間違いだらけの日々思ったこと(2004年2月)

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2月28日(土)

YahooBB 顧客情報流出報道 ×××××

テレビ各局、麻原の判決報道には力を入れている一方で、 YahooBB顧客情報流出の件については、どこも、その扱いの小さいこと、小さいこと。

個人情報保護法案成立の時、特集番組などを作って、 あれだけ騒いどいて、この事件ではこんな小さな扱いでは、 一体、マスメディアは、あの時何を守りたかったのかが、あまりにも解り易過ぎる。 当時のせっかくのマスメディアの正義感が、 今回の事件への対応次第で全て台無しになる。 その重大さが解っているのだろうか。

YahooBBのずさんな顧客管理などは、例えばさ、朝日新聞の IT専門の論説委員でも呼んで、もっと強く批判すべきだろ。

恐喝していた側についても、テレビ報道ではあまりに情報が少なすぎる。 やはり、何かに遠慮しているのではないか。そういうやや穿った見方が、 現状の報道を見る限り、どうにも否定できない。

マザーシャルバート大好き。

2月26日(木)

HxH G.I.Final (1話と2話) ★★★★/△

本編にはあまり不満はないが、オープニングアニメーションが 異常にしょぼいのに強い違和感。△はその部分。 どうしてこんなことになっちゃったんだろ。

一方、内容は安定して面白い。修行とか、ボマーの話とか。 それにしても、実際には存在しないオーラとか、 グリードアイランドとかの事で、よくもまぁ、 これだけ色々緻密な設定が思いつくものだ。 原作者は一体どういう風にこういう複雑な設定とかをまとめているのだろう。

そういう緻密な設定や、個性的キャラ描写を、物語の中に織り込んで、 アニメが流れていくのだが、すっかり引き込まれてしまう。 こういう先がどうなるかが気になるアニメは、 私のように先の展開を知っているのはちょっと損だな。

修行のやり方にもいちいち説得力があるし、キャラ描写が面白い。 特にビスケがいい。私はバトルシーンよりも修行の方が好きだな。

ところで、樋口智恵子の海外留学の為、ビスケの声が木村亜希子になったが、 少々マトモ過ぎる演技でちょっといまいち。樋口の方がクセがあって良かったな。

プラスターワールド ★★☆

先週は★★/×。TARAKO声のモーリーがお払い箱になる話。 自分の郷里を守れという事になってるが、 役たたずだからもうついてくるな、という話にしか見えない。

まず、別れの前のバトルでは、弱いモーリーが襲われないようにと、 岩に閉じこめてしまっている。 そして、モーリーがダーク化してしまうと、 今度はモーリーが日頃見捨てられ続けた被害妄想を増大させ、 暴れ回る痛々しい描写の後、弱さ故にあっさり、プラスターマークを攻撃されて、 ダーク化が解除。そして、その後、突然言い渡される別れ。 そんな展開じゃ救いがなさすぎ。 脚本は富田祐弘。時々、こういうむごい話を書く気がするが、わざとかな。 TARAKOのブチ切れる演技は結構珍しいし、面白かった。

今週は★★☆。先週、次回予告で、我らが櫻井浩美が「露天風呂」と甘い声で、 言うもんだから、今日はわくわくSP録画…でも、 やっぱり新明解は騙されたという話(おいおい)。

そこそこ盛り上げたのは、かない声のカッチン姫の方。

きっと多くの視聴者は、

「カッチン姫はいい。デリィを…、デリィを早くしろ!!」

などと、例えば、

「眼鏡はいい。ハルカを…、ハルカを早くしろ!!」または、
「ルナはいい。シャアラ(眼鏡)とメノリ(委員長)を早くしろ!!」または、
「梅子はいい。ジャスミンを…、つまり黄色の中の人を早くしろ!!」

の如くに、叫んだに違いない(勝手に決め付けるな)。

その後、アイキャッチで「サービスサービス」などと、 期待させといて、この描写は何のつもりだ。 そんなんで視聴者は満足すると思っているのか。 だーまーさーれーたー。 それにしても、先週の櫻井の「露天風呂」の発音は良かったなぁ。すっかり期待しちゃったよ (←いい加減しつこいよオマエ。声:小桜エツ子)。

でも全体的には温泉でくつろぐトーマの描写とか、そこそこ面白い内容。 脚本は外池省二。

ポケモンAG ★★★★☆

今回の話はすさまじいし、こういう展開になるのも大変珍しい。

簡単に言うと、毎年この時期になると、食料を求め町を襲う増えすぎたポケモンを、 なんとかして駆除しようという話。 それだけでもなかなか凄い話と思ったが、 その後、非常手段として怪しい装置を使ったせいで、 とんでもない展開に。ランプ点滅シーン(ポケモンのアレとは無関係)には大爆笑。 やりますな。こういうギャグは大好きだし、その直接的ではないセンスも良い。 後半、BGMが荘厳な映画版モードになってしまった点にも笑。

脚本は藤田伸三。

2月23日(月)

