間違いだらけの日々思ったこと(2002年7月)


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7月21日(日)

ぴたテン ★☆/×(先々週),★★★★★(先週),★★☆(今週)

先々週は、いくらなんでも美沙がバカすぎ。まぁ、 バカでも一生懸命だからいいんだ…という流れなんだろうけど、それにしても限度がある。

先週は、一転して美沙がまともに活躍。美沙の天然ぶりもうまく使えば、こんなにいい話が作れる。 傑作。 この回登場した川田妙子声の娘との性格の共通点とかを、 うまく使った話作り。クライマックスの美沙が娘を抱えて飛ぶシーンが心をうつ。 父が遊びに行けなかった事情にも説得力あり。

今週は天使の姉参上。思ったほど面白くない感じ。天使にしては、 わりかしまともすぎるキャラだったかな。黒猫とやり合うシーンがやや退屈。 美沙と紫亜の仲の良さの描写はいい感じ。

携帯電話の選び方

今の今まで、私は、ずーっと、携帯電話を購入せずに済ませてきた。 でも、そろそろ、いろんなことで、ちょっとずつ、あったらいいのにと思うことが増えてきた。 そういうわけで、今更になって、携帯を購入することに決めた。

購入を決意してみたものの、 そもそも、最近まで携帯購入を考えたことがなかったので、 世の中のことがちっともわからない。いろんな会社や機種があって大混乱。

とりあえず、わからないので、強引にauのプリペイド携帯を買うと決意した(おいおい)。 上前津に行って、au携帯が並ぶ店先でプリペイドのことを聞くと、 どこの店も扱っていないという。え、こういうものって手軽に買えるものじゃないのか。 携帯文化を知らない新明解は、もしかして、プリペイド携帯というものは、 今は手軽に買えないものだったのかな…としばし呆然とする。

とりあえず、auショップに向かってみる。なんか、商売してなさそうな雰囲気の店だなぁ(笑)。 そこによれば、なにやら不運なことに、ちょうど、今は、プリペイド携帯が、 新機種に移行しようとしているところで、買えないという。 7月中旬に新機種が出る予定になっていると言われる、でも、具体的な日すらわからない状態。 やたら素っ気ない態度の店員(でも美人)の話ではよく状況がわからないので、 仕方なくいろいろ調べてみると、それはつまり、デジタルからCDMAoneに移行するということらしい。 そもそも、CDMAoneなどというスペックは私には必要ない気がする。 価格がよくわからないのだが、どうも、高い気もするし。

一応、プリペイドでないauの方も検討してみた。た、高い。 高額なのは、auだけじゃないだろう。こんな不景気に、携帯使ってる連中は、 こんなもん、みんな払ってるのか。

デジタル方式の方は、それでも、結構、よさげな料金プランもあったが、 なにやら、こちらもCDMAoneに全面移行してしまうらしい。 もちろんCDMAoneの方が高い。だから、わしはCDMAoneはいらんというのに…。

そんなわけで、とりあえず今の段階ではauは見限る。さて、次はJ-Phoneが候補になる。 友人にいろいろ聞いてみると、Pjというプリペイド携帯がある風情。 内容はよくわからないけど、とりあえず、この名前がカワイクナクナクナクナクナクナ〜イ? (ナクの正確な数はちょっとわからない)

具体的に調べてみると、プリペイドカード1枚での期限が90日もあるというのもいい感じ。 メールも送受信できる(毎月基本料が必要だけど)。なかなかいい風情。 長文メールも扱えるとな。よし決めた。やれ決めた。 購入できる機種もWebで確認。 よし、この、モノクロモデルでいいや。しかし、これって幾らなんだろう。値段が解らない。

そんなわけで、名古屋駅に行く用事があったので、ついでにJ-Phoneショップに行く。 なんだか、プリペイド携帯を売ってくれるような雰囲気の店構えではないが、 綺麗…でもちょっとアンドロイドっぽい雰囲気のおねいさんに声をかけてみると、 購入できるという。 さっそく、機種一覧を見せてくれる。モノクロモデルの方が欲しいというと、 今、ピンクしかないという。げげ。まぁ、ピンクも面白いかもしれないが、 意味もなく、目立つのはちと…。でも、なんか、じゃいいです…と店を出られない雰囲気。 目の前の店員は、本当はやっぱりアンドロイドかもしれないのだ。 そうなると、何があるか、わからない(おいおい)。 カラーモデルも1000円しか高くないので、そっちに変更。 シャープ製。本体価格は税別6000円也。それとPjカード一枚3000円也。

