捨てたもんじゃないなと、こういう作品を観ると、 非常に偉そうなことを思う。 話自体はどちらも地味だが、時は未来、ところは宇宙という設定を使いながら、 実は、現代に潜んでいる問題について考えさせる話を作っているなーと感心。

一方、日本の(設定的には)SFテイストのある作品には、 正直言って、そう思わせる作品を最近見かけない気がする。

そして、もう1つは、オドーとキラの恋の話。 これは上の二つの話とは全くカラーが違ってるが、これも予想以上に面白かった。 偽物と思っていたのが実は本物だというくだりが最高。 恋の話に、スタートレックの設定をとてもうまく使っている傑作。 吹替の加藤精三も劇燃え。 キラとオドーの間には、過去に色々とあったことを考えると、 あまりにもこの話はロマンチック過ぎる仕上がりだけど、 それが、現実ではない「ドラマ」の良さなんだよな。

コンピュータのきもちに関する妄想

私は山形浩生氏について全然詳しくないが、Webに公開されている コンピュータのき・も・ちをとても面白く読んだ。

その中でも、これらの文章の要でもある、 コンピューターを生き物として捉えている部分が特に興味深かった。

例えば、Linuxなどのようなソフト開発のやり方がどうして実現できたかということについて、

それはコンピュータのネットワークというもの自体が持っていた、 共有したいな/共有させてね、という、 ある意味で貧乏くさい欲望の発露だという気がしてきている。

…と書いているところには非常に共感した。 生命というものの本質は、そもそも、 そういうものかもしれないと最近思うようになってきている。 動物や植物のようなものだけを生命と考えて良いのだろうか。 今、人間が気づかないうちに、新しい生命体というものが、 次々に生まれてきている気がしてならないのである。

山形氏も取り上げているコンピューターウィルスも、 私は生命体と考えてもいいと思っている。

ビル・ゲイツ氏を中心に開発されたWindowsやそれが形成するネットワーク、 Windows上で動作するOutlookExpressやら、Wordなどのアプリケーションは、 現在、コンピューターウィルスを非常に取り込みやすく、 そして分散させやすい仕組みになっている。 しばしば、それを開発したマイクロソフトにその非難が集中するのだが、 誰がコンピューターシステムの開発をやっても、多くの人々がそれ利用するようになれば、 Windowsの場合ととても類似した問題を、 同じように抱えるシステムに進化していくのではないかと思っている(もしかして、 違う進化の道もあるのかもしれないが)。

極端な言い方をすれば、それは、 コンピューターウィルスというものの生命体の意志そのものが、 行っている行為と考えてもいいのではないだろうか。 本当は、Windowsのような問題を抱えないシステムは、 絶滅していってしまうようにこの世界は出来ているのではないか。 最近、そんな気がしてならないのである。

私は自動車もある意味で生命体であると捉えている。 そのアイディアは何かの本で読んだのかもしれないし、 他の人から聞いた話だったかもしれない。 もしかして、自分の頭で思いついたものだったのかもしれない。 (それを、どうもよく覚えていないのはマズイなと思っているのだが…。)

例えば、地球外生命体が地球というものを初めて見たとき、 あらゆる大地に、丸いタイヤを付けた箱のようなものが走っているのを目撃すると思うが、 これを「人間という生命の作った物」と解釈するだろうか。 もしかして、人間と等価な「生命体」と思うのではないだろうか。

最初、自動車というものを発明したのは、確かに一人の人間によるものだが (それは、同時発生したのかもしれないが)、 世界中に広がっていったのは、不特定多数の人間によるものである。 自動車を作り売った人達は、それぞれ、自分の意志でそれを行なったと思っているが、 それを行った偉大な人達がもし一人もいなかったとしても、 他の誰かが広げていったであろう。 自動車を使いたいという本能が人間という生命体にはあるような気がするからだ。 だから、そもそも、世界中に自動車が広がり、これほど普及していることは、 自動車という生命体が持つ意志によるものだとも考えられないだろうか。

