間違いだらけの日々思ったこと(2004年1月)

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1月27日(火)

とりあえず

最近観たものから、とりあえず先に感想。

バトルビーダマン (第一話)★☆/×△, (今週「聖なる山」)★★

第一話も観た。こういう玩具連携のアニメというものは、 最近は、物語的には、第一話が一番つまらなくて、構成的にも一番無理がある。 そんな傾向がある。 それは、最初っから、その玩具が活躍するシーンを作らなきゃいけないのが 原因だと思う。そして、その後に、キャラ描写を積み重ね、ようやく、 段々、面白さが増していく。 例えば、デビチルが新旧共にそうだったし、プラスターワールドも然り。 この作品も玩具に関心のない私には、非常につまらない第一話で、 多分、この先、だんだん面白くなっていくんだろうなと思う。

子供向けアニメは玩具連携が多く、その結果、 第一話で、この物語は、一体、どうなっていくんだろうかと、 ワクワクさせられるものは、本当に少なくなった。

この作品も恐らくそんな感じで、きっと積み重ねれば、 段々面白くなっていくんだろうなとは思う。

で、ちょっと間があいたが、今週観た。 なんか間宮声キャラがいろいろと姿を変えて活躍しているな。 でも、声はどれもいつもの間宮か。あんまり器用な声優ではない気もするし、 いろいろキャラを演じわけるのはちょっと大変な模様。でも、そんな間宮が、 まずまず面白い。

主人公はいわゆる陽気な熱血バカ顔系なんだけど、わりと賢いところを時々見せる。 よくありがちな、あまりにバカで腹の立つキャラなんだけど、不思議な力と、 情熱か何かで勝ってしまうというパターンとは、この主人公はちょっと違う気がする。 やっぱ、少しずつ面白くなっては来ているか。

ミルモでポン!ごうるでん「恋する妖精」★★

ヤマネのパートナーの娘が気を利かせてサスケとのデートをセッティングするが、 実は、本当に好きなのはヤシチだったという非常にありがちな展開。 けなげなサスケの描写がまずまずか。後は、それぞれのキャラが、 いつもの役回りって感じだなぁ。

1月19日(日)

パラピロポンファイズ(終) ××

今回またしてもシリーズ投げちゃったって印象。 そんな最終回アリ?って感想。まぁ、期待通りだったんだけど(言葉の使い方が違うような気がする)。

最終回って、北條君(…ってこの人ファイズではなんという役名だったかは 全然関心ない)が、最後に工事現場で健気に働くシーンが、最大の見所なのかな。

そもそも、この物語の重要キャラ、スマートブレインのホントの社長に、 風格のある道士嘉挧の人を器用したのは良かったんだけど、 社長が砂に還るシーン(今回じゃないけど)のあっさりした描写には何ともがっかり。 真理ちゃん(キリンプロの人)がこのパパの行方を探してというところから、 物語は始まっているというのに、なんとまぁ、迫力のない最期か。 同じ砂に還るという展開でも、ダイレンジャーの時のザイドスとかは、 迫力あったのに。道士嘉挧自身の最期もなかなか凄かったし。

結局、この作品では、敵味方、次々にいろいろ、人が死んでいったんだけど、 私が観たものは、どれもこれも、ずいぶんあっさりなんだよな。 まぁ、私が観てない回も多いので、全部がそうではないのかもしれないけど、 とにかく私が観たところでは、どれも迫力がない。ドラマが不足してる。 もう少し言うと、死んでいった人達の怨念が残らない感じというか…。

それと、あのヘルメットのないマズルカみたいなやつ (スマートレディとか言うらしい)が、私は、てっきり、 この作品の悪の親玉だと思っていたのだが、 なんか非常に中途半端に居残ってしまい、すごく消化不良。 オルフェノク側のヒロインだった長田さんが甦って刺し違えるとか、 そういう衝撃的展開でもあったら良かったのになぁ。