カード登録などは、全部操作をアンドロイドおねいさんに任せてしまい、いよいよ、 自分の携帯を持つこととなった。なんだ、やっぱり、簡単に買えるものなんだ(笑)。 そして、帰りの電車の中で、Pjの箱に入っていた、J-Phoneショップの一覧を見ていると、 あれ? 自分の町名の店があるじゃないか。…というか、ここってすぐそばじゃないか。 帰りに通ってみると、J-Phoneの看板と共に、Pjの文字も発見。 なんだ、ここで買えたのか。が〜ん。全然携帯電話に関心がなかったから、 ちっとも頭に残っていなかった。オレってアホすぎる。

ま、それはともかく、家に戻ってみたものの、日常使うというよりは、 時々そういう必要性がある程度の携帯電話に、 たいして利用目的があるわけではない。 ためしに誰かに電話するというのにも、気楽な料金ではない。1分90円。ちょっと話せば、 すぐにカードを使い切ってしまう(苦笑)。

とりあえず、メールを送ってみることにしよう。でも、そもそも、 こんなのでメールを書く経験は初めて。 分厚いマニュアル2冊。こんなのちゃんと使えるようになるのか? …と思っていたが、なんのことはなかった。簡単なのですぐ覚えてしまった。 メールを送信すると、かなり時間が経った後、返事が届く。なるほど面白い。 なぜ、こんなのにハマっている人が多いのかようやくわかってきた。

メールが面白いことはわかったが、でも、パソコンの電子メールでほとんどの用事は足りるので、 これもまた、あまり、使う機会は多くなさそう。う〜ん。でも、なぁ、なんか、 せっかく買ったものはいろいろ使ってみたい。う〜ん。ん、オリジナルメロディ作成機能? なんだと、四重和音? そういえば、手元にヴィヴァルディのスコアが数冊。

………。

はっ、フルートソナタ「忠実な羊飼い」のうちの一曲から数小節分入力してしまった。 なんか、結構いい感じで鳴るじゃないか。 ちなみに後の研究でこの曲はヴィヴァルディの曲ではないとされている。 余談はともかく、とりあえず、着信設定にしてみたものの、番号もたいして知らせてないし、 かかってくることがあるわけがない。はぁ〜。なんだか携帯って…。

ヒカルの碁 ★★★/△

やっぱり、伊角 VS 進藤戦を2話に分けたのは失敗。 せっかくの緊張感いっぱいのシーンも、水入りではいまいち。 BGMの使い方等、緊迫感より、悲しみを全面に出した演出も、疑問。 さて、こうなると、伊角、ペットボトル事件が気になるな。どうなるか。

ONE PIECE ★★(最近)

最近、あんまり面白くない感じ。特に、ナミの武器ネタがあまりノリが良くない。 勝った時に、ガシャガシャいいながら文字を出す演出もちょっといやな風情。 岡村明美のナンバー2の声真似は激燃えだったが。

クレヨンしんちゃん ★★★★(3話目のみ)

とにかく、ひろしがメル友になったOLの声が松岡由貴で劇燃えだった。殺す気か。 しっかし危なっかしい話だ(笑)。私なんか独身なのにそんな浮いた話もちっともな…。 それはともかく、他のエピソードは普通の出来。

ヴォイジャー ★★★★☆

今回はドクターがホロ小説を書いた話。人格を持つホログラムの自由解放のために書いた作品なのだが、 その配布差し止めという著作権者なら当然有するべき権利が、ホログラムだという理由で、 保証されない皮肉がなんとも面白い。

ただ、個人的に心をうったのは、セブンが、昔の彼女を知るおばさんと通信するシーン。 セブンがボーグになっても、再会できたことを素直に喜んで、 昔の悪戯話を楽しげにするおばさんが非常にいい感じ。 それに対し真面目に謝罪するセブンが面白い。