コンピューターも同じで、たとえ、ビル・ゲイツがいなくても、 同じように誰かが別のシステムを作り、同じように普及して、 同じようにコンピューターウィルスに悩まされた気がするのだ。

そして、さらに妄想を進めることにするが、 一部の人達が、ビル・ゲイツの開発したWindowsのように、 コンピューターウィルスが侵入しやすいシステムを毛嫌いするのは、 彼らが「人間がコンピューターを作ったんだ」という信念の強い人達であり、 つまりそれは神のような創造者としての気持ちがどこかにあり、 ウィルスを含め、様々な新しい生命体が、人間の意志に反して、 増殖していくことに対して、創造者としての恐れを感じている為ではなかろうか。 最近、そんな気がしているのである。特定のシステムを叩く連中は、 なにやら本能的な何かに突き動かされて、行なっているとしか思えないところがある。 あ、もしかして、その行為も、コンピューターという生き物の意志なのかもしれないな。

そんなことを書いていたら、そういえば、 毎日のように届くSPAMメールというものも、 同じように、それ自身が意志を持つ生命体である気がしてきた(笑)。

「あなたはコンピューターを理解していますか?」の執筆者に関して思ったこと

コンピューターのきもちに関して文章を書いたら、 もう一つ、なんとなく書きたいなー思っていたことがあったのを、 今、思い出したので、ちょっと書くことにする。

山形浩生氏の情報をいろいろ探しているうちに、 梅津信幸氏の「あなたはコンピュータを理解していますか?」 という本の存在を見つけ、面白そうなので買ってきた。 でも、まだあまり読んでない(苦笑)。

そういうわけで、以下には、その本の感想を書くわけではない。 これから書くのは、彼がWebサイトに書いた文章を読んでいて、気になったことである。

彼のWebサイトの、 執筆時の裏話の 文章をよむと、Wordについては、ネガティブというか、 なにやらその存在すら、理解しようとしない的な文章を見かける。例えば、

MS Wordなどで原稿を書いているチャレンジャーな方もいるそうですが、 どんなすごい芸当を使って切り抜けているのか、私には見当もつきません。

…とか。

Wordに関係したトラブルで、職場では色々苦労させられて、 自宅ではWordを使うのをやめて一太郎に変えてしまったほどの私が、 Wordというソフト自体を擁護するつもりはない。

しかし、私は、彼が、Microsoft Wordというソフトの利用者について、 「チャレンジャー」とか「見当もつかない」と突き放した書き方をする事には、 やや強い違和感を感じた。 「コンピューターというものを説明しようという本を書いている人間が、 これだけ広く世の中に普及したWordというソフトについて、 まるで他人事のような書き方をするのは如何なものか」…という気がしているのである。 (いや、でも、単に、個人的にそういう気がしているだけで、 この事について、強く批判したいと思っているわけではないのだけど…)

むしろ、私は、最近、Wordのようなやっかいなソフトの存在は、 コンピューターというものを理解する上で、 無視してはいけないものだと感じている。

そして、多くの職場で、Wordがなきゃ仕事すら出来ないという現実が存在する。 Wordが広く普及して久しいが、トラブルは今も後を絶たない。

例えば、Macなど使ってると、 ○○課から送られてくる様々なWordで書かれた定型申込書を、 そのまま単に印刷するというつまらないことにすら苦労することがある。 …というかさ、そんな余白ギチギチに作るなよー。 Macだとマシンが使ってるフォントとかが違うから、 はみ出て、そのままA4とかA3に印刷できないんだよー。 そこに必要事項書かせて、 印刷して提出させるために送ってるんだからさ、 少しはその辺り考えてくれよー。 そりゃ、MacからWindowsに移行すればいいのだろうけど、 人によっては、なかなか、そうもいかない事もあるんだしさー。 いや、Windowsでだって、プリンタによっては、 ちゃんと印刷できないことあるじゃないかー。 あんたら、コンピューターというものを理解しているの?!