役者はみんないい顔してて良かったのに、 シリーズ構成がほんと、パラポロピンだったなと思う。 また、次もこうなんですかねぇ。

アバレンジャー ★★★☆

シリーズ終盤。五人の力が一つになって、多少問題解決が進む話。 物語の流し方は毎回飽きない展開を維持できていてうまいとは思う。 ジャンヌの娘だったというオチもまずまず。 でも、あんまり驚くほど衝撃的な話でもなかったな。演出が軽いのかな。

今回は、赤の人が、アバレキラーの人を殴るシーンに少々違和感。 今まで、キラーにさんざん甘い対応をしていて、 ここで突然殴るというのはちょっと無理な気も。 堪忍袋の緒が切れたというわけでもないわけだし。 殴るの自体は悪くない。そこに至る事情の積み重ねが恐らく不足しているのだ。

あと、今までにアバレキラーがためた悪いカルマはかなりの量なので、 今回、いきなりみんなで仲良くしようという展開にするのは、 まだバランスが悪い感じ。ここから、だんだん仲良くしていくだけでは、 ちょっと収まりが悪い。まぁ、青の人に、まだくすぶっているような描写があるし、 アバレキラーの中の人の問題も残っているから、きっとまだ何かあるんだろうな。 伝統的な東映倫理バランスに従えば、アバレキラーが死ぬという展開が、 一番収まりが良さそうだが、さて、どうなるか。 まぁ、なんでも殺して解決というのは私は好きじゃないので、 キラーを生かした上で、そこそこソフトランディングな結末にしてくれることに、 個人的には期待。

グランセイザー ★★★★(涼子姐さん ★★★★★)

最近、ずっと観るタイミングを失ってしまっていた。 何話か未見のまま、とりあえず、いきなり今回のを観ることにする。 とりあえず、全部のトライブが揃う話。なんか、宇宙人とか中途半端に小出しで、 出てきて、戦いを挑んでいるな。 太古の昔は、容赦ない総攻撃で、地球をぶっつぶしたというのに、 予想通り、ずいぶん穏やかな攻め方をしている。穏やかに攻めるのには、 何か明確な理由でもあって、以前の回でその理由の説明でもしていたのだろうか (ないような気がする)。

ま、それはともかく、新規参入の水のトライブの人達も面白そうなキャラばかり。 宇宙人が来てもまだまだ面白い展開は続く。 特に、なかなか覚醒できなくて困っていたにいちゃんは、 なんかヒーロー系キャラっぽくないチンピラ風な雰囲気 (拳で語り合ったら、実はいい人だった系)で、とっても好印象。

で、そのチンピラにいちゃんが、覚醒するために、 涼子さんに鍛えてもらうシーンが最高。男が戦士に覚醒する時は、 誰もが結構苦労してるのに、どうして女はあっさり覚醒しているのか (確かにゆっさゆっさの人とかもそうだったよね)、 不思議がるチンピラくんに対しての涼子姐さんの

「女は早熟だからね」

…という答に大爆笑。 この作品は絶対に何か食べたり飲んだりしながら観てはいけないな。 その後、ようやく覚醒できてチンピラ君大喜びの後の、

「世話がやけるわねぇ」

…というセリフで二回目の爆笑。流れ的には、あのタイミングでの、 このセリフは、非常に粗っぽい気はするのだが、でも、そんな涼子姐さんが最高。 なんだか、滑舌伝通院先生に負けない勢い。がんばれ涼子姐さん。

それから、水のトライブのナースの人もなかなか。 特にその素人っぽい雰囲気が最高(実際、見習いらしいし)。 よし、君のコードネームは、素人ナースちゃんだ (なんだか、作品の楽しみ方が間違っている気もする)。 シャアラもきっと満足してくれることだろう(なんで?)。

特撮シーンの方も、クジラが良い。むしろロボットに変身しちゃってからは、 いまいちかも。それにしても、相変わらず、うまいこと実写と合成して 映像を作っているなと感心。