ゼブラーマン ★★★★☆

先週観た。イオンシネマワンダーにて。 いつものことだが、映画は、できるだけ事前情報を全く集めないで観るようにしているが、ゼブラーマンは特にその方が面白さ倍増だと思う。 特に、公式ページとかは見に行かなくてよかった。あれはネタばれしすぎ。

そんなわけで面白かった。中盤までは特に。 なんか私のために作ったんかーと思うような映画だった。 そこまでやるか。…ってゆーか、ネタ的に一般の客捨ててないか? そんな思いを抱きながら観ていた。

東映特撮ファンは資料的意味からもこの作品は観ておかねばならないと思う。 で、いつか、特撮ファンの人達との雑談で、ゼブラーマンの話をして、 観なかった人をいぢめるのだ(おいおい)。

まだ上映中ということもあり、あんまりネタばれしない方が いいかもしれないので詳しくは書かないけど、とりあえずちょっとだけ。

まず、CG技術は必要最低限なレベルだったという印象。 せっかくの劇場公開作品であり、せっかく東映が作ったというのに、 この作品には映像技術的な目新しさがなさすぎる。 特に敵の描写がちっとも面白くないのが不満。 そういう点では、東映戦隊シリーズよりも、志が低いかもしれない。

ま、観ればわかる事だが、基本的には、技術のことをどうこう 言う作品ではないから、作品全体として、映像技術に目新しさがない事が、 それほどマイナスにはならないけど、でも、もう少し何かあっても良かった。

この映画、きっと、アメリカのあの映画を観て思いついたんだろうな。 あっちはアレをネタにしてやってみたわけだが、日本にもいろいろあるし、 何か出来ないかな。待てよ、日本には東映があるぞ。 そういう経緯で作られた映画なのではなかろうか。

ま、大作ではないけど、お薦め。マイナー系が好きな人は特に。 北京原人のような大馬鹿なものを作るよりはよっぽど健全な方向だ。 浅野さん最高だし。「注意」には爆笑したし。しかし、 こんなの東映がやっちゃずるいよ、 自主制作でパロディ作ってる人達の立つ瀬がなくなる(笑)。

物語的には少々整理が悪い感じ。あれとかこれとか(ネタばれするから書かないけど)。

ところで、公式ページに凝ったコンテンツを用意して、 いろいろビジネス広げようとしてるみたいだけど、あんまりやりすぎると、 なんだか、陳腐化しちゃいそうで心配だな。 こういう作品は、もっと引き際がいい方がいい気がする。

なんだか結局いろいろ書いてしまった。 時間もなくなった、次回は何の感想書こうか。今日借りてきたGI Finalシリーズか、 デカレンジャーか、さてさて。

2月22日(日)

モンキーターン ★★★★★(平均)

結局、今日残りの4話を見終わってしまった。 見始めると面白いので止まらなくなった(笑)。 もしかしたら、今期、私にとって一番面白いアニメかもしれない。 カレイドスターかモンキーターンか。 でも、このアニメ、もしも河合克敏の原作でなかったとしたら観なかった可能性大。 まずいまずい。

そんなわけで、まさか、このページで、 高校の先輩が原作のアニメの感想を書くことになるとは、 あんまり考えてなかったな。帯ギュのアニメ化には少々期待していたけど、 タイミングが悪かったし、その後、モンキーターンの連載が始まったけど、 競艇漫画のアニメ化というのも、難しいかなと思っていたし。

ちなみに、私が東映特撮に結構ハマったのは、何を隠そう河合克敏氏の影響なのである(前にも書いたかもしれないが)。 高校時代、所属していた部活で、彼が友人と共にサンバルカンの事を 熱く語っていたものだから、その影響で見始めて、すっかりハマってしまったのだった。 それにしても、戦隊シリーズがまさか今も続いているとはねぇ(笑)。 それよりも、あの頃は、河合克敏氏がこんなに活躍する漫画家になるとは、 夢にも思ってなかった。当時からほんと素晴らしい先輩だった。

それはともかく、まずはこのアニメの全体的感想から。 とにかく、見事に原作の雰囲気をアニメ化しているなと感心。

特に、3DCGがすんばらしい。 競艇というのは、似たような形のボートが競争するということもあり、 いかにも3DCG向きな題材。 もし、これが、競馬とか、自転車だったら、技術的難易度が著しく高くなってしまう。 自動車レースも3DCG向きだが、これは、色々なところですでに作られているので、 目新しさがない。そんなわけで、よく考えてみれば、競艇ほど3DCG技術を生かすのに、 合った題材はほかにあまりないのかもしれない。

で、その得意な面を最大に生かした映像作りが出来ている。 特に背景との合成とかが見事。船の生々しい動きもすばらしいし、 カメラワークも最高。レースシーンは非常に見やすい上に、 時々、早くカメラを動かしてみたり、傾けたり、 映像に程良いアクセントを与えているし、 テレビ中継では不可能なショットも作れるのえd、 実際の競艇のテレビ中継よりも迫力がある。