あ、それが、コンピューターという生命体の意志か。 そうやって、コンピューターはMacを淘汰しようとしてるんだな。 そうだな、きっと、きっと…。はぁ、はぁ、はぁ…。

…ってことが往々にしてあるわけだ。

それが、この人ときたら、 そんな世の中にありふれた現実のコンピューターの世界を離れて、 自分の好む環境でコンピューターを利用し、本の原稿を作り、 Wordなんか知らないよという態度を取っている。 なんか、はるか高みから、

「あなたたちはコンピューターを理解してますかぁ?」(声:柏倉つとむ)

…などとザブングルの惑星ゾラの世界で、イノセントがシビリアンに語りかけるかのように、 ご教授して下さってるのかと思えてきてちょっと…。 いや、でも、単に、個人的にそういう気がしているだけであって、 この事について、強く批判したいと思っているわけではないのだけど…。

むしろ、書くネタが出来たと喜んでいるのかも…。 いや、でも、このページに書くネタがなくて困ったことなど一度もないが…。

ちなみに、ザブングルには柏倉つとむは出てないことは もちろんわかっているので念のため。 ただ、なんとなく、ここは柏倉つとむの声でないとなと思ったのである。

1月20日(月)

はかどらないながらも作業

昨日辺りは某いやーん関連の作業。 創作というより、まさに作業という感じ。 やや仕上がりに納得しないながらも、一応、この日の作業は一段落。 でも、何か趣味というより、 職場でコンピューター使って仕事をやったのと、 似たような疲労感を感じていることに気が付き、かなりブルー。 3DCG制作ってこんなこと多いよな。

で、今日の英会話教室で、週末何やったか訊かれて、、 "I created computer graphics last weekend."…などと、いい加減な文法で答えたんだけど、 相手はどう思ったか。なんか美少女とかのCGでも描いてたかと思われたかなー。 あー、なんかやだ。ゴールは当たらずしも遠からじだけど。

実際にやった作業は360度撮影写真のレタッチ。撮影の時に生じたレンズフレアを消したり、 パノラマのつなぎ目の不具合を直したり、不要な部分を消したり、そんな作業。 そして、それを、円筒形オブジェクトにマッピングして、 3DCG映像の背景として使うのだが、そんな事をくどくど説明する時間もなく、 誤解されたんじゃないかという思いだけが残り、何となくフラストレーション。

そういえば、今日のレッスンのお題は「私もそう思う。本当? 私はそうは思わない」だった。 ちょっと三橋加奈子に雰囲気が似ているかもしれない英会話の先生は、 以下のような事を、私に話しかけてきた。

"I think that using a computer is difficult."

私は自分の趣味がCG制作だと以前にも言ったことがあり、 先生が、私に期待していた答えは恐らく、

"Really? I don't think so."

…辺りだったのだろうが、私は、迷わず"I think so, too."と答えた。 だって、本当にパソコンって難しいんだもん。

今日だって、上司が、MacのWordで、改ページが出来なくなったと言うので、 見に行くと、何とプルダウンのサブメニューが表示されなくなっていた。 改ページ機能は、サブメニューにあるので、使えないわけだ。 カスタマイズ機能などをいじってみたり、リセットしてみたが、 どうやっても出ない。

結局、システムフォルダ内のWordの設定ファイルを削除することで解決した。 でも、そんなの、普通解るわけないじゃん。 私は、今まで非常に多くのトラブル対策しているから、たまたま対処できただけだ。 そして、このようなトラブルは珍しいことではない。ほぼ毎週のように遭遇する。 中には原因が何かわからず、対策を諦めた問題もある。 パソコンを使うのは本当に難しい。簡単だと平気で言う人の気が知れない。 でも、そういう事情は"I think so, too."の一文では伝わらない。

などど、Imagineを使いつつ、書いてたら、 時間がなくなってしまった。アニメ感想等は明日辺りに。

1月14日(火)

訂正

tsupo氏の指摘で、「カバヤの東京ミュウミュウのフィギュア」 と書いていたのに気づいて訂正。もちろんフルタです。すみません。

1月12日(日)