ラストに登場するへっぽこ護衛隊のリーダー沖田くん(ジュピターはっちゃく)に、 三人が、「水のトライブであることを認めよう」とか言われてるシーンでは、 「別におまえに認められたくないよ」 とテレビの前で思ってる人続出だったろうな。 あれはだな、サイバーコップの主役として、君たちをヒーローとして認める という意味があるのだが(もうここまで来ると間違いなくそうだろ。笑)、 サイバーコップを知らない人は楽しみ半減でちょっとかわいそうかも。

それにしても二代目と違い、昔あんなにオトコマエだったはっちゃくくん、 変わり果てたなぁ。今のも全然オッケーだけど。

ただ、戦い済んで、笑顔で手を振りあい、みんなが集まるシーンは、 あまりにおやくそくに過ぎる(そんな日本語などない気がする)気はする。 水のトライブのリーダーの人は、他のトライブの人達と あんまりうまくいってなかったはずなのに、 戦いの後には理由もなく、ずいぶん仲良くなってるし。

そもそも、おやくそくと言っても、恐らくネタ元であろう東映戦隊の場合、 確かに、エンディングテーマで、戦士達が走りながら、 笑顔で手を振っているシーンが非常に多いのだけど、 本編ではそこまでコテコテの演出をすることはあんまりないのだが…。

カレイドスター ★★★★☆

時間が悪く、ずーっと見そびれていたのだが、総集編を観て、面白いじゃないかと、 ようやく最近になって真面目に観るようになる。でも前回のは観てない(苦笑)。 新シリーズになり、ライバルとの熾烈な戦いを繰り返すようなマンネリ展開に なると思いきや、そらが次々に予想もしない行動に出て、ついに今回は、 復帰したものの、誰ともライバル対決はしないと宣言。メイにとっては、 とんだライバルである(そんなドラマ古すぎて知らない人も多いと思うが、 昔、私は、りんごちゃんにはまった過去があり、写真集も以下略)。

そして、ステージには参加せずに、サポート側に回るという行動に出るが、 実力があることは誰もが認めているのだから、その行為は、むしろ、 戦ってる姿そのものである。そらがやっている行為は、粗っぽく喩えるなら、 個人の秘密暴露で笑いを取るバラエティ番組で、 「人の悪口陰口を言うのはいけません」と言って場を白けさせるようなことを しているのに近い。

スポーツ選手の中には、人と競い合い成長するという形で、 自分の人生を作りだしてきた人も多いだろう。 いくつかの感動物語はその中から生まれてきたのだ。 レイラは、まさにそういうタイプであり、だからこそ、 それを真っ向から否定するそらの態度は、自分の人生を否定しているのと同じなわけで、 決して許せないわけだ。

それと「誰とも競わない」という態度は、臆病や怠惰と区別がつかない。 それを主張し続けることで、当初は情熱があったのに、だんだんと、 臆病や怠惰の暗黒面に引き込まれてしまう危険がある。 競わないことで自分のテンションを維持することは果たしてできるのか。 そういう非常に壮大な問題をこの作品は描くことができるのか、しないのか。

面白い展開になってきたが、果たしてこの大風呂敷、 うまく畳めるのかが、大変興味深いところ。

デジキャラット ★/××

学校編になってから、すっかりグズグズな展開になってしまった。 ある事象に対して、いちいち、それぞれ各キャラにありがちな行動をさせながら、 話を進めるもんだから、キャラの魅力はそこそこ描けるが、 全体としてスカスカになる。 シリーズとして中身がないのだから、同時に登場させるキャラを多くするのは失敗。 今は林原キャラが得してる感じ。…って代役とかどうすんの?