その前はQの息子が出てくる話。イチェブの真面目さがいい感じ。 Qも元気そうで何よりだ(おいおい)。この回もセブンの…(中略)…殺す気か(おい)。

ふぉうちゅんドックす ★☆

あいちゃんのいないふぉうちゅんドックすはふぉうちゅんドックすに非ず。 そうやって、今後も、あいちゃんを出さない展開で進めるつもりなら、私にも考えがある。

ポケモン ★★☆(平均)

普通に面白い。先々週あたりだったかの、カスミの水ポケモンバトルが楽しかった。 でも、三戦目も戦って欲しかったな。多分、ニョロトノを出したと思われる。 そういえば、ニョロトノだけは、マイステディと呼んでいない気がするが、どうだったかな。

7月13日(土)

あずまんが大王 ★★★★〜★★★★★(最近)

時々作画枚数等が著しく減ったりして、内容が薄くなる回があるが、でも、まぁ安定して面白い。

ちよちゃんメインの回は、昔の小学校のクラスメートとの、 ちょっと淋しい関係の描写がどうにもこうにもいい感じだった。 そう、ちよちゃんには今、新しいお友達がいるよね。精神年齢もたいして違いがないし、 大丈夫だ。なんか、深夜アニメなのに心温まるいい話や。

続いて、智があまりにアレなんで、暦がうんざりするの回。 「あ〜、いい加減、おまえうるさいよ、あっち言ってくれ。 わ〜、なにするんだよ。おまえな〜、いい加減にしろよな!!(大激怒)」 という感じのうっとうしいキャラを演じさせたら、 右に…どころか左にさえ誰もいない声優、樋口智恵子が激燃えで殺す気か。 それにしても、どうして、この作品はキャスティングがこれほど絶妙なのか。

で、今週は、酔っぱらったにゃもたん暴走していろいろ喋ってしまうの回。 みなさんも注意しましょう。私も今度からは気をつけます…といつも思ってます。

それはともかく、にゃも暴走時の、セリフマスキング部分の演出とかBGMとかが絶妙で、 あっけにとられて聞いているちよちゃんの表情とかが、もの凄くて、 いろいろ規制があっても、こういうのはアリなのか! やるなぁ制作スタッフ! やりようでいくらでもできるのか…と圧倒させられた。 怪作というべきかもしれないがとにかく傑作。

東京ミュウミュウ ★★★/×△(最近平均)

安定して話が荒っぽい(おいおい)。 それにしても、ミュウイチゴ、敵相手には「私はものじゃないわ」 …とかなんとか言って怒っておきながら、 青山くんに鈴をつけられた状態は、ほとんど飼い猫扱い。 恋する相手ならいいのかよ!!とか、 思わずツッコミ入れた人は私だけではあるまい。

テニスの王子様 ★★☆(最近平均)

普通に面白い。でも、こないだの暴力男の話はちと痛すぎ。 姉役でいきなり寺田はるひ登場。 ちょっと不幸入ってる系のキャラは、そういえばフルーツバスケットの時にもあったが、 はまりすぎ。でも寺田嬢にはもっとコミカルな役をやって欲しい気もする。

それと今週のマラソンのシーン、 総集編かと思うほど、流用しすぎなので混乱したぞ。

ふぉうちゅんドッグす(新) ★★★★

全く期待してなかったのに、思いっきりストライクゾーンだったアニメ。 たかはし智秋演ずるあいちゃんが激燃え過ぎて私を殺す気か。 今週はアレックスいなくなるの話。わりとシンプルなストーリーで、 作画もさほど秀逸って感じではないのに、演出とかがいいのか、 すごくインパクトがあったなぁ。あいちゃんの悲しみがよく表現できてた。

ドラゴンドライブ(新) ★★/△

よわっちそうなドラゴンが実は秘められた力を…という演出は、 まぁまぁ、観る側のテンションを高めてくれるが、 やっぱりありがち過ぎる。 作画、声優共、バランスはいいので、まぁ、観ててそこそこ飽きないとは思うが。

RAVE ★(最近)