3DCGを使っているアニメ作品は、現在少なくないし、 年々、技術が良くなり、違和感もなくなっているが、そうはいうものの、 こういう技術を使うと、どうしても、これ見よがしな感じになる事が多い。 モンキーターンの場合には、そういう感じがない。3DCG技術の高さにではなく、 3DCGが作り出す映像が持つ意味に引き込まれる。競艇レースの面白さを、 3DCG技術が見せつけてくれているのだ。すばらしい。

ま、でも、誰もが思ったろうけど、ポリゴンキャラの顔のマッピングの部分や、 人物の動きには、まだ違和感あり。こういうのは難しいのかな。 人物の粘っこい動きとかも、3DCGではまだ難しい模様。 ボートに乗った選手の激しい振動とかも、2Dで描いている部分の方が、 いい感じに仕上がっている。

3DCGの事を抜きにしても、題材として競艇を選んだのは、 ビジネスとして正解だったかもしれない。 スポンサーが競艇なので、予算的に潤沢なためか、 話数の多いテレビシリーズなのにも関わらず、 非常に豪華な絵作りができている。アニメファンとしてとても嬉しい話。

ただ、子供をあまり対象視聴者として考えることができないのが、 難しいところか。ま、以前に、競馬をネタにした漫画もアニメ化されてたけど、 競馬ほどはメジャーではないので、深夜アニメということになったのかもしれない。 午後6時とかの枠で放送したら、女性ファンも結構獲得できる気がする。

競艇は、その映像にも迫力があるし、メカの話もできるし、 私もそうだが、視聴者の大半が知識がない分、 競艇についての知識をアレコレ聞いているだけでも面白い。

それにしても、河合氏のデザインしたイカしたオッサンキャラに、 麦人、青野武など、すばらしい声優陣が命を吹き込んでいるのには感動。 ありさタンも最高、根谷美智子うますぎ。惚れちまいそう。 そして、そして、高野直子声の青島タンの今後の活躍も大いに楽しみ。

…ってことで以下、各話の感想

第一話。★★★★☆。いきなり競艇学校卒業レースのシーンから始まる。 競艇選手になることを決意するまでの部分は、回想として挿入。 原作では丁寧に描かれていたものがおもいっきり省略されているが、 それほど無理のある省略でもなく、一気に卒業まですっ飛ばしたのは、 アニメシリーズ化するためには正解だったかも。

第二話。★★★★☆。レースの3DCGシーンの迫力にくらくら。 物語的には、モンキーターン禁止の卒業レースで、モンキーターンを使っての勝利の話の収め方に少々違和感。

第三話。★★★★★。デビュー戦。転覆シーンの映像が最高。 あのあっけなさはいいなぁ。レースシーンも、ますます迫力が出てきた。

第四話。★★★★★。弟子を取らない理由の話。第五話につながる丁寧な描写。 「帯をギュっとね」の時もそうだったが、河合氏の描く物語には、 キャラ同士を衝突させるにしても、どこかあっさりした感じがある。 この回は、その特徴が顕著に出ている回だと感じる。

世の中のスポーツをネタにした作品の中には、話を盛り上げようと、 激しい感情表現を伴う対立シーンがあるものも少なくない。 その熱さに心をうたれることももちろんあるのだが、 一方で、そういうシーンが、時として競技自体の面白さをぶち壊してしまう事も 少なくない気がする。この作品は、競艇というスポーツ自体の面白さを壊すことなく、 人間ドラマをうまく作っていると感心する。

第五話。★★★★★☆。この回は特に熱い。特にレースシーンは手に汗握る。 自然河川を使ったコースの映像感も素晴らしい。 もちろん、麦人の演技は最高。

第六話。★★★★★。新鋭リーグ、まだ話の導入部なので、 少々地味な感はあるが、選手達の勝つためのいろんな駆け引きの描写が、 リアリティがあって、非常に面白い。

なんか結構長文になってしまった。デカレンジャーとゼブラーマンの感想とかは、 後日。感想を書きたくなる作品がいくらでもあるのだが全部書いている余裕がない。

2月21日(土)

GUNSLINGER GIRL ★★★★☆(平均)

三橋加奈子ファンということもあり、事前に原作は読んでいたけど、 なんというか凄い作品。美しい背景は、スタッフロールに背景スキャンとあるから、 写真からおこしているのかな。綺麗に仕上がってる。

で、やはりキャラ描写が丁寧だな。登場人物、なんでもかんでも喋ったりしないで、 シンプルなリアクションで各キャラの気持ちを描写をしているのが良い。 本人がどう思っているか、観る側の判断に任せようとしている気さえしてくる。 作画はとにかく気合い入ってるし、すごい作品。

でも、やっぱ、私はバイオレンス系は苦手なんだよな。三橋加奈子が出てなきゃ、 絶対に観なかったと思う。それは、ハンター×ハンターから始まっている。 なんだか、三橋加奈子によって、私のアニメ番組の視聴の方向性が、 変えられてしまっていくという感じなのだ。そして、これらの作品から受ける影響は、 決して少なくない。 こういう作品が好きになったかというとそれは違うのかもしれない。