NARUTO ★★★

2回前だったか、テマリとシカマルと対決の話が作画的に凄かった。 おおきなおともだちへのクリスマスプレゼントかこれはって感じ。 テマリが凄すぎ。簡単に要約すると、シカマルから伸びた黒い長いものが、 テマリの…以下略。 物語的にも、ほとんどテマリを攻略してたのに、チャクラ切れだからと、 あっさり諦めるシカマルの行動の意外性、そして、 それに対しての先輩忍者達の意外に高い評価など、ユニークさが光る話で、 結構引き込まれる。

で、その後は、普通の面白さを維持。 さんざん待たせたサスケもようやく登場して、 物語的にはクライマックス的な展開に入っており、 ずいぶん大騒ぎになっているが、実はシカマルの話の方が面白かったかも。 ガーラとサスケのポケモンバトル(違うだろ)は、 ロケット団の邪魔なしに観たかったので、 邪魔する連中登場に、少々がっかり。 しっかし、石田彰声って、引き込もりに合うよな。まったく。

まだ、毎週、衝撃的シーン連続のサヴァイヴの感想とかも書きたいが、 とりあえず、今日はここまで。そういえば、セーラームーンずっと観てないなぁ。

1月12日(日)

ファインディングニモ 感想続き

物語は、タイトル通りニモを探してどうこうというシンプルな流れなのだが、 その話作りは今風というかPixar風のノリがあっていい感じ。 考えてみれば、なんだか親に見せるための物語になっている気もするのだが、 作品全体に、観ていてためになるという感じの教訓めいたテーマ性をちゃんと 含ませながらも、実のところは、ちょっと醒めた感じで物語を作っているという 方向性もあるのが気に入っている。

コテコテな感動物語に、少々ひねくれてしまった現代人は、 素直には感激できにくくなっているのだ。 過去につくられた正統派の感動物語を今観て感動できる人は多いが、 それは、それらが過去に作られたという背景があるからこそ、 感動できる面も多いのではないかと考えている(うがった見方かもしれないが)。 現代には現代らしい感動物語が必要なのだとそう思っている。 ファインディングニモはその方向性を持っていると思う。

中でも、私が一番気に入ったのは、マーリンと旅を共にするドリーの描写。 なんか、ドリーはすごく魚っぽくていいと思う。 ドリーのようなユニークなキャラが物語の根幹にいて、 ありがちに感動的な展開になりそうな時、一瞬水を差すみたいな演出が 時々あって、かえって良かったと私は思う。

そして、この物語には勧善懲悪なんてほとんどないんだよな。そこも気に入った点。 中でもサメの話が面白かったな。

そして、映像的な見所はたくさん。中でもクラゲのシーンが良かった。

エンディングテロップも面白かった。でも、いつものPixar作品とは違う。 なるほどこういう手もあるか。

声優も違和感なかったよ。 ドリーは高田由美あたりがやっても面白かったかも知れないが。

3DCGな日々

新年からも3DCGソフトを使い色々作る。 まず、年末に間に合わなかった年賀状。早く出さなきゃというころで、 時間をあまり費やさなかったので、非常にシンプルなものになってしまった。 レイトレーシングを使って作ったが、ディスプレー上ではまずまず綺麗に出ていたのが、 印刷するといまいち。あーあ

続いて三橋加奈子誕生日(1月10日)向けのムービーの作成。 ここ数年の恒例行事になっている。 今年はImagineのSpline Editorでフォントからオブジェクトを作り、 Close Pathにのせて、オブジェクトを回転。 ちょっとひねりも効かせてみる。 なんか、Cool 3Dでもできそうな仕上がり。

Close Pathに対し、Conform Group to Pathを適用してみたのは今回初めてだな。 世の中ではもう全く注目されなくなったImagineだが、 使う側にすれば、まだまだ試していないことがいっぱいある。

最初は、アニメーションGIFにしてページに置こうかと思ったけど、 あまりにでかいのでやめた (完成したムービー)。 同じオブジェクトで静止画を作り、 左右にparticle Illusionを使ったGIFアニメを配置した。 最近はやっぱFlashを使うのが一般的なんだろうなぁ。

大阪日本橋へ

11日は、青春18きっぷの余りがあったので、tsupo氏を誘い、 京都在住の友人にも声をかけ、 大阪日本橋で集まる。パソコンショップや中古CD店などを物色。 日本橋は秋葉原よりも回りやすい。中古CD店がやたら多いのが魅力。 東京と違い、アニメもクラシックも両方揃っているので探しやすい (東京だと、アニメ関連は秋葉原に集約している感があるが、 クラシック系は神田などを中心にかなり散らばって存在しているようだ)。