昨日

Tsupo氏と明道町へ。菓子問屋街はますます寂れる一方。 フルタの東京ミュウミュウの人形付菓子を探したが発見できず。 私は普通に菓子を買うのみ。

その後、徒歩で名古屋へ。タワーズの新星堂ではめぼしいものはなく、 三省堂書店では英語ヒアリングの本を買う。 最近、職場での英会話教室も参加しているのだが、 英会話教室の先生の英語は大体わかるけど、 職場で普通に英語を使う人達の英語はなかなか聴き取れない。 最近になって、今更ながら、英単語のCDとか聴きはじめたり、 少しまじめに英語を勉強中。今回の本は結構役立つかもしれない。 でも道のりは遠い。 そもそも私は日本語だって早口なのはよく聴き取れないのだ。

その後、ヤマギワへ。アニメ関係、特に興味深いCDもなし。 帰ってきたウルトラマンDVDのプロモーション映像をちょっと興味深く観る。 私の場合、ウルトラマンやウルトラセブンの頃は本放送を観た記憶はぼんやりしていて、 帰ってきたウルトラマンはよく覚えている。当時の映像なのだが、 なんだか、最近の小綺麗なウルトラマンシリーズの映像と比べても、 迫力の点では遜色がない気も。 最近の特撮は、お母様方のためもあってか、アイドルタレントっぽい若い役者が増えすぎて、 どうも、人間関係の生臭さみたいなものが不足している点が物足りない。 もっとオッサンを出せと思っているのは私だけではないだろうな。 まー、私はできるだけ「昔は良かった」などと考えないようにしているのだが。

そういえば、Tsupo氏と話してると、なんと、 ギャラクシークエストのDVDが、すでに発売されてるという話なので、 さっそく探してみるが発見できず。 それならと、ヤンレイに行くと発見。2500円とは嬉しい。 しかも、アイアンジャイアントが何と1500円じゃん。どっちも買ってしまう。 で、さっそくギャラクシークエストを日本語吹替版で楽しむ (以前、劇場で見たときは字幕)。やっぱ、これは面白い。 その後、試しに今度は英語で聴いてみる。さっぱり聴き取れないや。 字幕を英語にしても、時折、意味把握が追いつかないことが多々あり。 知らない単語も多い。それにしても、英語字幕は相当便利だ。 こーゆーとこから英語を勉強するのもいいのかも。 いや、何を今更なのだが…。

ハリーポッターと独り占めのスクリーン ★★★★

今週、「秘密の部屋」を観にいった。いつものワンダーシネマ。 今回も平日に行く。封切り直後の土曜や日曜などに、 たくさん人と一緒に観るのも悪くはないが、 がら空きの劇場のど真ん中の絶好の席で観ることの楽しみが すっかり病みつきになってしまっている。 今回も他に観ていたのは10人程度かな。いや、いくら封切り後、 しばらく経っているとは言え、映画館の経営がちょっと心配なのだが…。

で、その二作目のハリーポッターだが、今回も安定して面白い。 ただ、映像技術的に言うと、前作のレベルが高すぎたこともあり、 それを著しく越えるようなインパクトはなかったので、やや物足りないか。 それと、私は吹替版を観たのだが、ハリーの声が子供っぽすぎて、 前作に比べるとかなり育ってしまったハリーには既にちょっと合ってない気がする。

ハーマイオニは、相変わらず可愛いが、 でも、なんだか前作の時の方が美しさのピークっぽいなとも感じた。 石になったハーたんはなかなかよかった。 ロンたんは相変わらず健気だが、今回はあんまり活躍しなかった気もする。

物語的には、今回もやはり詰め込み過ぎな印象があるが、 話としてはうまく収まっていたと思う。 しかし、期末試験なしが校長のプレゼントというオチはどうかと思うが。

ところで、この映画を観た人の多くは、エンディングテロップの後にも、 ちょっとした映像があることは知っていると思うが、 テロップが流れている時に、私以外の観客はみんな帰ってしまった。 最後のオチを観ていたのはその時、私一人だけ。 なんかいつもにも増して贅沢な楽しみ方だった。