第一話★★★★☆、第二話★★★☆/△。両方とも武上純希脚本。 原作を二話に分けているが、第二話は、一話のシーンを、 ところどころで丸ごと流用しすぎていて、なんだか観ていて少々混乱する。 第一話は悲しい描写でまとめ、第二話は明るく収めるというやり方自体は悪くないが、 同じシーンをやるとしても、同じ絵を使わない方が良かったのではないか。 第二話の階段を昇るシーンの演出意図がちょっとわからない。

第三話★★★★☆。武上純希と植野慶子脚本。 三橋加奈子演じるリコがメインの話。三橋加奈子ファンとして、 なんだかずいぶん待たされた気がする。

なんとも残酷な話を、実にあっさり描いていて、独特。 そういう作風を私が好きかどうかは別として、 なかなか新鮮な(うーんいい言葉が思いつかない)やり方。 リコの発する言葉に、撃った事を気にしている気持ちは含まれていなくても、 やはり涙は出ているのである。

それから、撃たなければ仕方がない状況までの、丁寧な事情の積み重ねや、 そこに至るまでのテンポとかが見事。 ヘンリエッタとジョゼ、リコとジャンの関係の描き分けが面白い。

待望の三橋加奈子の演技は、今までの彼女になく独特。 暖かいような、機械人形のような…。

第四話★★★★☆。筆安一幸脚本。第三話脚本の植野慶子ってやはりうえのけいこだよな。 ふでやすかずゆきも漢字になってるけど、この作品では、 脚本家名を漢字で書くのが決まりなのだろうか。で、今回はトリエラがメインの話。 トリエラとヒルシャーの関係描写も、やはり他の義体との対比が良く出ていて見事。 生理という設定を実にうまく使っている。原作者は、 よくもまあこんな話思いつくものだ。 マリオとトリエラの父の事情が、言葉だけで説明されていたので、 少々頭に入りにくい気がした。

仙台エリ声のちょっと生意気な感じがトリエラに非常に合っていると思うのだけど、 なんか、気のせいか、終盤は、妙に素直な喋りになってたな。

2月19日(木)

手が回らない

未見アニメを消化する日が続く。感想が追いつかない。 とりあえず、GUNSLINGER GIRL レンタル4話分を見終わる。 テープメディアがすっかりめんどくさくなってる自分に気づく。

それから、ようやく、高校の先輩が原作のモンキーターン視聴にも着手。 でも、まだ4話残り。SDガンダムも結構面白いので感想書く予定。 小説書きに手が回らないや。第9話+第10話の終盤部分で頓挫したまま。

1月末から、HDDレコーダーを導入したので、視聴効率が飛躍的に良くなっている。 ADAMS-EPGによる電子番組表のおかげで、深夜アニメの録画忘れの心配も少なくなり、 そして、一つのアニメを数話まとめて観るという事が多くなった。 見終わったものは、削除か、整理してDVD-R等へ。

それにしても、内容の濃いアニメは頭が疲れる。モンキーターンとか、 GUNSLINGER GIRLとか、面白いけど、色々と緻密で参る。 何かの試練のような気がしてきた。

最近ぐだぐだ状態の多いデジキャラットとか、 菊丸が今更何舞い上がってるんだよーのテニスの王子様とか、 お気楽演出のSDガンダムとか、いつも楽しそうだなーのハム太郎とか、 感想とか書く事を何も考えず、軽いアニメに逃避したい。 ついついそう思う日が多くなった(何かが間違ってるぞ、何かが!!)。

17日の書き込み。曜日が間違ってたよ(苦笑)。

2月17日(火)

B伝説ビーダマン ★★★☆(平均)

予想通りというか、やっぱり話数を重ねて、面白くなってきた。 キャラ描写が丁寧で結構ハートウォーム系だ。

「友情はどこへ」★★★☆。 旅を共にしてきたグレイが突然に裏切る話。 グレイがヤマトを裏切らなければならない事情は、ややありがちだけど、 演出的にはなかなか盛り上がる。

「伝説を求めて」★★★☆。 金田朋子声キャラ、ツバメくんが本格参入。金田の男の子声は、抜群の破壊力。 素晴らしい。師匠に与えられた○と△を書かせる試練が、 その後の突然の襲撃に役立つという展開までの流れも良く、 これまたいい話。構図的にも面白いシーンが多い。

「過酷な試練」★★★★。 この回の演出は熱い。ヤマトとツバメくんの友情がさらに深まる。 展開的には少々強引だが、いろいろ盛り込んで楽しい。 石像をビーダマンで破壊していくシーンの映像の勢いが良い。 金田朋子はさらに調子が出てきた。

そして、間宮くるみ声キャラ再び登場し、次回は合流か。 金田&間宮という二人の豪華先進声優による伝説が、 ここにいよいよ始まる(おいおい)。

2月12日(木)

探偵学園Q (今回)★★★★★/いやんばかん,(その前)★★★☆

以下、ネタばれ含む。今回は金田朋子強化月間の恐らくピークとも言える話。

このアニメは、基本的には探偵モノと言いながら、 桑島法子キャラにあーんなことをしたり、させたり、こーんなことを言わせたりして、 顔を赤らめさせるのが目的の作品なのであるが(おいおい)、 桑島がやれることにはいろんな意味で限度というものがあるし、 桑島は桑島でいいが、それだけでは物足りないと感じつつあった貴兄のために、 即効性のある劇薬「金田朋子」を用意してみた…という訳だ(めちゃくちゃなこと書くな)。