今回、アニメサントラでは、あまり面白いものを見つけられなかったが、 ヴィヴァルディの中古CDでは面白いものを何枚も発見し、たくさん買ってしまった。 まだ、中古CD店をしっかり回りきったとは言えないので、また行きたい。

その後、4人で飲みながらの食事。ビールの他にも冷酒も飲んだりして、 結構酔っぱらったが、無事帰宅。

左義長

12日は左義長。正月飾りを燃やした炎で餅を焼く。 アルミでくるんで焼く人が多いが、あれはアルミにくっついてしまい、 食べるところがほとんどなくなるという家人の意見により、 そのまま針金にくくりつけたものを焼く。 さすがに表面は焦げ目が出来たけど、なかなかいい感じで焼けて満足。

1月4日(日)

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(終盤) ★★★★★

新年、某Y氏宅で終盤の何話かを観せてもらう。 なんか、このシリーズの物語の方法論は、結局は、 刑事モノ作品の延長にある気がするのだが、 未来設定をそこそこ巧く使ってるし、風呂敷の広げ方が適度だし、 時々、小気味よい驚きを感じさせる展開もあったりして、 少々作品全体に大人しさを感じるものの(生臭さがないというか…)、 なかなか面白い物語に仕上がっていると思う。

ところで、このシリーズは、静止画に3DCGの車を走らせて画面を作る事が非常に多い。 静止画だけだと絵として少々物足りない。だからそれを動く車で補っているってことか。 うまく手を抜きながら、シーンを作ってるなと感心。 あんまりやりすぎると飽きてくるが…。

途中出てきた人型ロボットとの対決のシーンは、この作品の見せ場なのだろうが、 まぁ、ロボットバトルは色々と見飽きている面があるので、 むしろそのシーンは、あんまり面白くなかったかも。

同じロボットでも、老人ホームとか、 工事現場で健気に働いていたメカが活躍するシーンとかは最高。

ところで、なんか、この作品の世界設定を使って見せる事ができる面白い映像は、 まだまだありそうな気もする。笑い男の顔を隠すスマイルマークの表現は、 その可能性の一つを示しているのではないだろうか。

ファインディング・ニモ ★★★★★☆

今日、レイトショーで観た。

またしても、Pixarが、未だかつて観たことのなかった映像を見せてくれたという感じ。 3DCG技術が作り出す映像の可能性の底知れなさを感じる。 Pixarの映画には、まだ一度も裏切られたことがない。

敢えて贅沢な事を言わせてもらえば、この作品の物語には、 観客の情緒を揺さぶる力が、まだ不足している面はあるとは思う。 しかし、それでも、この作品は、他の既存の作品にはない圧倒的に素晴らしいものを持っている。

Pixarはいったいどこまで行くのだろうか。この先も楽しみ。 感想はまた書くかも。

1月3日(土)

コミケ

29日迄の準備

休みに入ってから、毎日5時間以下の睡眠でろくに休まず作業。 内容は3DCGムービー作成と小説書き。 頭が朦朧としながらの小説書きなので結構まずかった(小説の内容が)。

結局、食事もろくにとらずに続けたが、29日昼過ぎまでかかり、 29日の一般参加を断念。東京へ向かう。 東京へついて、新橋でtsupo氏を待つ。少々早く着きすぎた。 で、銀座の焼肉屋で食事。Raba氏も誘うつもりが連絡がつかず、 店内は携帯が圏外表示だったので、食べるかどうか、とても迷った。 朝から、牛乳とおにぎりぐらいしか摂取していなかったので大量に食べまくる。