ギャラクシーエンジェル ★★★☆/△(先週),★★(今週)

先週、一話目、堀江美都子をいきなり使ったのはびっくり。 でも、元ネタ映像(セーラームーンとかメグとか)で堀江が実際に歌ってるのは 一つもないも気もする。ララベルやチックルから構図をぱくっても、 視聴者があんまり解らないから仕方ないか。 セーラームーンのEDでも歌ってたことがあるけど、あれはまわってるだけだったし。

パクリ具合は結構気合い入っていたので、そこは楽しめたが、 ストーリー的には最後のオチがぬるすぎて、いまいちな印象も。 パロディとしての踏み込みが甘い。 二話目の最後のシーンの唐突さの方が面白かった。

今週は二話目が、あまりにも投げやりな終わらせ方のような気がしたが、 別にいいか。

ヒカルの碁 ★★★/△

今回は佐為が出てきて、オリジナルエピソードっぽい話だが、実は原作漫画にあった話。 外伝みたいなものか。 原作漫画を読んだ時にも思ったが、 骨董屋の店主が悪党すぎる点があまりにも収まりが悪すぎる。 騙される方が悪いんだと開き直る人間が、店なんか構えてやっていけないだろうに。 でも、まー、相手が投了した後に、黒白交代して、 巻き返してしまうというくだりはやっぱり面白い。

テニスの王子様 ★★★/△

こっちは本当にアニメオリジナルだと思う。でも、まさかと思うけど、 原作漫画もこういうのあったのかな? 泣いて走り去ったり、いつもと違う芸風の越前には笑ったが、 せっかく、これだけキャラで遊んだんだから、 もうちょっと物語的にも面白いオチを作って欲しかった気がする。 いつもの芸風ではないことで笑いを取るという小手先的手法にちょっと頼りすぎた。 日頃パロディを書いている同人作家をあっと言わせることをやってほしい。 今回、みすみすそのチャンスを逃してしまった。

アニメBGMのページ

2002年分を、一応まとめる。 音楽にあまり詳しいわけでもないこともあり、 なんかうまい感想文が書けていないなと自分でも思う。仕方ないか。 さて、次は2001年分。これも10枚くらいある様子。

1月10日(金)

三橋加奈子の誕生日

三橋加奈子ファンページのホームページを誕生日ということで、 期間限定で更新した。GIFアニメは、花火っぽいのがparticleIllusion、 ポリゴンアニメーションはもちろんImagineで制作。

正四面体はあまり正確にモデリングしてないし、、 マッピング方法もちょっと詰めが甘かったので、 仕上がりがいまひとつ。加奈子さんごめんなさい (←実は読んでないからこんなことを書いてる)。

1月8日(水)

文章か画像か

新年に、こまめにトップページとかのレイアウトや画像を更新しているページを見ていて、 なんだか、新明解のページも、もう少し、 こまめな模様替えしなきゃなーなど思うようになっている。

そもそも、3DCGというやや特殊な手段を使用しているものの、 要するに私は絵を描くことを趣味としているはずなのだ。 ところが、ホームページには、 制作した作品の画像をちょっと載せてはいるものの、画像の更新は滅多に行っていない。 今日もこうして、テキストばっかりが増えていく。

例えば、ほとんどホームページの画像とか変えないのは、 もちろんめんどくさいというわかりやすい理由もあるが、 そもそも作品制作と、Webページデザインとは、別物だから…という思いがあった。 さらに、Webページは必要な情報に容易にアクセスしやすいように、 質素であるべきという考えもある。

しかし、正月やキリのいいアクセス数などに達した時などを機会に、 模様替えを行うようなページを見ているうちに、 最近の、私の作品制作の行き詰まりの根本は、 そこにあるのではないかと思うようになってきた。 日頃から何かと機会あるごとに、 イメージ(画像)で表現しようという癖がないこと自体に問題があるのではないか。 暇さえあれば、こうやって文章ばかり書いている。 本来、絵描きは、暇さえあれば、絵を描くべきだ。