まずは根暗系な眼鏡キャラで、1つの殺人事件物語にゲストキャラで登場。 アニメ声なキャラだけに実はアニメだったという話(この意味は、 本編観ないとわかんない上に、見る前にこれを読んでしまったら、 激しくネタバレなので、オレって人が悪いなぁって思う←なら書くなよ)。

金田朋子も予定通りのなよなよな演技をしてくれたし、 物語もそこそこユニークなトリックで盛り上がる。ファン的にも結構満足だったろう。

その殺人事件は解決し、金田朋子はここで終わりかと思いきや、 引き続き今回も突然登場。…てゆーか、いきなり全然違う姿だしぃ。 …ってゆーか、いきなり探偵学園のメンバーに編入かよ。 捜査権を持つ探偵にそんなに簡単になれるものなの? 別に前回鋭い謎解きしたわけでもないのに?

金田朋子だから特別なのか? そうなのか? それなら全然かまわないのだけど(おいおい)。

で、さっそく、桑島、雪野含めのオンナノコ三人組で、 どうでもいい事件の現場に向かうのだが、移動手段は混雑する通勤電車。 満員列車にミニスカオンナノコでのお約束事項といえば…。

え、おいおい、本気かよ。え、そこまで描写するか。しかも、 そんなことを言わすのか。おいおいおいおい…!!

ちなみに、名古屋は早朝放送なのだが、朝っぱらからこんなハードな 描写をやっていいのだろうか。 映像的にも、セリフ的にも、オンエアぎりぎりのレベル。 テレビ東京だったら、深夜でもアウトだ(笑) 金田朋子ファンは、予想外のハードな展開に、完全に鼻血ブー状態。

それにしても、こういう役させたら、右に出るものはいないだろうとまで言わせた(誰にだ?)納谷六朗を使うとは、解ってるというか、解りすぎているというか…。

そこからはアリバイ崩し話なのだが、まず、桑島キャラが、 「私は瞬間記憶能力者なんです。その事はNASAや、 音響研究所の鈴木松美さんも証明してくれてます。学会でも…(以下略)。ですから、 私の記憶は絶対です。そいつが絶対犯人です(一部意訳あり)」とデタラメな主張。 さすがは桑島だ、我々の期待を裏切らない。

当然そんなメチャクチャな話は、駅員にも犯人にも取り合って貰えない。 仕方ないなぁということで、その後、彼のアリバイ崩しのために、 実はあの時、こんな事があって…などと、桑島キャラと雪野キャラが、 当時の状況、実はにわか雨が降ったんだとか、 …という事をいろいろ思い出す。

すす、すいません。新明解は、金田朋子声キャラの人の、 微妙な雰囲気や顔の表情とかが、 完全にストライクゾーンだった事もあって、周囲の状況など、 半分どころか、全然ちっとも、さっぱり、全く記憶してませんでした。 こんな私は、桑島法子と雪野五月の二人に、冷徹に脳内罵倒されるべきでしょうか?

つまりですな。このエピソードは、探偵モノなんだから、視聴者は謎解きのために、 その時の細かい状況はちゃんと覚えておかなきゃいけないのに、 あーんなシーンやこーんなシーンに見とれて、 すっかり忘れているというアニオタ、声オタのバカさぶりを あざ笑う(…というか、見ている人が自虐的に笑う)作品なんですね。やりますなー。 その手がありましたかー(半ばヤケクソぎみに)。

その後、アリバイ崩しの最中に、冷徹雪野キャラに、金田キャラは、 何があったか詳しく解説しろと詰問され、あーんなことがあったとか、 こーんなことがあったとか、たどたどしいあーんな声で説明していたが、 これまた鼻血ブー。やー、全く信じられないアニメ。 カレイドスターと同じ日には感想は書けません(爆)。

脚本は高橋ナツコ。 こーんな話だけど、脚本的にもよく練られている傑作。 裏読みしなければ、一見まともなエピソードに見えないこともない(笑)。 冒頭の色々と思わせぶりな演出も面白い。

2月11日(水)

ふたりはプリキュア「闇の攻撃」 ★★/△

第二話も引き続き薄めの内容。悪の側の説明と、長々しいアイテム描写、 かっこいい男の子との出会い、それから、味方側の説明を淡々と。 そしてバトルシーンを入れたらもう時間がなくなった。

まず、カードスラッシュしたら、キャラの食事になるってのは、 あまりにもおもちゃの宣伝に傾きすぎだよな…。ま、いろいろ仕方ないん だろうけど、そういう時に、アニメスタッフっちゅーもんは、 大きいお友達を笑わせるような、何かうまい言い訳でも考えて欲しいもんだ(おいおい)。