重要なエピソードのはずだが、やっぱエリーたんがメインでないと盛り上がり不足だし、 そもそも、全体的に間延びした感じがあって、いまいち。 ただ、次週(名古屋は多分一週遅れ)はグリフォン加藤メインだという話なので、 期待してもいいかもしれない。

ヒカルの碁 ★★★★

伊角くんうっかり動かしちゃうの巻。アニメではどう描写するか、 とても楽しみにしていた回。 物語的には静かに盛り上がる展開で非常にいい感じ。 ただ、あのシーンで次回へ続くにするのは疑問。 ヒカルとの戦いは、最後まで流れで観たかったな。

そういえば、ここでちょっと私信です。 あれは、おもいっきり失着でした。 佐為も「なんですあれは!」と、とても怒ってました。 和谷は口もきいてくれません。 伊角さんは大人なので、もう少し優しかったですが、 何か、かわいそうなものでも見る目でこちらを見ます。

漫画のような、左上の攻防をにらんで…などという意図はありません。 とっても反省してます。

7月5日(木)

後ろ髪引かれコンテンツ

なんか、コミケも近づき、作品制作も停滞気味で、とてもマズい今日この頃だが、 そういう時になぜか、Webページでやり残していることが気になってくる。 更新を放置したまま、後ろ髪引かれ状態になっているページは、いくつもあるが、 特に気になっているのはBGMと声優のページ。 まぁ、それを全面的に更新するのは大変ということで、 Tsupo氏などのごく一部の気になっている人向けに、 ここに今後の更新予定を書くことにする。

きになるアニメBGM

きになるアニメBGMのページは、 なんとまぁ、2000年以降のベストを書かぬまま、放置状態になっている。 ごくたまに、このページに対してのメールとかも来てたので、 更新しなきゃな〜という気持ちはあったし、例えば、内容を大幅に増補して、 所有するほとんどのサントラについて、レビューも含め、同人誌でも発行したら、 いいかなぁと以前から思っていた。でも、それこそ、おっそろしい枚数あるので(爆)、 今のところ、全く完成の見通しはなしだが、いずれ同人誌ネタが尽きたら必ずやろうと思う。 いや、私は音楽のことはあんまりわかんないんだけど、まぁ、私のように、節操なく、 幅広く、どちらかというとマイナー寄りのアニメサントラを買い続けている人は さほどは多くないだろうから、その解説は、わりと面白いんじゃないかとも思う。

それはともかく、2001年ベストは、ある程度決まっていたが、 2000年のベストはず〜っと悩んでいた。2002年になっても決まらなかった。 それだけ決まらないんなら、まぁ、該当なしでもいいかとも思ったが、 とりあえず決めた。実はキョロちゃんのサントラも、次点あたりに入れたかったんだが、 発売が何と1999年9月辺り。購入したのはずっと後なんだけどなぁ。 ハンターのVol.1も実は発売は1999年だが、12月末だったから、まぁ、 2000年に入れてもいいと判断。そんなわけで、2000年と2001年は以下の通り。

2002年は、今のところは、あずまんが大王、七人のナナを購入。 他にはオコジョさんのサントラも購入済。 五つ子らんども今年になっての購入だが、これは2001年か。 あとは、ぴたテンサントラの発売待ち。

七人のナナのサントラは、かなり購入するか迷ったが、OP,EDがフルで入ってるし、 BGMも聴いてみれば、思ってたより面白い曲が多いことに気づいた。 あまり真面目に観てなかったアニメだが、音楽を聴いてると、 京都の風景が浮かんでくる。但し、ドラマは余計だった気も…。

そんな状況だが、多分、このままだと、2002ベストは、 まだ出てもいないぴたテンのサントラになる見込み(おいおい)。 他のアニメで心を揺さぶるフレーズにあんまり出会ってないし、 10月改編期のアニメのサントラは12月近辺に出るとすると、 まぁ、それは2003年繰り越しになるから、きっと、ぴたテンで決まり(おいおい)。

きになる声優

きになる声優のページは、 BGMのページに比べると更新している方だが、三橋加奈子ファンページが盛り上がって以降は、 当然ながら、そちらが優先になるので、更新が滞りがちになっていた。 このページも、結構、気にしている人はいるみたいだが、一回更新するのに、 膨大なエネルギーが必要な上、そもそも、このページが成り立つためには、 結構な量のアニメを観なければいけないが、それが難しくなってきた。 そんなわけで、どうしようかとは思っているが、まぁ、とりあえず、新しく追加するつもりの きになる声優を、今はここに簡単にメモ。