そんなわけで、作品制作とは無関係に、ホームページに載せる画像とか、 ページデザインとかをちょっといじってみなきゃなーと思っているのである。

そもそも、そんなことは、ページのデザインやトップ絵の更新をまめにするような人は、 あんまり考えないんだろうな。本能的にページのイメージを更新したいとか、 絵を描きたいと思っているからやっているのだろう。 一方、私は3DCG制作を趣味にしていると表向きには言いながらも、 どうも本能的には、画像の制作は、あくまでも作品制作に必要だからと、 しぶしぶやっているところがある。 アニメとかのいろんな感想書きなどは、 明らかに本能的にやりたいという気持ちがさせているのだが…。

本能とはまずは習慣だ。繰り返せば、だんだん、好きになってくるに違いない。 そうだ、きっとそうだ…。

…。

今更そんなこと、ここに書いてること自体がまずいなー。うん、まずい。

1月6日(月)

電池

以前、二度ほど電池ケースを落として壊したという話をしたことがあるが、 その話には続きがあった。実はセロテープで修復した電池ケースは、 先日、東京へ行った時に、ニッケル水素電池もろとも紛失してしまったのだった。あーあ。

もちろん、ケースを紛失したことより、電池を紛失したダメージの方が大きい。 無くした電池は、 MP3プレーヤーに付属していたPANAとか書かれたどこのメーカーのものか不明のもの (もちろんパナソニックではないはず)2本と、 主にデジカメ用に使用していたパナソニックのメタハイ1700(電池容量min1650mAH)の4本のうち2本。 メタハイ1700は他に手持ちがないので、 2本だけ残ったこの電池は、4本使用するデジカメにはもう使えなくなってしまった。 8本あるメタハイ1600(min1550mAH)を使ってもいいが、 そもそも、この8本のうち、2本はWindowsCEマシンのカシオペアに必ず入っている。 残りのうち4本は、MP3プレーヤー用に常時持ち歩いている。 もちろん、残ったメタハイ1700の2本をどちらかに使用すればいいわけで、 その結果、メタハイ1600を4本確保できるが、 そもそも、デジカメはとにかくバッテリー消費が激しい。 以前から、少しでも容量の大きいものが欲しいと思っていたので、 SONYの2100(min2050mAH)を充電器と共に買うことにした。

充電器はもちろん持っていたのだが、それはメタハイ1700用。 この充電器は聞くところによれば1700用のタイマー設定になっているので、 2100の電池を充電すると満充電できないようなのだ。 それでいて、満充電を検知する仕組みはあるので、メタハイ1600などの、 容量の小さいものはちゃんと使用できる。 最新の電池の性能をフルに生かすには、充電器も最新の必要なのには参るが、 まあ、未来の電池のために充電器を設計しても、 売る側にとっては損になるだけなのかもしれない(笑)。

ちなみに、今回買った充電器はリフレッシュ機能付で、 これまた前から欲しいと思っていた機能で、 国産の充電器では、搭載したのはソニーが初めてのようである。 そんなわけで、今回電池を紛失したきっかけに、購入を決めたわけである。

ちなみに、手元にある一番古いニッケル水素電池は東芝製の1300mAH。 かなり古いこともあり、設定性能よりも、早く電池がなくなるようだが、まだ使える。 今は、あまり使われることはないが、以前、水害に遭った時にはずいぶん役立った。 あの時は、3日間ほど停電していたのだが、 ニュースステーションを携帯テレビで観ることが出来て、 近辺の水没状況を把握できた。また、WindowsCEマシンのカシオペアを使って、 インターネットにも、アクセスできた。 そんなわけで、いざという時のためにこの電池も充電した状態で残している (時々、使って再充電)。