味方側の説明も「ずっと平和に暮らしてた」一辺倒なのは、いまどき古い気がする。 少々もめ事を起こしながらも、まずまず平和にってとこが妥当なとこじゃないかなぁ。

一方の敵側、悪ではないの悪の人、高橋広樹はハマり役ではあるけど、 家電品に乗り移るとか、普通過ぎるよな(最近の作品では、 プラスターワールドとかが最初そんな感じだったわけだし)。 なんかもっと奇抜なアイディアないのかなぁ。

今回も、アクションシーンは、キャラが空中飛びまくりで、 なかなか気合い入ってて迫力がある。

カレイドスター (前回)★★★★☆,(今回)★★★★★

前回「ポリスのすごいプロポーズ」は中瀬理香脚本。少々荒っぽい話作りだが傑作。 なかなか告白できずに悩むポリスとケンのコミカルな描写を重ねながら、 徐々にテンションを上げて、最後はそらのアクションシーンで盛り上げる。 命綱なしの本物のアクションに驚き入る銀行強盗の人の描写とか、 演技が終わって残念がる警察署長とか、面白いシーン満載。

今回「笑顔のすごい発進」は平見瞠脚本の傑作。これぞアニメーション。

「争いのない舞台」というそらの理想を実現するにはどうしたらいいのか。 今回のエピソードは、それに対しての、論理的な答えを出してはいるとは、 まだ言えないが、でも、映像を見ているうちに、なんかそういう理想世界があるかも、 しれないという気がしてくるのだからすごい。

あなたにとって必要なのは、笑顔の重みを知ることよ。

レイラが言ったこの「笑顔の重み」を、言葉ではなく、 後半の迫力ある映像が見事に描いている。

そらの元気な迫力ある演技、それを観て歓声をあげる観客。 そして、それらを新鮮な驚きと共に冷静に見ながら、、 過去を振り返り、そして、今、自分にはなかった何かを掴もうとしつつあるアイ。

そして、冷静のそれを観るアイの視点は、観客の側ではなく、演技の側だから、 演技を見上げる子供の笑顔を、アイが上から見ながら考えるという面白い絵ができた。

いくつものエピソードを重ねてきての見事なまとめ方。 これでもう何か全部何か描いちゃってる気さえしてくるが、 さてこの先どうなっていくのだろうか。 レオンのエピソードはそれほど面白そうな展開にならない気もするが。

ミルモごうるでん ★★★★(三話とも)

先週「超あやうしミモモショップ」は、(実は悪の)商売人ミモモが、 事情があって不在なので、かわりに高田由美声系どんくさキャラが営業をするが、 商売敵のカモモの声が、悪の商人桔梗屋の緒方賢一なので、 当然勝てるわけもないという話。

倒産しそうな状況で子連れのミモモ(柚木涼香)帰還。 不在の理由はどうやら出産の模様…って、 ミモモってオスじゃなかったのかよー。そんな感じのツッコミもありで、 説明に窮するミモモの描写もありで大爆笑。 アニメってものは、脚本書き始めから結構時間をかけて作られるものなのに、 ちゃんと声優の戻ってくるタイミングとか計算して話を作ってきたのか。 おそるべき工程管理。ごうるでんだからこそなせる技なのか?

で、今週は二本立て。前半は間宮くるみ声のパピィがハム太郎にしか聞こえないが (おいおい)、なかなかキャラ描写がかわいい。 ムルモがアロマという娘と婚約しそうになって、 喧嘩しながらも思いを寄せる幼なじみのパピィが大いにあわてる話。 この手の話には珍しく恋のライバルアロマが、本当にいい娘として描写してある。 声があの望月久代なので、きっと後で豹変する展開が …という大きなおともだちの大半の予想を裏切るための作戦か(←おいおい)。

二本目は妖精達が温泉に行ってまったりする話。 物語の流れ的にはたいしてヤマもなくって感じだが、 妖精がいない状況での各キャラの描写がいろいろ楽しげ。 特に跳び蹴り楓たんが激燃え。このアニメは、楓たんほかの女の子キャラが、 その可愛さに遠慮しないダイナミックなギャグアクションをしてくれるのが良い。 特にこの回は楽しい絵が多かった。

2月10日(火)

木下菜穂子 ★★★★★

声優グランプリ3月号にサヴァイヴの出演声優の対談が掲載されてるんだけど、 とにもかくにも、木下菜穂子さんがキュートで激燃え。 こんな姿であんな声なのか。おいおい、私を悩殺するつもりなのか(おいおい)。 もし、三橋加奈子さんのファンページを作ってなかったとしたら、 うっかりファンページ作りかねないって感じだな。

「木下菜穂子」で検索しても、本人について、言及しているWebページは、 まだ少ないみたいだけど、青田買い(意味不明)するなら今がチャンスだと思うぞ。

昔の新明解氏なら、きっと、

もー、みんな、全然わかってないんだからぁ!