ま、そのうち、更新しよっと。

7月4日(木)

がー

アニメ感想、書いてる余裕がない。以下、久しぶりに、いろいろ書くけど、いつも以上に、 あんまり考えを整理せずに書いているので念のため(苦笑)。

七人のナナ(終) ★★★☆

今川泰宏監督脚本。この人はどちらかというと作画側の人なんで、 物語作りの方はどうかなぁと思っていたけど、作品の雰囲気としては、なかなかユニークで、 ハートウォームな感じに仕上がったなと思う。 作画的に面白くなるような物語を書けるというのも、 作画側の人が脚本を担当するメリットだと思う。 ただ、全話観ているわけじゃないから、なんとも言えない面はあるが、 全体的に荒っぽさが目立った気はする。

まず、キャラがどういう考えで行動しているかの首尾一貫性が足りない気がした。 特に黒ナナ。 それからシリーズ全体として、どうも収まりが悪かったなぁと感じた。 神近が、ナナがあれだけ一生懸命恋する相手にしては、最後の最後まで、 あまりにもキャラ的に魅力が足りなさすぎだと感じたし、 結局、不合格になったら、運良く、神近と同じ学校という、あれだけ、 受験に一生懸命になっておいて、推薦も取り消しになっての受験だったのに、 この、どうにも達成感のないオチは、一体どうよ?…と思わずにはいられない。

まぁ、そうは言うものの、黒ナナ改心のシーンの描写などの演出とか、 なかなかぐっと来るシーンの多い作品に仕上がったなと思った。 そういえば、教頭先生を初めとするおじさん連中が、 いい感じで描けていたのは今川作品らしいな。 教頭役の声に稲葉実を使ったのは、やっぱスタトレに無関係じゃないよな。好演だった。

電光超特急ヒカリアン(今週) ★★★★★☆

井上敏樹脚本。開始当時から、ず〜っと、ぬるい感じののんびりしたエピソードが続いていたのだが、 そんな中、突然、先週の次回予告が、凄惨な戦いにあけくれるというハードな展開。 なんだこれ、今までノリと違うじゃん。どこまで本気なのか、 まぁ、多分冗談だな、最初だけそんな映像を見せといて、実はいつも通りのぬるい展開だろとか、 予想していたんだが、なんと、今週の展開は、予告そのまんまの内容でびっくり。

いきなり、敵味方双方が、武装強化し、日々激しい戦いを繰り返している…というところから、 物語が始まり、その後も、今まで、のんびりしていたJHRのスタッフが、命を賭けて、 ブラッキーの連中と戦うシーンが延々と描写される。特に、 日頃は単なるのんびり大食い少女なのに、今回はシリアスモード全開で、 とにかく普段とのギャップが激しい暁美たんが激燃えで私を殺す気か。

まぁ、そう書くと、単なるありがちなシリアス展開突入かと思うだろうが、 これは、本気で、そういう展開に突入するというものではなく、 単なる一時的な冗談エピソードなのだ。 (でも、今回限りかなと思って観ていたら、 次話に続く展開だったのにはびっくり)。

各キャラは大まじめにシリアスストーリーモードで演技してるんだけど、 所々、爆笑ギャグが挿入されまくりで、後半は笑いが止まらない。

特に、役がめちゃくちゃな麻雀対決シーンやら、 JHRの最後の切り札の格闘ロボ、ガルーダが登場するシーンでの、 「黄色い線の内側までお下がりください」のアナウンスなどは大爆笑。 そして、そのガルーダの恐ろしいほど作画に気合いの入った変形シーンとか、 とにかく圧倒されまくりの内容だった。2002年中、この話が、一番驚かされたな。 なんとなくこのアニメは面白げな雰囲気があると、毎週チェックしていて正解だった。