30日

サークル参加。隣のサークルが怒濤のごとく売れ続ける中、 うちはほとんど売れず。今までの中で最悪の売れゆき。 宣伝不足だし、今回はアニメネタとか皆無なので仕方がない。 とりあえず、友人、知人を中心に配れたからよしとするか。 まだ、頒布する作品は少ないし、少しずつ積み上げていくしかない。 そういえば、うっかり、次回のサークル申込書を 買い忘れてしまった。あーあ、通販で入手するしかないな。 まー、申し込んでも落ちる可能性がかなり高いのだが。

連日の睡眠不足で作業を続けたわりに、 体調を崩すことはなかった。最近、例年になく、体調が良い。

紅白歌合戦 ★★★/×

まぁ、無難な構成だし、我らが土日朝のアイドル膳場貴子の黒いドレス姿がキュートなのは良かったが、 歌唱中心の内容にしたこともあってか、やや物足りない印象。

一番の不満は、あれだけ紅白出演に固執していたテツandトモの「なんでだろう」が、 あんまり面白くなかったこと。新ネタ満載の方が良かったのではなかろうか。 はなわと一緒にやったのは悪くないが、 爆笑オンエアバトルの面々が一斉に登場してから、落ち着きのない舞台になった。 スターかくし芸大会の応援の時の方がよっぽど面白かった。 それと肝心要の小林幸子の衣裳に失敗がいくつかあった模様。 観ていた時は知らなかったのだが、黒い幕が残ったという失敗以外に、 孔雀の羽が開かなかったという重大な失敗もあったそうだ。 そういえばあっさりしてたもんな。

それと、人気があるとは言え歌唱力に問題のあるSMAPが歌合戦の大トリをやるのは、 やっぱり問題だと思う。 確かに、歌自体も詞もいい曲だが、何でもかんでもナンバーワンの ジャニーズの看板タレントが、この曲を歌うのは少々皮肉めいている気も。

それに、せっかくデジタルハイビジョンの双方向のメリットを アピールしたい最後の票集計とかは、 駆け足すぎてあっけなかったのもまずいのではないだろうか。 それと、一方的に白組圧勝なのは、ジャニーズファンの影響か。 まぁ、小林幸子失敗の影響も大きいのか。 全般的には白組の方にやたらリバイバルが多いので、 紅組の方が良かったと思うのだが。

そういえば、途中にあった合唱コーナーは、あまりに段取りが悪く、 何だかかなり最悪の出来だったな。

あと「涙そうそう」を三人一緒に歌ったんだけど、 夏川りみは、ほかに歌えるいい曲が今年あったのに歌わなかったのが残念。 女子十二楽坊を出したのは良いと思うが、 組み合わせに荒城の月を使ったのは地味過ぎる。

とにかく、ここ10年くらいの中ではワースト1かもしれない…という感想。 まぁ、なんだかんだ言っても、楽しめる内容ではあるのだが…。

こち亀MOVIE2 「UFO逆襲!トルネード大作戦」★★★

三橋加奈子の出番は、予想よりはわりとあった。 ドルビーサラウンドとイオンシネマワンダーの素晴らしい大スクリーンで、 三橋加奈子を楽しむという夢はついに叶った。 特に最初のシーンはちょっとびっくりした。ここはもう一度観たい(笑)。

で、物語の方は、正直言って、劇場版に使うには少々ぬるい内容。 このページの読者がこち亀劇場版のネタばれを少々書いたところで怒るとも思えないが、 一応、ネタばれしない程度に簡単にまとめると、まず敵の迫力がなさすぎる。 そして、物語の構成にも工夫が足りない(特に終盤)。

アクションシーンは作画に気合いが入っているだけあって、 迫力がある。東京の名所が次々に破壊されるシーンはなかなか見応え有り。 でも、少々ありきたりかな。ハワイの娘の描写は可愛かった。

以前、こち亀アニメスペシャルで、新幹線をネタにした面白い話があった。 ダイナミックな破壊シーンやお色気シーンは少ないが、 他の作品にはないようなユニークなシーンが非常に多く、 むしろあちらの方が劇場向きな内容だったかもしれない。

スタイルシートの変更

現在は暫定版。もう少し変える予定。


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Last Modified on Saturday, 25-Aug-2007 14:20:04 JST