…となどと、片手をぶるぶるふるわせながら、熱弁することだろう。

2月5日(木)

ジャポニカ王子学習帳

ジャポニカ王子とポポ姫のイラスト付の学習帳、確かにどこかで見た記憶があるのに、 ショーワノートのCMをいくつか見ても、そんなの出てこない。 おっかしーなと思ったら、なんと、学習雑誌「小学一年生」の付録だったとは…。 ポポ姫の中の人(←中の人などいない)のファンとしては、 これはゲットしなければならないのだろうか。

それにしても、キャラデザも秀逸だし、ショウワノート公式サイトの漫画も楽しげなので、 アニメ化にも期待したいなぁ。ショウワーノート単独ではさすがに無理でも、 スポンサーとして、小学館もアリなら、可能性もあるかも。

ポケモンAG ★★★☆(先週),★★★★(今週)

先週は覆面ポケモンバトラー、ファントムの話。 昔はあんなにキュートだったのに、 すっかり変わり果ててしまったリアリティのあるママに少々笑。

今週はポケモンコンテスト。1次審査の様子がいい感じ。 ここはコンテストっぽい。 特に、悪に走らず、真っ向勝負のムサシがかっこよくてキュート。 その後の対戦の方は、通常のポケモンバトルとの差があんまり出てないなぁ。

それにしても、運任せの猫の手連発に頼る安易なハルカが、 結局勝っちゃうのって、やっぱ納得いかんなぁ。 そもそも、ハルカは吹雪を失敗するなど、 ミスの多い中での勝利なので、今回のコンテストはレベル低めだったなぁという 印象を持った。

それと、ファントムの中の人の少年キミマロに、 ママが決してポケモンを与えなかった理由が、自分が、子供の頃、 勉強のために、大好きだったポケモンから引き離され悲しかった為だというのは、 少々話としては強引だった感じ。 ママがキミマロのバトルを応援するシーンなど、演出的には、 いい感じに盛り上がっていったとは思うのだが…。脚本は十川誠志。

今回のコンテストもやっぱり司会はビビアンちゃん(声:高田由美)。 やっぱり、高田由美はいいねぇ。

2月2日(月)

ココログページを作る

私はNifty会員なのでココログ利用は無料なので、 とりあえず、開設してみた。 いろいろページを増やすと、どこに何を書くかが悩みの種だが、 トラックバックの環境が欲しかったもので…。あっちは日記的に、 こっちは日々思うことをって感じかな。まだ、よくわからない。 アニメ感想の類は今まで通り、こちらに書き続けることだけは確か。

ふたりはプリキュア(新)「変身!?」★★★☆

物語的には、玩具アイテムを使っての変身悪者倒し系のありきたりの第一話。

主役キャラのおおまかな説明の後、マスコットキャラが現れ、 露骨すぎるほどにアイテムを紹介、そして、唐突に悪が現れ、第一話から、 いきなり変身して戦う。それにしても、最近のこういう類の作品って、 どうして、これほどにありきたりな展開にしかできないのか。 こういう物語構成がやっぱり最善解なのだろうか。

そして、こういうものが、商業的には一番そこそこうまく行っちゃう 悲しい現実が背景にあるのかな。対象視聴者の子供は常に入れ替わり、 基本的にはいずれ卒業し(笑)、飽きるということはないから、 何度も繰り替えすルフランを〜というわけか。

不景気だし、バンダイ女児系アニメの主軸で、あまり冒険はできないって ことかな。ナージャって商業的には失敗だったのかな。

まぁ、ウェピーに結構はまっていた私が言うことじゃないのかもしれんけど。

結構盛り上がったおジャ魔女どれみ(あれは悪者倒し系ではなかったが) も第一話は地味だったな。 ただ、プリキュアは変身シーンが音楽のテンポとか悪くてさらにいまいちか。

キャラ的には、ゆかな声の白い方が、エンジェルリリーとかなり同じ演技。 まー、ウェピー世代など、対象視聴者にはもう存在しないので、 関係ないというわけか(おいおい)。 算数の時間、教師の間違いを指摘した後、答まで言ってしまういやらしさとか、 ところどころ鼻につく行動が目立つキャラ描写がなかなか面白げ。

変身後は、決して見えないカメラ&カットワークが趣があって良い。 もう一人の方は、どこからのカメラワークでもオッケーなコスチュームにして、 激しいアクションシーンを描いて、バランスを取るわけか。なるほど。

濃い色でディテールとかがあんまりわからないように配慮しているな。 これも趣がある。 なんだかんだ言っても、ダイナミックなアクションシーンは楽しいな。

タイトルで「ふたりは」と言って、2人と決めてるけど、なんか、 増えるような気がする。

プラスターワールド「迷走+妄想=大暴走」★★★★☆

桶谷顕脚本の怪作。

「あーでもない、こーでもない、うだうだうだうだ、うーだ、うだ」

とチョーさん(…と言えば、もちろん、長島雄一のことだよ、 よい子はちゃんと覚えてね)声で走行する、 イカ足の迷走列車が登場。

マイナスター(基本的には悪者側)の人達が、その列車に乗り、 うだうだと暗闇の空間をさまよっている。 そこに、主人公達が乗ってしまい…、あーでもない、こーでもないとうだうだする話。 表向きは、うだうだしていないで決断しろということを描きたいように見えるけど、 実のところはそうでもないような。キャラのやりとりが楽しいなぁ。