そうは言うものの、冗談エピソードなんだから、いくらなんでも、 次の話あたりに、オチを付けなきゃどうにもならんとは思うが、 展開が強引すぎたので、あんまりうまく収まるオチはないような気がするな。 夢オチだったら、あんまりにもあんまりだし。 まぁ、今回面白かったから、オチはダメでもいいか(笑)。

ぴたテン(ここ数話) ★★☆〜★★★

割と面白い。特にふでやすかずゆき脚本の話あたりがいい感じ。

先々週、どうも元気が出なくて悩んでる様子の天ちゃんだが、 それは、紫亜たんのことが好きになったためであったという話。

実は、他の彼を取り巻く連中の方が、励ます会を企画するところからしても、 天ちゃんのことを気にしているいい連中なんだけど、 そんな中、天ちゃんがどう悩んでいるかなど、まるきし関心もない紫亜たんを、 別格的に感じてしまう天ちゃんの気持ちは、非常によくわかるぞ。そんなもんなんだ(笑)。

そして、先週は、紫亜たんがなんと悪魔だったとは…が〜んと衝撃を受ける天ちゃんの話。 そんな障壁なんて、ぜ〜んぜん、たいしたことないでしょ…とかと思いながら観ていると、 まぁ、別に悪魔でもイイじゃんと非常にぬるいオチで終わる。 あまり物語的に冒険しようとしないところは、いかにもぴたテンらしいな。

まぁ、これがもしリアルワールドであったら、 天ちゃんのことを別に特別視してるわけでもない紫亜たんのような相手に、 アタックすることは、いわば雲を掴むような行為で、 自分の相手に対する思いを、それとなくほのめかせてみたりしても、 まるで、気づかないがごとくの対応をしてくるものなのだ(←おいおい、決め付けてるよ。コイツは)。

それでも、例えば、彼女に対して、プレゼントをするとか、 何かを手伝うなどの、好意的な行動をしたり、態度を示せば、 愛想もいいし、気立てのいい彼女のことだ、常に例外なく、普通の女の子にくらべると、 ちょっと大げさなくらいの誠実な感謝の言葉や笑顔を、きっと返してくるだろう。 そうなれば、ああ、もしかして、この恋、結構、いけるかも…と一旦は勘違いするんだけど、 でも、翌日になれば、彼のその行為をさっぱり忘れたかのような、 普段通りの彼女がそこにいて、なんだ、やっぱりだめか、つれないな〜とふりだしに戻る。 展開的には大きな変化はない、しかし、彼の気持ち的には、 結構地獄かもしれない悪循環パターンに陥るのは目に見えている(←また決め付けてるよ)。

「悪いことは言わない。紫亜たんはやめとけ。一癖二癖もあるが薫にしとけ」と思わず、天ちゃんに声をかけたくなる。

でも、まぁ、そういう繰り返しも限界があって、リアルワールドでは恐らく…(以下省略)。

それはともかく、これはアニメだし、ストーリー的にあまり冒険をしないこの作品の場合、 もしかしたら、最終話までずっとそういう循環が続くだけかもしれない。 それは何とも哀れな。まぁ、最終話でそれなりの、幸せなオチは付くかもしれないな。

スタートレックヴォイジャー (今週)★★★★☆, (その前の2話)★★★☆

今週は、セブンオブナインが、ホロデッキの恋愛プログラムにハマる話。 なんだか、劇団芝居向きな話だな。スタートレックシリーズはたまにこういう話がある。 ちょっと設定説明などの工夫すれば、どこかの小劇場で演じてもよさそうな感じのお話だった。

人間の感情を取り戻しつつ、でも、まだ会話にぎこちなさのある、 セブンとチャコティの仮想恋愛シーンは、とにかく、 ウブで美しいセブンがラブリーすぎて激燃えで、私を殺す気か。 メトロノームの使い方もうまい(←この辺りが劇団芝居向き)。

先々週と先週は、ヴォイジャーのクルーが、記憶を修正されて、人手不足の惑星の労働者として、 働かされる話。2話構成のわりには、SFマインドを刺激するようなエピソードが不足がちで、 ちょっとまともすぎる勧善懲悪系の話になってしまった気がする。まぁ、そうは言っても、 なかなか面白かったけど。

7月2日(火)