それにしても、次々と高容量の電池が発売されるのだが、 電池自体は少なくとも約500回の充電に耐えられるそうなので、 今のところ、電池が実用的に使えなくなるはるか前に、 容量が増えた新製品が発売されている状況だ。贅沢な悩みと言ったところか。 ニッケル水素電池につめこめる電気容量には、そろそろ技術的限界が近づいている気もするけど、 一方で、そろそろ、さらに高容量が期待できる単三リチウム充電池の方が 現実化してくるかもしれない。そうなるとまたそれが欲しくなるか(笑)。

ところで、電池ケースの方は、浜松近くに住む友人が確保してくれていたので、 新年に浜松に行った時に、無事入手できた。 ところが、つい最近になって、あれだけ探しても見つからなかった電池ケースが、 近所の電器店にあるのを見つけた。浜松で入手したものと全く同じものだ。 どうも新年辺りから売り出したようである。 どういうわけか、欲しい時には見つからないものである。

1月2日(木)

紅白歌合戦 ★★★★

その昔、TBSのザ・ベストテンの隆盛著しい時代、 当時の私は、コーセー化粧品歌謡ベストテンを毎週聞き逃さない日々を送っていた。 その頃、どの程度、歌謡曲に詳しかったかということを端的に示す例としては、 鶴光のオールナイトニッポンの、イントロクイズを聞いての正解率が、 60%以上をキープしていたことが挙げられるだろう。 歌謡曲だけでなく、ニューミュージックと言われるものも聴いた。演歌も聴いた。 当時の紅白歌合戦に出演している歌手に、知らない人は一人もいなかったし、 知らない曲もほとんどなかったのである。

それがいつしか音楽の興味の対象が変わっていき、徐々に、 紅白歌合戦にも知らない歌手が増えていった。気が付いたら、ザ・ベストテンも終わっていた。 まぁ、そんな紅白歌合戦であるのだが、そうは言っても、毎年わりと観ているし、 結構、面白いなと思って観ているのである。

で、今回特によかったなーと思ったのは華原朋美。 ちなみに私は、別に昔っから、華原朋美のファンでもなんでもない。 なんかいろいろあったこともあり、芸能界から去るのではないか、などと思っていたが、 最近、NHKのバラエティ番組にアシスタントで出演するようになり、 その姿を、危なっかしいながらも、なかなか頑張ってるなーと思いながら、時折観ていたのだ。 その華原朋美が、今回、ZONEとかいう女性グループをバックに、 生き生きと歌っているのは、結構感動モノだった。

あとは、RAG FAIRとかいうグループ、 全然知らなかったけど、なかなか面白かった。 それから、沖縄関連の曲が増えたなー。その中では、夏川りみという人の歌が特によかった。

それにしても、最近の紅白のリバイバル曲の多さには驚く。 「天城越え」とか、「昴」とかよく聴いたもんな〜。 もちろんこれまた当時良く聴いていた「飾りじゃないのよ涙は」の中森明菜は、 前日のザ・ベストテン生放送でも出ていたが、 当時の元気さはない感じ。今回、アレンジを変えたこと自体は悪いとは思わないけど。

ところで、若干、話が逸れるが、前日放送したザ・ベストテン生放送では、 世良正則の銃爪、アコースティックバージョンがやたらとかっこよかったな。 この曲もほんと良く聴いてたよ。 それにしても、柏原芳恵は凄かった。本当に凄かった。いいものを見せてもらった(笑)。

…で、話を再び紅白に戻すが、 そういえば、今回の紅白のアニメネタでは、ようやくおじゃる丸が登場して、 北島三郎も歌ったのだけど、 「まったりまったりまったりな〜」の部分を歌っただけだったのが残念。

それにしても、曲間のトークとか、コントとかが、概ね寒いやら痛いのは相変わらず。 そこはもうちょっと何とかならないものか。 曲がやたらよい時などは温度差が出過ぎてあまりに辛い。 特に、さくらキャラを使っての、 赤白の対立ネタ、もう少しなんとからならないものだろうか。 まー、輪唱のコーナーは、結構面白かったけど。 そういえば、前日のザ・ベストテンも曲間トークや、 局が用意したネタがやたら寒かったな。


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