こういう得体の知れない話が時々あるから、 プラスターワールドがなかなか切れない(笑)。アイキャッチが毎回楽しみだし、 長島雄一声キャラが楽しいし(今回以外も変なキャラをいろいろやってる)。

2月1日(日)

グランセイザー (前回)★★☆, (今回)★★★

伝通院先生と、涼子がいないグランセイザーなど、 真のグランセイザーにあらず…って感じ。

前回の見所は、命を捨てようとするバカ警官のシーンというよりは、 橋脚が破壊されたはずなのに、その後、何事もなかったが如く、 モノレールが平気で走っているシーンだな(おいおい)。

ロギア達はグランセイザーだけが狙いというわけではなく、 地球人全体抹殺しようとしているのだという事を理解する展開までの話作りが、 荒っぽいのだが、その話作りの強引さにも、あまり面白さが感じられなかった。

グランセイザーのやることじゃない。

今回は、携帯メールをチェックしている素人ナースの人が、 誰からのメールと聞かれて、「援助」と答えるシーンで大爆笑。 さすがは我らが素人ナースだ。

で、その援助する人、ハンドルネーム「ドクターベアー」は、 素人ナースが大人になる今の今まで、決して会おうとしなかったのに、 ずいぶんあっさり会ったのは拍子抜け。…って、そういうコトなのか。そうなのか(おいおい)。

巨大な熊のぬいぐるみを抱えて待ち合わせに現れたり、 なんだか変なおっちゃんぶりの描写はまずまず。 ただ、その後は、ロギア達に二人とも捕らえられたり、縛られたナースは、 緩い縛りであっさり抜け出したり、 この回も話の荒っぽさが面白くない方に出てしまってる気も。 まぁ、きつく縛ると何かと問題なのだろうが(←違う)。

ロギア達の変身シーンはずいぶん簡素だな。そろそろ大変になってきたのかな。 とにかく、映像のすごさの方は出来る範囲でかまわないから、 風のトライブの二人をもっと出せ。 ゆっさゆっさの人も早く帰ってこい。

サヴァイヴ (平均)★★★★

メノリの過去の話は、それまで、あれだけ何回も、 思わせぶりな鬱っぽいメノリを描いてきたわりに、 意外性のある過去の事情があまり描けてなくて、物語的にはイマイチ。 でも、いつもはタイツ履いてるメノリが生足で湖に足つっこんだり、 その後の本当は丸見えなはずだけど絶対見えないアクションシーンとか、 見所は満載。★★★★。

家が完成する回は、実は湖のはじっこで隠れながら水浴びをしてたとか、 女子部屋とか、いろいろと、 あーんなセリフやこーんなシーンやそーんなキーワードが満載で、 楽しげな話。ハワードの道化っぷりもこの回は特にいい感じ。★★★★★。

その次のカオルが勝手な事をする回は、全体的にいまいち。 どうも、各キャラがいろいろ葛藤しながら、うち解けていく話は、 毎回あまりうまく書けてないな。映像的には、シャアラが眼鏡を取ったシーンとかが、 見所だったが(…ってこの回だったっけ)。★★★。

ルナが声が聞こえるからと、突然某所へ探検しようと言い出す話。 今まではわりと普通のサバイバル物(時々かなり嘘が入ってる)だったのだが、 重力がおかしいとか、変なSFが入ってきて、なんだか、 ナディアを思わせる展開になってきた。

湖に手を入れたとき、どこからともなく声が聞こえてしまうルナの鬼気迫る描写、 電気に感電したような表現がなかなか見ごたえあり。 ガラスの仮面でのヘレンケラーの役作りをしている亜弓のエピソードを思いだしたよ。 この回はシンゴが鬱になる描写あり。そろそろその流れは飽きてきたかも。 ★★★★。

こち亀 (先々週)★★, (先週)★(三橋加奈子ファン的には★★★), (今週)★★

先々週は2本立て。市民の思い出を見守ってきた老木を、 切り倒されないように護衛していた両さんがうっかり燃やしてしまう話など。 まぁ、所詮両さんというのはこういうとこがあるのだが、 ここんとこ、両さんはいい人というイメージも強くなってきただけに、 この回は、少々やりすぎな話という気もする。

先週は三橋加奈子演じる奈緒子メインの話。 奈緒子メインは、アニメ開始後初めてということで結構期待したし、 出番が多いこと自体には、そこそこ満足したのだが、 奈緒子の弟が不良グループに入っていた本当の理由は…という展開とか、 あまり工夫を感じられない話作りには少々不満。 日頃、あまり丁寧にキャラ描写されない奈緒子がメインの話なのに、 キャラとしての面白さも少々不足気味で正直言って不満。 実はいつも出ている脇役には、こーんな面白い事情があった…というのは、 面白そうな話になりそうなんだけどなぁ。 こんなんだったら、オレに書かせろよ…とか無責任に書いてみる(おいおい)。

今週は中川が中川コンツェルンの後を継ぐかどうかという話。 対決描写とかはそこそこだとは思うが、オチがあっけないな。


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Last Modified on Saturday, 25-Aug-2007 14:20:04 JST