ううむ

某奇跡の詩人の事件があった後、NHK番組関連は、なんとなく、 取り上げにくくなっているんだけど、 でも、あれはあれ、これはこれということで…(苦笑)。

プロジェクトX(カシオデジタルカメラ) ★★★★☆

カシオデジタルカメラQV-10成功までの道のりの話。あれれ、テレパルの予定と違うな。 ま、それはともかく、ちゃんと観れてよかった。 QV-770、QV-2900UXのユーザーの私にとっては、 特に興味深い内容だった(例えば、羊の写真はQV-770で撮影したし、 最近Webに載せている実写画像は、ほとんどがQV-2900UXで撮影されたもの)。

QV-10のあの独特なデザイン(回転機構付カメラに液晶ディスプレーの横についた形)は、 そもそも、過去に電子カメラ開発で大失敗したので、おおっぴらにカメラ開発では、 開発費を捻出しにくいからと、撮影機能付の携帯テレビとして、 開発が進められたという流れから出来てきたという話にびっくり。 とても興味深く、面白い番組だった。

あ、ちなみに、私は、QV-770の前に、キャノンのQ-PICというフロッピーカメラも、 持っていた…じゃなくてまだ今もそれは手元にある(笑)。 電池がダメになってしまい使えないのだけど、よく考えると、6P型乾電池なら、 電圧もだいたい合うから、ニッケル水素の電池を買って、 むりやりハンダごてで電極を付ければ、使えないこともないかな…と思っている。 そんなことをしても、あまり意味がないが(笑)。

課外授業ようこそ先輩 - 巻上公一 ★★★★☆

ずいぶん前にやった番組の感想をいまさら書く私(笑)。 とにかく、最後の、子供達と一緒の宇宙語による合唱が圧巻だった。 彼も結構歌っているので、巻上公一ファン、必見の内容だった。 それと、自宅の作曲ルームにAmiga2000の姿が見えたのにはびっくり。

それはともかく、この授業は、日頃、普通の発声とか歌い方にとらわれてしまっている子供達に、 既存のものにとらわれない、全く自由な発想で声を出させることを教えるという、 非常に興味深い内容だった。

巻上氏の指導に従い、期待通り、思いのままに面白い声を出してくれる素直な子供がいた一方、 恥ずかしいとか、かっこわるいとか、こんなことをやる意味がわからないといった気持ちを 抱えている感じの、どうも乗り気ではない子供達もいた。

私は、時として、巻上氏の指導に刃向かうそぶりすら見せるこの子達こそ、 この授業を受けた意味があったと思う。 その子達の中には、結局、最後まで彼の指導内容に納得しないまま、 授業を終えた者もいただろう。それでもいいと思う。

私は、そういう子供達の多くは、例えば、声を出す行為について、 テレビやCDや音楽の授業とかで聴く既存の表現方法の中に、目標や理想があると信じていて、 他にはない(…というか他に存在するものを意識しないというべきか)表現を、 自分自身で作り出そうという気持ちが、その信念によって、 押さえ込まれてしまっているのではないだろうかと思うのだ。 自分自身が表現を思いつく力は、必ずしも、日常生活や学校での勉強ではあまり必要とされない。 そんな子供達の生き方に、今回の巻上氏の宇宙語で歌おうという指導は、 ある種のくさびを打ち込むような効果があったのではないかと思う。 その、ちょっと彼らにとって不愉快だった体験は、きっと、ある日突然役に立つ。 そんな気がするのだ。

子供が観るもの、遊ぶものすべてが商売の対象になってしまう今、 その子達が、楽しむ側から、ものを作るのを志す側に立った時、 既存の映像、音楽、ゲームなどの作品のみが、彼らの制作のお手本になってしまいがちだ。 そんな状況をうち破るには、どうしたらいいのかのヒントが、 彼の指導にあったのではないかと私は思った。

そういえば、余談になるが、母の話によれば、私が小さかった頃は、 特に言葉に意味を持たない、つまり、宇宙語みたいなものを延々話し続けるのが好きだったらしい。 ちゃんと日本語がしゃべれるようなるのか心配になるような勢いだったらしい(笑)。 確かに、なんか、そういう記憶が私にもある(笑)。


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Last Modified on Saturday, 25-Aug-2007 14:19:57 JST